この本には、太っているかどうかたしかめる方法、太りすぎないためのテクニック、健康的に美しくやせる方法などを、食事・運動の両面から具体的に説明してあります。かんたんでおいしく、そしてからだにもよい料理の作り方ものせてありますので、ぜひ挑戦してみてください。小学上級・中学生向。
「31歳、独身、仕事あり!」のカンナさんが直面したちょっと複雑な春。事件は“独立宣言”から始まった。書き下ろしエッセイ。
精神科医として、小児科医として、また心理相談の場を通して考えてきた「子どもの心の問題を発生させないために幼小児期・学童期において何が大切なのか、また問題の萌芽に早く気づくポイント、早期治療と心の再編成のための方策」を、この本にまとめてみた。
「性」の衝動と受験の重圧に苦悩する少年達。彼らをあたたかい眼で的確にとらえてリアルに描き、自立のさせ方伸ばし方を示します。
思春期妄想症の治療、破瓜病のフロイト、ラカン、ソシュールに拠っての検討、思春期妄想症の類型化試論、非定型精神病概念を青年期例にも有用とする見解、性の角度から行った境界例概念の再検討、笠原提唱のスチューデントアパシーのコフート、ラカンに拠った再検討など、概念と症例にたいする創見にみちたアプローチが展開される。後半では小学生・中学生の年代で問題にされてきた自閉症や、登校拒否や、家庭内暴力の、青年期における病態が論じられ、あるいは青年期に集中する性の病態が、とりあげられる。
いま、柔らかな家族主義が始まる。…これまでの家族のあり方を変革しつつある新世代の意識と行動を探るマーケティング・ノンフィクション。
登校拒否、家庭内暴力、抑うつ的無気力症、神経性食欲不振症など青年期特有の症状に対する治療では、心的側面とともに身体的側面にも働きかける必要があり、そこに漢方治療を導入することには必然性と大きな意義がある。本書では、第一線の医師21名による詳細な症例報告によって、青年期疾患の治療の新たな可能性を示している。