本書は、女性のライフスパン、特に思春期、性成熟期、妊娠・出産期、更年期という性差が最も明確に現れる時期において、糖尿病という疾患に関連して、女性特有のさまざまな質問や問題に答えるという形で進めていくものである。
何が少女たちをリストカットに向かわせるのか?いま、少女たちのこころはどこを彷徨っているのか?精神科医が綴る思春期病棟からのメッセージ。
フィクションとノンフィクションの交錯する点を掘り下げ、心の深層の知恵を示しつつ、村上春樹作品と心理療法の本質に迫る名著である。
「いまの子どもたちはよくわからない」「なぜあんなことをするのか」…こんな思いが、孫との距離を遠くしています。孫が変わったのではなく、時代が変わったのだと考えてみてください。時代を昔に戻すのではなく、孫の世界を新しい目で見つめ直してみましょう。孫育てガイドブック第2弾。
「エヴァ」とは何であったのか?なぜ思春期の子どもたちは、アニメに夢中になるのか?本書は、子どもたちのゆれる心の真実を、アニメを素材にしながら理解しようと試みた画期的な深層心理学的アニメ論であり思春期論である。
子供に感動を与えること、家族一緒に食事をすることの大切さ、どんな時に叱るべきか、子供に良い影響を与える褒め方や認め方…お父さんだからこそ果たすべき役割がよくわかる、37のアドバイス。
帝京大学精神科学教室で長らく行われてきたグループスーパービジョンの記録を基にした精神療法の実践的入門書。下坂幸三氏の検討会から、摂食障害を中心に難治性の入院5症例が提示されて、下坂氏のスーパービジョンとグループ討論、主治医の感想、下坂氏の全体を通しての「ひとこと」から成っている。研修1、2年目の若手精神科医が熱心に治療に取り組む様子を疑似体験でき、若い精神科医が精神療法の基本を学習する書。
現代の思春期心性はいかなる姿をとっているのか。そして、臨床家は青少年のこころの危機にどのように対処すべきか。不登校、境界例、いじめ、摂食障害、障害児へのケア等、子どものこころの発達臨床に長年取り組んできた代表的論考を収録した初の論文集。