日常の目に見える現実とは異なる次元の現実を描く村上春樹の作品群と、こころに深い苦しみを抱えつつも自らの物語を生きていこうとするクライエントへの心理療法の事例を重ね合わせながら、激しく揺れ動く「思春期」の実像を鮮やかに描き出し、人が生きるということそのものの意味を問いかける。心理療法家がこころの本質に迫った定評あるロングセラーに、近年の村上作品を取り上げた論考を新たに加えた増補版。
子育ての壁、思春期。愛着の危機、子どもを蝕む「仲間指向性」を愛着の原理で自然に乗り越え子育てのゴールを迎える。愛着がつくる子育ての「場」とは、親への愛着をもとにした地域の大人・専門家のネットワーク「愛着村」とは…児童精神科の専門医が「思春期の子どもと親の関係性」をわかりやすく解説。目からウロコの子育て読本!
うつ病・パニック障害・適応障害など…正しい知識と対応の仕方がわかります。
揺れ動く青年期をつかむ。青年期のクライエントとセラピストをとりまく鍵概念(モチーフ)を、具体的事例を通じて学ぶ。
科学的根拠にもとづくSSTプログラムでステップ・バイ・ステップの友だち作りを親子でいっしょに実践!
私たちの身体は、ただモノとしてそこにあるわけではない。成熟する乳房と思春期の不安、加齢変化、乳がん治療の現在、乳房再建、授乳の歓びと悩み、母乳の大切さと課題…乳房をとりまく「いま」をやさしく読み解く!
味覚は小学生で決まる。フランスの「食育」、「味覚教育」のスタンダード「味覚の目覚め10回コース」を日本版に大幅改訂。家庭・学校で実践する、子どもの味覚教育。
1つの原則でなく、100通りの例外による流浪の精神療法。
ADHDやASD、LDなどの言葉の意味から診断基準…どんな学校や会社を選べばいいのか?発達障害への社会の取り組み、法律の内容まで全部わかる決定版。
てんかん診療において精神科医が果たす役割は想像以上に大きい。にもかかわらず、担い手は少ない。しかし、脳の疾患とこころの病との境界線を引く作業は精神科医が磨くべき診断技術であり、臨床実践である。豊かなてんかんの臨床実践を通じて、意識にまつわる様々な病を考察し、精神科医の身につけるべき作法を語る。
学校の成績や学習指導よりも前に、教えておきたい「大切なこと」がここにあります。発達障害の女の子たちは「性の被害者」になりがちです。残念なことに、法律は彼女たちを守ってくれません。彼女たちを守るために必要な知識やルールをわかりやすくまとめました。ご家族の幸せのために、ぜひご活用ください。
長女の思春期卒業に伴い、ちょっと余裕が?いえいえ、まだ次女、三女がカタチを変えて挑んでくる。ぶつかり、かわし、受けとめる日々を50の漫画とエッセイで。