母子保健学を図表で解説したマニュアル。第1章の母子保健概論から第19章の小児期の疾病異常と対策まで19のテーマに分けて全て図表でまとめた。第4版の改訂にあたっては総合的な子育て支援の実践の確立を基本理念として保健領域のみの活動でなく医療、福祉、教育領域との連携をはかり、近年問題とされる虐待対策等についても追加した。巻末に事項索引を付す。
今、大人は子どものために何をなすべきか。同年出生の1市全数児2000名の6年にわたる調査より浮かびあがる現代日本の子どもの実像。
本書は、1章で形式や定義を述べるとともに、フロイトやビンスワンガーやジャネ,エー,クレッチマーの説もとりあげ、最後に「妄想主題(内容)の意味」を論じている。2章から7章では、思春期妄想、中年期妄想、恋愛妄想、嫉妬妄想、分裂病の自殺、うつ病の迫害妄想にわたる多数の自験例を、考察する。
第2巻には児童・思春期の臨床的・治療的な観点から書かれた論文を収めた。
膠原病などの免疫疾患を専門とする病院や他のクリニックより紹介された患者の精査、診療を行ってきた各症例について代表的なものを選んでまとめたもの。
青年期の家庭内暴力や思春期やせ症など、あるいは対人恐怖症や境界例などに対する関心が、近年臨床家のあいだで高まっている。その趨勢に応えて初版では、経験豊かな12人の臨床家がそれぞれの疾患にアプローチする技法を公開した。今回の増補版では、昨今増加が著しい過食症や学生アパシーが加えられた。また、ロジャーリアン、エンカウンター、森田、精神分析の各立場からの技法論が新たに加わった。
認知行動療法、弁証法的行動療法、家族療法…ティーンエイジャーのうつ病患者に対する有効かつ最先端の治療的アプローチを解説。
「喪う」という経験に伴う痛みや悲しみを引き受けること。患者の「対象喪失」に迫る。
クロザピンの優れた効果を最大限に発揮するために。最新のガイドラインに基づいた臨床ガイダンスを通して、導入から副作用への対処の仕方まできめ細かく解説。統合失調症臨床への情熱を持つすべての方へ贈る必読の書。
甘詰留太の原作を清水厚監督で実写化した“SMラブ・コメディ”。優等生のナナと童貞男のカオル。幼馴染みの二人が、ふとしたことから互いの性癖を確認しあう。その日を境に、ナナとカオルの秘密の日々が始まる。