文章を書くことは恥をかくこと、自分をさらすこと宝物を掘り出すこと。
豊富な子育て体験と、児童心理学の研究から生まれたホンネの子育て論。
今、大人は子どものために何をなすべきか。同年出生の1市全数児2000名の6年にわたる調査より浮かびあがる現代日本の子どもの実像。
異性を見ると、心がたかぶる。自分の体つきもだんだん変わってくる。こんな十代の心や体の悩みに、きみだけに、そっと答える。
音大の名物教授が、ある女性教師の情熱に託すスーパー・エッセイ風レスナー物語。
子どもが困難に直面したときに、「これこそ私だ」と言える自分を見つける力・「人生の浮き袋」をどう準備するか。思春期を見通した子育てを語る。
おおよそ子どもを一、二人しか産まない今日の女性は、80年の生涯の中で、生殖にたずさわっている期間はわずか四、五年にしか過ぎない。それにもかかわらずわが国では、長い間、性に関する医学研究は、せいぜい、生殖現象としてのセックスや特別の性障害についてのみ行われ、情動行動として、あるいは快楽としてのセックスといった研究は、まったく行われていなかったのである。そこで本書では、生涯を通じて、科学的に性をとらえ、現代にふさわしいそのあり方を探る。
自分らしさって何?思春期は自分に出会うとき、こころは悩みながら成長する。いろいろな自分・かわっていく自分。自分さがしの旅にでよう。
思春期の精神医療に打ち込んできた著者が、豊富な診療体験をもとに読み解く思春期のこころの病理。その背景に立ちあらわれるのは、日本人の人間関係、日本の家庭・学校・社会に底深くひそむ日本の病理だ。だれにもわかる言葉で、思春期の精神医学について総合的に叙述した初めての本。