乳幼児期・学童期から思春期・青年期にいたる子どもの発達と児童精神医学を通読して学べる画期的なテキスト。子どもの「こころ」の援助にたずさわるすべての人に。
文化祭が近づく城戸高校。一兎が所属する映画部は、自主制作映画の上映に向け、慌ただしい日々を過ごしていた。そんな中、睦美の前に一人の少女が現れる。睦美に能力を与えた少女。死んだはずの恋人。しかも、彼女は“灰色領域”の幹部だというー。改めて自分と組まないかという誘いに、動揺する睦美。さらに、乾燥者たちもまた、動き始めていた。来るべきパラベラムたちとの“戦争”のための実験戦。その標的は、城戸高校ー。学園異能アクション急展開第4弾。
GOING UNDER GROUNDのメジャー・デビュー後にリリースされた21枚のシングルとインディ時代の名曲を収録したシングル・コレクション。彼らの身上である切な系ポップがたっぷりと堪能できる。
インディのものも含めて全シングルとミニ・アルバムの1曲目を時系列で並べ、最後に新曲をプラスしたCD。当然キャッチーな曲オンリーだが、メロディに磨きを掛けながら不変なのも凄い。各曲のクレジットやジャケ写付きのディスコグラフィも掲載だ。
「フィンガー5」に夢中になり、「銀座NOW!」のために走って帰宅した放課後。江ノ島の海とあの頃のヒット曲…。かつても愛車「白鳥号」(ただし自転車)を駆っていた鎌倉のおてんば娘、アマカスリリコは、バブルの時代、アパレルメーカーのダメ社員から、マスコミ業界へー。知力と体力、そして強運で時代を泳ぎきり、いまや小説家として要注目の著者がつづるちょっとせつない、爆笑・純情・青春エッセイ。
自傷は、わが国においても医療機関のみならず教育機関でも広く見られる現象となっている。本書は、著者らが行った学校をフィールドとする調査から得られた実証的知見にもとづいて、若年者に対する自傷・自殺予防活動のあり方を論じたものである。第1部では青少年の自傷について、学校での調査結果や各国の統計的データからその特徴と定義わ詳細に概観する。実際に自傷におよんだ青少年の臨床的特徴を性差や年齢などさまざまな側面から比較して検討し、援助希求行動とストレス対処法についての論考を加える。第2部で学校や地域における自傷・自殺企図への介入・予防の方法について、各種の援助資源の紹介とともに述べ、心理療法、薬物療法による治療法の実際が語られる。また、セルフヘルプ、電話相談、インターネットの重要性にも触れ、そのデメリットもふまえた活用法が紹介される。巻末には学校関係者向けに作られたガイドラインなども付しており、より実践的に使えるよう工夫がされている。
男と女、部下と上司、親と子などで、人間関係がうまくいかない、良好な関係がきずけない。それは、対人関係からくるストレスに対処する方法を知らないから。本書では、プロカウンセラーが、身を守り自然体で相手に接するための考え方と話し方を実用心理学の面から展開します。ストレスを乗り切るスベがわかる本。
本書は、全体を思春期、青年期の2部構成とし、それぞれの段階における心理的・社会的な発達課題やそれに対応した問題、さらには心理臨床的支援について、現代的な幅広い視点から解説した教科書である。心身ともに成長著しいこの時期に出会う社会との関わりの重要性を、時代と社会の変遷を踏まえて紹介し、各段階に特徴的な問題や病理について事例を交えて詳しく解説する。また、心理療法における問題点や留意点にも言及している。