14歳の狂気は「人間形成障害」にあったー!?100万人に愛読された『母原病』の著者が提唱する心の闇を見抜く小さなシグナルと心身医学の実践。
自閉症は、生涯長期にわたって持続する障害である。治療的観点からは、各年代で起こりうる不利益を最小限にするためのケアが、そしてクライエントに対し、各世代間の連続した治療目標と実際的なプログラムが必要である。本書は、自閉症に関わる臨床家のために具体的対応のためのガイドラインを提示する。各項目は、日常臨床のごくあリふれた治療課題について、主観に走らず、たえず「自閉症とはどのような障害か」という根本的な問いを念頭に述べられたものである。また大きな特徴として生物学的視点を大幅に取り入れ、中枢神経機能への精神薬理学的治療や、知覚の病理まで論及し、後半部ではschoplerの治療活動の最新報告や、PSW活動の実際をも紹介している。特定の理論を越えた立場から、自閉症の新しい治療学を模索する試み。
子どもたちの不安やいらだちを「輝き」に変える。いま、親と教師が子どもといっしょにできること。
エドワード・バッチ博士が発見した安全で副作用がなく、使いやすい癒しの治療薬。自傷行為、夜尿症、ゲーム中毒、いじめ、チック症、アトピー、喘息、障害児の子供の心を癒す、親の幼児虐待、青年期の非行を徹底的に分析して治癒へ…。バッチ・フラワー・レメディーは、どこに住んでいても、どんな時代に生きていても、すべての人に役立つ時代を超越した「癒しの体系」です。
僕のまわりで季節が変わりつつあることを、世界が色づいていることを、こんなに感じたことはなかった気がする。そう、少女たちとの出逢いで僕のこころが敏感になった。すべてが愛しく思える。こころの中に芽生えた恋。そんな想いをみんなにも伝えたくて…。大人気ブランド“ミント”が贈る育成恋愛アドベンチャー「思春記」が、感動の小説化。
既刊「子どもの内に潜むもの」で著した子育て峠の完結編とも言うべき泣き笑い子育て論。親子の葛藤の軌跡を冷徹な目で綴る、感動の書。
10代までの子を持つお母さんへ女医からのメッセージ。拒食、過食、不登校、神経症…思春期はむずかしい!“危機の時代”を子供とともに乗り越える「子育て処方箋」アドバイス。
EQ(こころの知能指数)の高い子に育てる父母と教育者のための、こころのコーチ学。
神戸児童殺傷事件、ナイフによる教師殺人事件など、なぜ、今、思春期の子どもたちに問題行動が多発しているのでしょうか。荒れる、キレる-なぜ、思春期にいろいろな問題が生じるのでしょうか。思春期の問題は、幼児期からの育ち・育てられ方と、環境の思春期独自の自我への反映であるといわれます。そこで、こうした子どもたちの悲劇をなくすには、人間の基礎を培う幼児期の子育てや保育のあり方を問い直し、思春期をたくましく生きる子どもたちを育てていくことが、抜本的な道ではないでしょうか。それには何をすべきか!教育研究者、精神科医、子ども文化研究者、児童文学者ら専門家六氏が、各々の分野から具体的に提言する。
やせることは「魅力的で有能な女性」になるための前提条件…そんなアメリカ文化の影響をもろに受け、日本でも「スリムは善、肥満は悪」とする「歪んだ信仰」が蔓延している。拒食と過食ー摂食障害は、現代社会が生んだ成熟への、自立への不安でゆれる女性たちの病いである。
月刊「精神科治療学」にこれまでに掲載された「心的外傷・多重人格」に関する論文を収録。重要文献が満載。現在は品切となっている号の論文も含め、資料的にも貴重な論文をそのまま掲載した。
思春期のさまざまな事件や現象は、子どもからのSOS。命がけのメッセージを親はどう受けとめ、どうかかわる?心理臨床家であり、3人の子どもを持つ著者が、自らの体験と豊富な事例をもとに解き明かす。
少年時代から晩年まで、さまざまな人にあてた157通の書簡を所収。
本書は栄養士・管理栄養士養成のための教科書として編集出版。栄養学総論では人体の機能維持と栄養の関係が学習できるようになっており、それを受けて栄養学各論では各ライフステージにおける身体の特徴と栄養管理について具体的に記述。また、心身活動や特殊環境における栄養のかかわりについても取り上げている。
芸術療法は、施行するほうも、施行されるほうも、誰にでも容易にできるように見えるので、それだけによりきめ細かな注意と配慮、その基礎にある理論や心理的問題への知識が不可欠である。本書は、日本芸術療法学会によるスタンダードなテキストである。第2巻では具体的な“作法”を論じた。
三十歳近くなっても、仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす青年たち。今、このような「ひきこもり」状態の青少年が増えている。「周りが甘やかさず、厳しく接するべき」といったお説教や正論では、深い葛藤を抱えた彼らの問題を、けっして解決することはできない。本書では「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、家族・社会から成る「システムの病理」として捉える視点から、その正しい理解と対処の方法を解説する。