学校は精神医学に何を求めているか。精神医学は学校にどうかかわるのか。人のメンタルヘルスに多大な影響を及ぼす学校。学校におけるメンタルヘルスの問題に貢献する精神医学。前号に続き本号でもこの問題に鋭く切り込む。本号では、思春期・青年期の問題行動と学校精神保健、セクシュアルマイノリティへの支援、薬物乱用防止教育、中高一貫校における生徒のメンタルヘルス、精神障害のある生徒への進路指導、高校中退者のサポート、学校と精神科医療の連携、精神科校医の役割、教師のメンタルヘルスなどを取り上げた。学校における精神医学の重要性がわかる特集。
GOING UNDER GROUNDのメジャー・デビュー後にリリースされた21枚のシングルとインディ時代の名曲を収録したシングル・コレクション。彼らの身上である切な系ポップがたっぷりと堪能できる。
思春期の精神医療に打ち込んできた著者が、豊富な診療体験をもとに読み解く思春期のこころの病理。その背景に立ちあらわれるのは、日本人の人間関係、日本の家庭・学校・社会に底深くひそむ日本の病理だ。だれにもわかる言葉で、思春期の精神医学について総合的に叙述した初めての本。
本書は、長年多くの子どもたちの心理治療に携わってきた著者が、その経験を生かし、小児心身症を子ども特有の世界から臨床的にわかりやすく解説したものである。
これからの精神保健はどのような視点で何を目指すべきか。本書は、その基本的指針と具体的実践への手掛かりを明らかにし、実践のために最低限必要な精神医学的知識(精神疾患への理解)、臨床場面における技法、そして障害・地域保健に対する適切な心構えを懇切に説いたガイドブックである。
種々の原因により不登校に陥って苦しんでいる子どもたちと、学校、家庭、相談・医療機関との連携を通して臨床家として粘り強くかかわった5例のケースを収録。
エドワード・バッチ博士が発見した安全で副作用がなく、使いやすい癒しの治療薬。自傷行為、夜尿症、ゲーム中毒、いじめ、チック症、アトピー、喘息、障害児の子供の心を癒す、親の幼児虐待、青年期の非行を徹底的に分析して治癒へ…。バッチ・フラワー・レメディーは、どこに住んでいても、どんな時代に生きていても、すべての人に役立つ時代を超越した「癒しの体系」です。
子供市場で勝つためのマーケティングバイブル!心理学博士でマーケティングコンサルタントの著者が、年令差・性差・アピール度・キャラクタ作りのコツ・ネーミングその他手法や手順を多くの具体例でわかりやすく語る。
第2版では、次のような点に留意して改訂を行なった。データをなるべく最新のものに改めた。厚生省で「成人病」を「生活習慣病」として基本的な考え方に変化が生じたので関連箇所を改めた。第2章の発達理論の項に、看護学校教育において古くから活用されているハヴィガーストを追加した。最近大きな社会問題となっている、児童虐待、家庭内暴力、老人虐待などについて、それぞれのライフサイクルの中に書き加えた。
本書においては、女性における思春期青年期発達に特有の傾向や課題を改めて振り返ってみることができればという視点から編集を試みた。女性と思春期というテーマは幅が広く、どういう角度から考えてみればいいのか、当初は考えあぐねていた。たとえば、特に身体的成熟に伴う内的な混乱や不安定という、いわゆる早期の思春期年代における心理的課題もあれば、親分離や異性愛関係の達成。アイデンティティの確立という、より青年期的な精神発達の課題もある。あるいは、思春期それ自体の視点もあれば、成人の内的世界における思春期的な心性をめぐる課題もある。そのすべてを網羅しようとすると際限がなくなるので、最終的には、内容についての制約を排し、事例を提供してくださる先生方に自由にお書きいただくことにした。
茶華道における「道」が一般カウンセリングにあるとすれば、学校カウンセリングは格闘の「技」が求められます。学校という組織および学校教育という構図の枠内で進められる作業であり、したがって、さまざまな職種の人が関わる複雑な人間模様となることが多くなります。本書では、スクールカウンセラー、養護教諭、臨床心理を学んで生徒カウンセリングを行っている教員、精神科医と、職種にして4種の職種により構成しました。
糖尿病の患者さんや家族へ療養指導していると、いろいろな質問や疑問にうまく答えられず悩んだり迷ったりしたことは、医師に限らずあらゆる医療スタッフが経験されていることと思います。本書は、普段の診療時に医師、看護婦、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、運動トレーナーが患者さんや家族からいろいろ質問された中から116問の質問とそれに対する答えと解説、ポイントをまとめたものです。