安心と信頼を与えながら「自立」を促すもの。それこそが、子どもの日々の「意味のない会話」にほかなりません。この本には、そのためのエッセンスが詰まっています。
一連の研究によっても統合失調症の発病やその後の経過には、明らかに多くの環境要因が影響している。この本では、統合失調症の発生や重症度を軽減する新しい方法を確立するために、環境要因に関する考えを紹介した。著者は、個人や家庭、地域でどのような環境要因が働いているかを吟味し、着手可能な問題を提案した。
心的爆撃を切り抜け、束の間の平穏を取り戻した城戸高校映画部。一兎もまた、四神美玖を喪った心の傷に耐えながら、他愛ない日常を過ごしていた。そして志甫は、そんな一兎に対する自分の思いに気づき始めるー。だがその頃、世界では次々と大規模な襲撃事件が起こっていた。大量の死者。目撃された幽霊の噂…戦争は、既に始まっていたのだ。情報を得ようと動いた尾褄は何者かの襲撃を受け、志甫もまた、一兎の目の前で攫われてー!?緊迫の第5弾。
認め合う居場所とつながりの実感をー思春期・青年期の自己形成と支援のあり方、臨床教育の視点から双方にとっての支援の意味を問う。
地域に密着した臨床心理士たちによる子育て支援実践のレポート。子どもの発達年代ごとに、各施設での実践を豊富に盛り込んだ希有の書。
思春期を生きるあなたたちの性と自立についてのガイドブック。若い人たちのこれからの幸せな人生を願って、ふだんなかなか率直に語られにくい「性」の事実について、性行為の考え方やあり方について述べている。
“思春期子育て”の“栄養剤”!「家族再生」にも効き目あり。
本書は半世紀以上にわたった研究を、殊に1962年に報告した「月経異常に関する研究」及び1990年に報告した「月経に関する意識と行動の調査」の成果を中心とし、また最近の「月経周期の発達」や「月経教育」に関する研究を加えて纏めたものである。
続発する少年犯罪、引きこもり、援助交際、学級崩壊ー。いま思春期の育ち方にどんな変化が起きているか。大人・社会の責任とは何か。変貌する少年少女たちの「つきあい世界」、消費文化世界の巨大な影響力、家族関係の揺らぎと変化をリアルにとらえ、現代日本特有の思春期の困難とその打開の途を探る渾身の書き下ろし。