大人は、知らないうちに子どもを傷つけていないか!?リストカット、プチ家出、不登校、PTSD、うつ、…からだや行動にあらわれる心のSOS。「愛に飢え、心傷ついた子どもたちに安心と信頼の心を取り戻す」ための実践的指針。
長年、療育や障害児・者支援に携わる著者が、将来、社会に出て自立して生活するために、小学生〜中学生の時期に家庭で取り組みたい様々なチャレンジや、思春期を迎える子どもとの向き合い方などをわかりやすく解説。家事、お金の使い方、スケジュール管理、健康管理、身だしなみ、コミュニケーション、ふるまい方…子どもは失敗体験を重ねながら、自分で考え、繰り返し挑戦することで「生きる力」を身につけていきます。育てにくさを感じるといわれる思春期が始まる前に、「大人になるための準備」を始めましょう。生活習慣、いじめ、性のこと、将来の就労や暮らし方など、気になるテーマについても、親たちの声や家庭のエピソードを多数収録。
思春期はいつもグレーゾーン。悩みか病気かあいまいな子どもと向き合うためにベテラン精神科医が明かすヒント。
「証拠を見せて下さい」、選択肢が多いとしんどい、葛藤のない相談室登校、冬ソナ、スクールカースト、ジャニヲタ、「友だち解散式」…今どきの、ちょっと理解に苦しむ新しいスタンダード「フツーの子」の思春期の迷宮のありように迫る力作。
本書には、子どもや家族が抱える「寄り添い難きこころの諸問題」への臨床的アプローチをめぐる幅広い論考が収められている。児童思春期精神科ファミリーメンタルクリニックまつたにの全臨床スタッフによる実践の経験が凝縮されている。子どもと関わる中で、「こころに寄り添うということ」の困難さに直面している方々にぜひ本書を手にとっていただきたい。「寄り添い難きこころの諸問題」に私たちができることがあるのかどうか、絶対的な答えがないとしても、悩みながらも考え続けていく価値はあるだろう。あなたの立場で、あなたなりにできることを試し、積み重ねていこうとする時、本書で描きだされている実践の一端が重要な意味を帯びてくるかもしれない。
他人に認められないと、自分が愛せない!気鋭の精神科医が世相と精神医学を架橋する。
ADHDやASD、LDなどの言葉の意味から診断基準…どんな学校や会社を選べばいいのか?発達障害への社会の取り組み、法律の内容まで全部わかる決定版。
親と子の肯定的な“育ち合い”のために。周産期を多職種介入の機会とすることで、養姻困難の連鎖は断ち切れる。互いに育み育まれる親子二世代の支援に向けて。
青年・成人期における発達障害支援の最前線。中学生、そして義務教育を終えてからの発達障害のある人たちの実状と具体的な実践について、家族支援、本人支援、高校・大学での支援、就労支援、余暇支援など、幅広く紹介する。
子どもから「人を殺すかもしれない」と言われたら、何と答えますか?むずかしい年ごろの子どもたちに、どう向き合えばいいかがわかる、親子コミュニケーション術の決定版。40年以上にわたり全国で開催されてきた「親業」トレーニングのエッセンスが一冊に!
自立力とは「生きる力」子供たちのアイデンティティの確立を目指し、親や教師はどのように立ち向かえばよいのか。そのために重要な31の問題を提起し、その解決策を提案する。
第2巻には児童・思春期の臨床的・治療的な観点から書かれた論文を収めた。
「子ども」から「大人」への移行期である高校生年代。高校進学率98%の今、「移行支援」の視点から高校教育改革にパラダイム転換を迫る。