「この子はこの子のままでいい」。そう思えたとき子どもはイキイキと輝き出す。親子で笑顔になれるハッピーアドバイス。
小学校高学年から高等学校までの思春期は、定型発達の青少年でも、心身の発達による変化とともに、様々な悩みが伴う起伏の多い時期ですが、高機能自閉症やアスペルガー症候群の子どもたちにとっては、ハンディをかかえながらより一層の困難が伴う数年となります。本書では、その時期の子どもたちが多くの時を過ごす中学校や高等学校での様々な支援について、豊富な経験と実績のある著者が紹介していきます。これらは今後、親御さんはもとより、日本の教育現場のあり方や親御さんとの連携に、多くの具体的な情報やヒントを提供することでしょう。
なぜか癒される岩手弁……。IBCラジオ(岩手放送)の大人気番組『方言詩の世界』が、リスナーからの要望に応えてついにCD化。リスナーからのおかしくて楽しく優しいエピソードを、岩手弁でご紹介。
思春期の子にとって、親の助けは干渉、心配は子ども扱い、忠告は親のエゴだ。助けようとすると恨まれ、導こうとすると拒まれるとき、どんなふうにコミュニケーションをとればいいのだろう?争いを避け、尊重しあって共に生きるためのコミュニケーション・スキルを教える貴重な一冊。世界的ベストセラー『子どもの話にどんな返事をしてますか?』の思春期版。
少年事件は本当に凶悪化しているのか?なぜ子どもたちはイライラするのか?どこまで自主性に任せ、どこから介入すべきか?ゆれる心の根本を知る、親子で読める入門書。
子育てに悩んだり、困った時、きっとお母さんを助けてくれる年齢別ペダゴジカル・ストーリー。
大人は、知らないうちに子どもを傷つけていないか!?リストカット、プチ家出、不登校、PTSD、うつ、…からだや行動にあらわれる心のSOS。「愛に飢え、心傷ついた子どもたちに安心と信頼の心を取り戻す」ための実践的指針。
本書は、人間発達の中でも最も波乱に満ちた時代とされる思春期・青年期に焦点づけてテーマの選定を行った。ただし、臨床心理学の諸理論を網羅するのが目的ではなく、思春期・青年期の発達を概説するものでもない。臨床心理学と発達心理学、双方の視点を含み込みつつも、心理臨床的な観点から思春期・青年期を考えることを主たる課題と考えている。
「つまらない部活です」ひねくれた紹介文を見て、佐々木一兎は映画部に興味を持った。家の事情で二カ月遅れの高校生活を始めた一兎は、期待と不安を抱いて部室を訪れる。そこにいたのは、オモチャの拳銃を持って踊る長谷川志甫と、傍若無人な工藤尾褄。一兎を「君にはすることがない」と追い返すのだった。失意の一兎は帰り道、志甫と共に何者かから巨大な武器で襲われる。彼女を助けたい一心の一兎は“ある能力(パラベラム)”に目覚めて!?サイコアクション登場。
子どもは二度“誕生”する。このチャンスを活かすのが子育ての重要ポイント。子どもは乳児として誕生(「第一の誕生」)してから、思春期の入り口でもう一度誕生(「第二の誕生」)し直す。これは、子どもが母親に甘えられる最後のチャンス。こんなときこそ、しっかり抱きしめて母親の愛情を確認させてあげ、信頼関係を確認させてあげれば、子どもはまっすぐ育つ。子育ての確かな「知識」を徹底ガイド。
子どもへの教育は、何でも早ければ早いほどよいのか?大人の脳細胞は死滅していくだけで、学習には遅すぎるのか?著者のサラ・ブレイクモアは、行為と自己意識に関する脳内メカニズムについて、ウタ・フリスは、他者の行為や表情から、その意図や心的状態を推測する機能について研究している。「認知神経科学」という新しい分野の第一線で活躍する二人が、最新知見から早期教育や生涯学習に関して「本当のこと」を明かす。
児童・思春期の子供にとって、もっとも身近な内的葛藤の表現方法の一つであり続けている「不登校」(登校拒否)。著者は児童・思春期精神医学の観点から、特有の精神発達上の軛を子どもたちにもたらす不登校という現象への包括的かつ多層的な視点の重要性を指摘する。不登校の概念史、発達過程との関連、心身相関など不登校の諸側面の考察から、「過剰適応型」「受動型」「衝動型」など下位分類に即した精神療法・入院治療を軸に展開される治療論、支援に見通しをもたらす長期経過(予後)の検討、そして反抗挑戦性障害・家庭内暴力・自殺・いじめなどの周辺領域までを総覧することにより、複雑でありながら共通の人間関係や生活環境の変化をもたらす不登校特有のダイナミクスを浮かび上がらせる。27年にわたり不登校の治療・支援に携わってきた児童精神科医による、臨床から治療技法と支援戦略の提案。
厳選された状況設定だから、これだけおさえておけば大丈夫。第20回の国家試験問題を収載して、内容も充実。