本書では、的を核子および原子核同士の数百MeVまでの衝突による反応に絞り、それに対する基礎的な理論の考え方、模型の導出、定式化、物理的解釈などを体系的に説明することに努め、個別的な反応の記述、実験との比較などについてはそれに必要な範囲に止めた。本書は核反応理論を初めて学ぶ人、核反応理論に興味をもつ他分野の研究者、この分野の研究者でもう一度基礎を振り返って見たいと思う人などを読者として念頭に置いている。
KYTとは?…K(危険)Y(予知)T(トレーニング=訓練)。本書では、イラストを見て考える、感性を刺激する医療事故防止に役立つ最高の実践的トレーニング法を解説。
長期停滞。はたして日本経済は持続可能か-官界・金融界で大反響を呼んだ特定会員向け金融情報サービス上の知的格闘を公開。内外の知性31人によるこの論争の見取り図を序章に付す。
和歌のリズムを決めるのは何か。なぜ、西洋詩においては隠喩が重んじられたのに、和歌においては掛けことばが発達したのか。なぜ、日本の詩歌は個性を禁じる方向へ進んだのか。作者の無意識が作品の構造に反映されることはあり得るか。
寂しさを抱えた中年男と若い女。偶然の出会いのはずが、互いの過去の恋愛が交錯しはじめる…。男と女の運命の不可思議と性愛を描く濃厚な恋愛小説。
なぜアメリカの「一極支配」はあり得ないのか?なぜ日本は「アメリカ依存」ではやっていけないのか?35の「疑問」について、平易かつ明解にレクチャーする、強靱な思索の結晶としての「アメリカニズム」批判。
弱冠23歳の衝撃的なデビューから80代半ばまでの約60年間、デザイン界の第一線を走り続けた河野鷹思。1930年代半ばには、すでにデザイン界の頂点に達し、戦後、グラフィックデザイン中心に移っていくさまをたどる。
本書は、鉛フリーはんだなどのテーマについて100項目を選び記述したものである。
イタリア語がさまざまな分野で身近な存在となり、独習用の参考書は書店に所せましと並ぶようになりました。が、大学などの教室で使うための教科書は、あいかわらず不足気味、というのが現状です。そこで、本書の改訂をようやく実現する運びとなりました。大学の授業回数にあわせた「全13課」プラス「補遺」という全体の構成も、各課4ページで文法事項ごとにまとめた形式も、すべて初版と同じですが、今日にそぐわない内容を修正するとともに各課の分量を調整して全体のバランスを改善し、練習問題を刷新しました。13課までで初歩のイタリア語は習得できるように配慮し、それ以外の文法項目は巻末に補遺としてまとめてあります。
いつも机の上が雑然としている多すぎる情報を処理しきれない目の前の仕事に追われて時間が足りない…。整理・ファイリングの壁を心理学的に分析し、打ち破るための「10の習慣」。
本書では、67の祭りを、山車や神輿が主役の祭り、とにかく豪壮で男たちの姿が美しい祭り、おもに優雅で官能的な祭り、踊り好きにはたまらない祭り、「え!こんなものが…」と驚くような変わった祭りの5つに分類して紹介している。
地と祖に代々挨拶をなす為、言葉を受け継ぎ来た者の書。奉書に位置する物としてある。句歌集。