この本は「腎・体液異常」にテーマをしぼって腎疾患、水・電解質代謝異常の管理と治療について、これらの病理の生理的考察をもとに、できるだけ実践的なガイドラインのような内容になるように考えて作られた。
この本の目的はいろいろの考えをもっている水質関係者に対して、最近の研究成果に関する一つのまとまった情報源を与えることである。それぞれの章のおわりに、この本の対象とする読者の広範な興味に役立つように参考文献をまとめて示した。
インフォームド・コンセントとは、その重要性、仕方を各専門分野から具体的に解説。
性感染症/HIV感染流行のわが国の状況にもかかわらず、“性感染症への無関心と危機感の低さ”は、公衆衛生学上の大問題である。本書では、性感染症/HIV感染の現時点での問題点をまとめ、手軽に、その全貌をつかめるように編集した。
本書は1部と2部から構成されている。第1部では「免疫の生物学」として、最新の免疫学の基礎的な原理と生物学的意義について解説、第2部では「免疫と病態制御」を扱い、主として臨床に則した事象の理解を助けるための項目を取り上げた。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。
本書では、疾患モデル動物について、先端的な研究を進めておられる先生方にそれぞれのモデル動物のユニークな点、特に臨床的な病態に重点を置き、ヒト疾患の病態解明にどのように役立つか、さらにそれを用いることによってどのような新しい診断・治療のパラダイムが開けるのかを解説していただいた。また、疾患に対する新しい考え方の治療法として再生医科学の理論を応用した再生医療、細胞治療についても取り上げた。
誰も教えてくれなかった系統的な病理標本の見方!国試・専門医試験からエキスパートの皮膚科医まで必要な知識を満載!気軽に読めてポイントがっちり。
充実した最新知見の記述、豊富なカラー写真!ビジュアルに美しく、わかりやすさも追求!!好評別冊付録「主訴・主症状からみた診断のポイント」もさらに充実!!長く、広く、深く利用できる1冊。
ベッドサイドでの内科治療学の実践マニュアル。
本書ではまず「症候」篇において症状の背景についての基礎知識を述べて、診断の進め方のコツを記載しながら、その上で当座の治療の原則、医薬品使用の必要な場合の基本的処方を挙げて、忙しい診療、特に外来診療時に役立つよう配慮した。各個別の疾患の項では、疾患についての基礎知識から診断確定へのポイントについて記載し、まず診断を確定することの重要性を強調している。次いで、医薬品治療を含む治療一般の原則について述べている。その上で医薬品を使用するときの原則について述べ、基本的処方を例示して解説を加えた。しかも、病態に応じた複数の処方例を具体的に示して解説し、診療の場で直ちに役立つよう努めた。さらに、医薬品の適正使用のために心得ておくべき副作用および相互作用について、これらの点の知識に乏しい医師が処方時に留意すべきポイントを簡潔にまとめた。最後に、患者への服薬指導についてその具体的内容を解説した。
本書は、皮膚疾患の治療の進歩を反映して、項目の追加、薬剤一覧表の拡充を行ってきた。今回は特に大きな項目の追加はないが、毎回執筆者が替わり、既刊ものとは重複せず、それぞれの考え方・新しい情報に基づいた治療法を記載するという本書の特長は十分に生かされていよう。