本書の編集は、膨大な内科学の知識の中から医学生をして最小限かつ不可欠な知識を修得するために、内容は細かく、そして必要なものを網羅するという方針のもとに著者らは第2版、第3版と改訂を加え今日に到る努力がつづけられてきた。この度、改訂第4版が刊行された。これは昭和63年6月に新しい医師国家試験出題基準が刊行され、それに合わせての改版である。
本書は、小動物臨床に携わる獣医師のために書かれていますが、獣医学を学ぶ学生、インターン、研修医にも役立つことと思います。決してこの本は、内科もしくは泌尿器科の専門医向けに書かれたものではありません。問診・一般臨床検査・生化学検査所見において、泌尿器系に問題があるとされる犬や猫に対する診断や治療の手引きとなることを望んでいます。したがって、各章では、正確な診断と治療方法について強調して記述しました。
本書は、年々進歩する整形外科領域における標準的な治療法と治療に関する最新情報をまとめて提供。まず、巻頭特集で最近注目されている話題を取り上げ、次に、治療総論で基本的な治療を解説し、さらに、各論へと進めて行く。
それぞれの疾患の病態を十分に把握し、病態を踏まえた治療を行っている第一線の先生方が執筆。若い消化器病専門家をめざす方々にとって、過去にはない炎症性腸疾患の解説書である。
本書では外来診療でよく経験する疾患を中心に、臨床病態(所見)から始まる診断の手順に沿った項目で構成した。治療に関しては歯科・口腔外科診療室の外来で行う基本的な治療、手術に限定した臨床の実践書として作成されている。臨床症例の病態や治療法、手術手技、器材をカラー写真、シェーマで呈示し、説明を簡潔に示すことにより読みやすく、容易に理解が得られるように編集した。
本書は、呼吸器疾患治療についての最新情報を提供すること、また情報が診療の現場で役立つことを目的として編集されている。そのためには、疾患と病態に関する基本的な理解、診断法、治療の具体的な目標の設定が必要であり、この観点から、疾患、診断法についても簡潔な解説がなされている。呼吸器疾患治療の最新知識を網羅。