大切なことは、子どもたちを「理解しようとする」姿勢です。長年、さまざまな問題を抱える思春期の子どもたちの相談に乗ってきた著者の現状と対応への提言。小児科医をはじめとする医療関係者、保護者、教職員へ。
人が外傷と自己の存在との闘いのなかで表す病、解離性障害…そしてトラウマ、虐待、自傷、倒錯、絶望。ひとりの精神分析臨床家がこころの真実に挑んだ。
養護教諭として、保健室で、思春期を生きる生徒たちの悩みと長年向き合ってきた著者は、教室では「からだ・こころ・性の学習」に積極的に取り組んでいます。成長による変化を自ら知り、心身の成熟を喜べる感性をつちかうことが生きる力につながると考えるからです。思春期をより豊かに生きる知恵や考え方をアドバイスします。
GOING UNDER GROUNDのメジャー・デビュー後にリリースされた21枚のシングルとインディ時代の名曲を収録したシングル・コレクション。彼らの身上である切な系ポップがたっぷりと堪能できる。
インディのものも含めて全シングルとミニ・アルバムの1曲目を時系列で並べ、最後に新曲をプラスしたCD。当然キャッチーな曲オンリーだが、メロディに磨きを掛けながら不変なのも凄い。各曲のクレジットやジャケ写付きのディスコグラフィも掲載だ。
男と女、部下と上司、親と子などで、人間関係がうまくいかない、良好な関係がきずけない。それは、対人関係からくるストレスに対処する方法を知らないから。本書では、プロカウンセラーが、身を守り自然体で相手に接するための考え方と話し方を実用心理学の面から展開します。ストレスを乗り切るスベがわかる本。
本書は、全体を思春期、青年期の2部構成とし、それぞれの段階における心理的・社会的な発達課題やそれに対応した問題、さらには心理臨床的支援について、現代的な幅広い視点から解説した教科書である。心身ともに成長著しいこの時期に出会う社会との関わりの重要性を、時代と社会の変遷を踏まえて紹介し、各段階に特徴的な問題や病理について事例を交えて詳しく解説する。また、心理療法における問題点や留意点にも言及している。
科学的に正しい知識を伝えるだけでは、若者の性に関する考え方や態度を望ましい方向に導くことはむずかしい。学んだ知識を生きる力に育むには、希薄になった人と人との関係性の中での切磋琢磨が必要である。本書には、長年若者の性に取り組んできた著者による、本質的な問題解決への途が示されている。
「フィンガー5」に夢中になり、「銀座NOW!」のために走って帰宅した放課後。江ノ島の海とあの頃のヒット曲…。かつても愛車「白鳥号」(ただし自転車)を駆っていた鎌倉のおてんば娘、アマカスリリコは、バブルの時代、アパレルメーカーのダメ社員から、マスコミ業界へー。知力と体力、そして強運で時代を泳ぎきり、いまや小説家として要注目の著者がつづるちょっとせつない、爆笑・純情・青春エッセイ。