がん、膠原病、糖尿病、肩こり、腰痛、うつ病、アルツハイマー…。難治といわれる病から生活習慣病、精神病まで効く統合医療の、これが最先端の現場!
国家・資格試験によく出る問題の語呂あわせ。
薬剤師の臨床的センスをプロデュース『薬局』2016年10月号(Vol.67 No.11)特集
前立腺癌 -がん・合併症・有害事象での薬物治療戦略を総まとめー
がん罹患数は増加の一途を辿っています。その中でも前立腺癌罹患数の増加は顕著で、最近のデータでは罹患数はおよそ10万人、男性の部位別でみると最も罹患数が多いとされています。
他のがん種とは異なり、前立腺癌の薬物治療はホルモン療法が根幹を担っていますが、多くのコンセンサスが得られている一方、議論が残されているものも少なくありません。また、骨病変や感染症、性・排尿機能障害などの合併症や有害事象に対するアプローチも重要です。
そこで今回は、前立腺癌に関する薬物治療について広くスポットを当て、網羅的に解説する本特集を企画いたしました。
薬剤師の臨床的センスをプロデュース”「薬局」2021年1月 Vol.72 No.1
特集:『 Evidence Update 2021 -最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する - 』
≪特集の目次≫
■特集にあたって(名郷 直樹)
■2020年論文ベストテン(名郷 直樹)
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の注目論文(浦上 宗治)
■薬剤師介入の最新エビデンス(木村 丈司)
■エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート!
・降圧薬(小原 拓)
・抗不整脈薬(梶間 勇樹 ほか)
・心不全治療薬(高井 靖 ほか)
・抗血栓薬(福島 将友 ほか)
・気管支喘息治療薬(坂野 昌志)
・慢性閉塞性肺疾患治療薬(宮崎 雅之)
・消化性潰瘍治療薬(米田 博輝)
・糖尿病治療薬(青島 周一)
・脂質異常症治療薬(青島 周一)
・高尿酸血症治療薬(三星 知)
・慢性腎臓病治療薬(鈴木 大介)
・統合失調症治療薬(桑原 秀徳 ほか)
・抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬(桑原 秀徳 ほか)
・認知症治療薬(福士 元春)
・抗てんかん薬(山本 吉章)
・抗リウマチ薬(小林 俊介 ほか)
・骨粗鬆症治療薬(鈴木 諒)
・抗菌薬(門村 将太)
・抗ウイルス薬(矢倉 裕輝)
・抗真菌薬(武田 龍馬 ほか)
・ワクチン(福士 元春)
・鎮痛薬(神林 祐子)
・肺癌治療薬(内山 将伸)
・胃癌治療薬(岩井 美奈 ほか)
・大腸癌治療薬(山田 友奈美 ほか)
・前立腺癌治療薬(吾妻 慧一)
・膵臓癌治療薬(田内 淳子 ほか)
・乳癌治療薬(橋詰 淳哉 ほか)
・卵巣癌・子宮頸癌・子宮体癌治療薬(佐藤 淳也)
・血液腫瘍治療薬(小井土 啓一)
・がん支持療法(上田 源治 ほか)
・静脈経腸栄養(東 敬一朗)
日本の立場からSDGsを考える!地球科学と地理学的視点から見た日本と世界の環境問題の課題。
薬剤師の臨床的センスをプロデュース■特集にあたって(奥平 正美)
■処方を読み解くために 総論
・臨床推論に必要な抗菌薬と細菌の要点整理(奥平 正美)
・処方箋解析のpit fall(奥平 正美)
・治療プロセス(黒田 浩一)
・経口剤・注射剤のメリット,デメリット(澤田 和久)
・そうだったのか!患者さんの飲めない理由(アドヒアランスの向上)(山方 基寛)
■処方がわかる 実践編
・患者背景から処方提案をした成人細菌性肺炎患者の事例(篠永 浩)
・発熱,咳嗽で受診した患者の事例(彦坂 麻美)
・服用忘れが心配な結核・非結核性抗酸菌症の患者の事例(坂野 昌志)
・既往歴から処方変更を提案した咽頭炎患者の事例(酒井 義朗)
・リスク評価から追加処方を提案した中耳炎患者の事例(梶原 洋文)
・鼻汁・鼻閉の症状が長引く患者の事例(天野 哲史)
・抗菌薬の予防服用を提案した小児尿路感染症患者の事例(本田 勝亮)
・小児のかぜは本当に「かぜ」? 発熱がある小児の事例(中島 里奈)
・起因菌に基づき処方提案を行った関節炎,骨髄炎患者の事例(枦 秀樹)
・下腿の腫れで受診した蜂窩織炎患者の事例(塩田 有史)
・発熱と倦怠感で入院した腎盂腎炎患者の事例(小杉 卓大)
・原因微生物をー特集にあたってー
新型コロナウイルス感染症の出現は,これまで誰も経験したことがない未曾有の事態をもたらしました.現在,3回目のワクチン接種が進行中ですが,その終わりはまだみえません.
この2年,世間の話題はこの新たなウイルス一色に染まり,テレビ番組などを通じて誰もが受動的にCOVID-19関連の情報を入手することができます.私自身も,家族から新しい情報を教えてもらうことがありました.COVID-19関連業務に携わる立場としては,一般市民である家族が自分より早く最新情報を入手できていたことは悔しいですが,その情報を利用しない手はありません.一方で,非医療従事者にとっては難解なものも含まれる情報・呼びかけを市民が理解し,忠実に行動に移せているのはなぜなのか,という疑問も湧いてきました.
その答えの一つとして,新型コロナウイルスという見えない敵に対し,市民は自己防衛のために関心を示していることがあると思います.そして,わからないことはそのままにせず,COVID-19患者の経験談などから共感的理解を試みていたのではないかと推察します.さらに,どのテレビ局でも“同じ内容”を“安易なレベル”で“くり返し報道”したことが,多くの国民に理解を促した要因だと考えています.
皆さんも,「臨床推論」という言葉を聞いたことがあるかもしれません.薬剤師が実践する臨床推論とは,患者の訴えや症状,処方箋情報などから推測されるすべての鑑別診断をもとに,原因や結果を予測したうえで患者特性を考慮した薬学的管理を行うことだと思います.
抗菌薬の処方箋の場合,原因菌の特定や,感染している臓器などを的確に推測することが困難な場合が多く,他の薬剤に比べ,疑義照会や処方提案を躊躇する場面が多いのではないでしょうか.
本特集では,日常的に感染症に関わっている薬剤師が,代表的な感染症症例を取り上げながら経口抗菌薬が処方されたときの推論の進めかたを解説しています.感染症を学び,より深い薬学管理を実践したい薬剤師にとって,感染症の治療プロセスと経験豊かな薬剤師の思考プロセスを通して「抗菌薬が処方されている理由」を知り,実践につなげていける内容であると考えています.検査値や培養結果が手元になくても,ある程度の推測は可能であるため,ぜひ参考にしていただきたいです.
感染症患者への共感的理解を心掛け,何度もくり返し学習することが感染症治療を理解するうえでの近道です.本特集を通して
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艦船に詳しくなって、ニュースがちょっと楽しくなる。