●英国王室の庭、私の庭
庭は癒やし、庭は楽しみ、庭はプライド──そんなふうに庭を愛し、語る英国人。
そしてイギリス王位継承者第1位にあたるチャールズ皇太子もまた、
40年前から広大な庭造りに励む「造園家」としての顔をもちます。
英国式庭園のアイデンティティは、ありのままの自然の姿を保ちながら、
それでいて理想的な調和と美を重んじることにあり、それはそのまま地球環境問題の
解決にもつなげられるのではないでしょうか。
●プライベートガーデンへ
個人のできるささやかな範囲で緑化に取り組み、
空気を清浄化し、暮らしやすい街、国にしたい。
ガーデナーは皆、そんな思いを抱く小さな環境活動家ではないでしょうか。
愛情を込めて造り上げた庭から、平和を希求する、
日本のプライベートガーデンをご紹介します。
●生活に潤いを、心に栄養を アートの力
昨年から今年にかけて新しい美術館やリニューアルする美術館の
オープンが相次ぎますが、新型コロナウイルスの影響で休館する美術館も多く、
アートに出合う機会が減ってしまいました。
そこで、新たにお目見えの美術館から、ベスト・オブ・ベストの作品を専門家による
解説付きで披露します。
●絶品揃い!なにわ割烹の極み
「なにわ」は「浪速」「難波」だけでなく、「魚庭」「菜庭」とも書かれます。
それほど、近隣から上質な食材を調達、舌の肥えた客に出してきた歴史が
大阪にはあります。そんな上方料理の原点を追求する料理人たちの、
いまの仕事を徹底取材します。
●小林 圭が辿り着いたパリ「三ツ星」への道
今年1月、『フランス版ミシュランガイド2020』で、日本人として初めて
三ツ星を獲得した「レストラン・ケイ」のオーナーシェフ、小林圭シェフ。
その道のりを小林シェフはどのようにして切り拓いてきたのでしょう。
頂点に立つために磨き上げてきた、その闘い方の手法と哲学を、あらためて明らかにします。
●日本人と花 絶景美人図 2020 京都
今号は、まとった瞬間に身も心も晴れやかに導く、信頼のブランド渾身の
創造力で表現された花柄をお届け。研ぎ澄まされた日本の美意識が極まる京都を
舞台に、日常に華やかな彩りを添えてくれる装いをご紹介します。
●サロンヘアカラーの最新系
ヘアサロンにおけるカラー技術が、目覚ましい進化を遂げています。
定期的に白髪染めやカラーリングをしている方の多くは、染めると髪が傷む、
すぐに褪色する、頭皮への負担が心配など、これまで何かしら納得のいかない
気持ちを抱えていたことでしょう。昨年から続々と発表され続けている新しいカラー技術は、
こうした世間の不満を解消すべく生まれたもの。
さらに、カラー技術の革新に足並みを揃えるかのように、機能性の高いホームケアアイテムも増えてきました。
●待ったなし!更年期のオーラルケア
ウイルスも細菌も、おもに「口」から侵入してきます。
新型コロナウイルスをきっかけに、口腔内環境への意識が高まるいま、オーラルケアの
重要性が見直されています。感染症だけではありません。
糖尿病、動脈硬化、誤嚥性肺炎から認知症まで、全身にわたる疾患の発症に
口腔の状況が深く関わっています。軽んずべからず、口腔ケア!
全身の健康、ひいては命を守ることにまで通じる、口腔ケアの最新知見を紹介します。
【特集】君たちは2030年代をどう生きるか
Z世代の学び方・学校選び
インタビュー
京大、東大、ハーバード、Googleで学んだ
世界のライバルに出会って、より早く、高みを目指せ!
山本康正●ベンチャー投資家、京都大学経営管理大学院客員教授
座談会
Z世代先輩起業家の志
中高一貫校・大学で何を学び、なぜ起業したのか
入山章栄●早稲田大学大学院経営管理研究科教授
江連千佳●Essay創業者・社長
中村聡志●アルゴ式創業者・社長
「探究」や「情報」を強化する
学習指導要領の改訂で進化する学び方・教え方
◎子どもが自己肯定感を持てるようにしていく
◎算数はすべての土台。数理的な思考力の育成を
◎共通テストに加わる「情報」。教員育成が急務
Column 探究学習の効果とは 荒瀬克己●教職員支援機構理事長
英語の習得で終わらない
グローバル化に通用する子どもの育て方
【PART1 中学受験編】
〈首都圏〉 中学入試 2022年入試の結果と23年の展望
受験者数、受験率共にピーク水準
上位校の人気はさらに伸びる見通し
森上展安●森上教育研究所代表
◎右肩上がりの受験者数 2月1日午前入試受験者数・受験率
◎午後入試に勢い 東京都私立中学のべ受験者数ランキング
◎伸びる埼玉 首都圏3県私立中学のべ受験者数ランキング
〈首都圏〉 中学入試 2023年入試必勝併願パターン
公立一貫校の躍進と私立上位校 層が厚い中堅校と適性検査型入試
◎難関・上位校併願パターン
◎上位・中堅校併願パターン(国立・早慶上理)
◎上位・中堅校併願パターン1(GMARCH)
◎上位・中堅校併願パターン2(GMARCH)
◎付属・系属校併願パターン
◎中堅・中位校併願パターン
◎適性検査型併願パターン
プロ家庭教師が解説!
親子で挑む3年間に欠かせない中学受験の基礎知識
安浪京子●算数教育家/中学受験カウンセラー
◎入門編 「流され受験」から脱却へ
◎中級編 受験に取り組む家庭の3つのスタンス/学校選びは校風理解が大事
◎上級編 親は事務サポートに徹し 勉強はプロに任せる
◎中学受験をする親子の悩みQ&A
Column 私学の優位性が注目され、選択肢が広がる学校選び
中学受験とその先のお金 私立・公立で6パターン試算
本当に人気のある学校はどこか?
〈首都圏〉 入試日程・男女別 受験者数ランキング 埼玉、好立地、午後入試の人気続伸
◎埼玉 男子・女子 ベスト20 千葉 男子・女子 ベスト10
◎東京・神奈川(2月1日午前)ベスト100校
◎東京・神奈川(2月1日午前)男子・女子ベスト50
◎東京・神奈川(2月1日午後)男子・女子ベスト50
◎東京・神奈川(2月2日午前)男子・女子ベスト50
◎東京・神奈川(2月2日午後)男子・女子ベスト50
◎東京・神奈川(2月3日午前)男子・女子ベスト50
Column 教育や入試をより深く考えるための8冊
〈関西圏〉 中学入試 2022年入試の結果と23年の展望
少子化と長引くコロナ禍で表出した安全志向と学校選択の新たな指針
萩原渉●「ミライノマナビ」編集長(CLUMPON)
◎2022年関西圏中学入試志願者数ランキング
◎ 「関関同立」系列校志願者数推移
◎有名私立大付属・系属校併願パターン
◎難関・上位校併願パターン
中学受験を選択しない 高校3年間の学校生活を充実させ、「生きる力」を身に付ける
【PART2 大学入試編】
対談 大学入試2022年度の動向と今後の変化
大学入試改革を見据えて中学・高校の教育を考える
井沢秀●大学通信 情報調査・編集部部長 後藤健夫●教育ジャーナリスト&アクティビスト
◎大学受験タイプ別 2022年と21年の受験者数比較
◎国公立大と私立大の一般選抜志願者数トップ20
◎東京大学合格者数ランキング ベスト20
◎京都大学合格者数ランキング ベスト20
時代に呼応した教育
これからの大学入試に高校はどのように対応するか
後藤健夫●教育ジャーナリスト&アクティビスト
、他
本誌の取材に際しては、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期して実施しております。
(C)ダイヤモンド社2022 本誌掲載の記事、写真、イラスト等の無断複写(コピー)、複製(転載)を禁じます。
1999年に認可された低用量経口避妊薬(ピル)をはじめ、銅付加型子宮内避妊用具(IUD)や女性用コンドームなど、新しい避妊法が近年つぎつぎに導入。従来からある方法とあわせて、避妊法の全てを解説する。
愛していれば感染しないと思っていませんか?性感染症から自分自身、パートナーを守るために。
若者世代に蔓延している性感染症大国・日本に著者が緊急提言!保護者、教育・医療関係者必読。性感染症の蔓延に関する客観的データを集め、性感染症について専門用語の説明を加えるなど、できるだけわかりやすい表現を心掛けました。いかにすれば、現在流行している性感染症を抑え込むことができるかについても私見を述べました。
●日本陸上界No.1は誰だ!?
「ナンバー1」をテーマに企画満載
今号の特集は日本陸上界の「No.1」。巻頭では五輪・世界選手権金メダル、日本選手権20連覇の偉業を達成したレジェンド、男子ハンマー投の室伏広治氏へインタビュー。「No.1」に目覚めた瞬間や、これまでの偉業を振り返ってもらった。また、十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)には、SNS連動企画としてファンから募集した100の質問にアンサー。他にも、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、橋岡優輝(日大)、北口榛花(JAL)らトップ選手25人に緊急アンケートを実施、「自身が選ぶベストパフォーマンス」などを聞いた。陸上ファンが楽しめる特集なのはもちろん、トップアスリートたちのメンタリティを感じられて中高生必見の内容だ!
●今月も〝ブカツ〟応援企画!
津波響樹のメンタル、ヘンプヒルのトレーニング
中高生に向けた好評の〝ブカツ〟応援企画。今号では走幅跳の津波響樹(大塚製薬)が語るメンタルコントロール、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)のトレーニングを紹介する。また「陸上競技のハジメ」は100mハードルの木村文子(エディオン)に、部活動に関するアレコレを聞いた。過去に掲載したトレーニングを『復刻』して、限られた場所でできる練習メニューも紹介する。
●Road to Hakone Ekiden
4年生ライバル物語!
大学駅伝でスポットを当てるのは大学4年生世代。青学大・吉田圭太のインタビューに加え、中学から続くライバルストーリーを追った。また、「No.1は誰だ」企画に連動し、上田誠仁氏(山梨学大監督)と渡辺康幸氏(元早大駅伝監督)に「箱根駅伝ドリームチーム」を選んでもらった。果たしてどんな名前が並ぶのか、ぜひチェックしてほしい!
【Special Issue】
●No.1は誰だ
・巻頭特別インタビュー
室伏広治「自分自身の可能性が感じられるからこそスポーツは楽しい」
・日本陸上界KINGのすべて
右代啓祐への100Questions!
・レジェンドたちのベストシーン
朝原宣治/海老原有希
・トップ選手25人が選ぶ印象に残ったパフォーマンス
・日本一の誇りと呪縛
矢澤 航/ヘンプヒル恵
・指導者の心に残るランナー
宗 茂(旭化成陸上競技部元監督)
・2番だったから見えた景色 渡邉高博
・月陸記者、カメラマンが選ぶ伝説の試合
・データで紐解く日本陸上No.1
・All for TOKYO2020+1
池田向希「歩き続ける生粋の〝負けず嫌い〟」
鍋島莉奈「東京五輪の舞台で輝くために」
・Memory of Monthly Athletics陸上の記憶
・短期連載 トップ選手の復活譚/今井正人
・Rising Star Athlete 廣中璃梨佳
【トレーニング&技術】
〝ブカツ〟応援企画
・津波響樹選手流メンタルコントロール
・木村文子選手が伝授する「陸上競技のハジメ」
・ヘンプヒル恵サーキットトレーニング&ウォーミングアップ
・【復刻】強豪チームから学ぶ「家トレ」
・げつりく栄養講座
・アスリートのためのコンディショニング
・トレーニング講座
・すぐできるフィジカルトレーニング
【特集&ニュース】
・高校、中学最新情報
・新年度47都道府県高校&中学種目別No.1
・東京五輪エントリースタンダードが決定
・東京五輪参加標準記録突破者、世界ランキング上位選手
・海老原有希 4月から国士大大学院へ
・Road to Hakone Ekiden 4年生特集
吉田圭太(青学大)学生長距離界のエースへ/4年生ライバル物語
・特別企画 上田誠仁氏&渡辺康幸氏が選ぶ箱根駅伝ドリームチーム
【World Information】
・サルワ・エイド・ナセル(バーレーン/女子400m)
・ワールドトピックス
【TOPICS】
・中高生のためのオンライン陸上クラブ「CORD T&F」が発足
・「軽度高気圧酸素」の仕組みと効果 後編
・ウイスルに負けない!! 感染症を防ぐ「免疫力」アップの仕組みと方法
【好評連載】
・世界のレジェンド
・TEAM FILE 泉中学校(秋田)
・陸上つわもの列伝
・My Privacy 崎山雄太(愛媛陸協/男子やり投)
・レコード・ライブラリー
・陸上観戦のトリセツ ほか
【情報コーナー】
・NEWSフラッシュ
・インフォメーション
・4団体情報(実業団・学連・高体連・中体連) ほか●日本陸上界No.1は誰だ!?
「ナンバー1」をテーマに企画満載
今号の特集は日本陸上界の「No.1」。巻頭では五輪・世界選手権金メダル、日本選手権20連覇の偉業を達成したレジェンド、男子ハンマー投の室伏広治氏へインタビュー。「No.1」に目覚めた瞬間や、これまでの偉業を振り返ってもらった。また、十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)には、SNS連動企画としてファンから募集した100の質問にアンサー。他にも、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、橋岡優輝(日大)、北口榛花(JAL)らトップ選手25人に緊急アンケートを実施、「自身が選ぶベストパフォーマンス」などを聞いた。陸上ファンが楽しめる特集なのはもちろん、トップアスリートたちのメンタリティを感じられて中高生必見の内容だ!
●今月も“ブカツ”応援企画!
津波響樹のメンタル、ヘンプヒルのトレーニング
中高生に向けた好評の“ブカツ”応援企画。今号では走幅跳の津波響樹(大塚製薬)が語るメンタルコントロール、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)のトレーニングを紹介する。また「陸上競技のハジメ」は100mハードルの木村文子(エディオン)に、部活動に関するアレコレを聞いた。過去に掲載したトレーニングを『復刻』して、限られた場所でできる練習メニューも紹介する。
●Road to Hakone Ekiden
4年生ライバル物語!
大学駅伝でスポットを当てるのは大学4年生世代。青学大・吉田圭太のインタビューに加え、中学から続くライバルストーリーを追った。また、「No.1は誰だ」企画に連動し、上田誠仁氏(山梨学大監督)と渡辺康幸氏(元早大駅伝監督)に「箱根駅伝ドリームチーム」を選んでもらった。果たしてどんな名前が並ぶのか、ぜひチェックしてほしい!
【Special Issue】
●No.1は誰だ
・巻頭特別インタビュー
室伏広治「自分自身の可能性が感じられるからこそスポーツは楽しい」
・日本陸上界KINGのすべて
右代啓祐への100Questions!
・レジェンドたちのベストシーン
朝原宣治/海老原有希
・トップ選手25人が選ぶ印象に残ったパフォーマンス
・日本一の誇りと呪縛
矢澤 航/ヘンプヒル恵
・指導者の心に残るランナー
宗 茂(旭化成陸上競技部元監督)
・2番だったから見えた景色 渡邉高博
・月陸記者、カメラマンが選ぶ伝説の試合
・データで紐解く日本陸
自分の身体は自分で守る時代!各界の最高権威が語る、最新健康報情。テレビ東京系放映中「医食同源」が本になりました。
「男は女を永遠に理解できない」といいます。ウソです。よくわからないのは正しい知識をもっていないからです。また、女性を「わかったつもり」になっている男性もいるかもしれません。そんな男性のあきらめや誤解は、百害あって一利なしです。本書は女性(女医)の視点から、Q&A形式で女性のカラダの正しい知識をマンガで解説します。
看護医療系小論文で出まくるテーマの要点が、ビジュアル図解によってひと目でわかる!“あと一歩答案”と“合格レベル答案”を添削しながら比較してくれる!看護医療系受験生がいだく素朴な疑問に答えながらテーマをていねいに説明してくれる!
いまさら「小さいころからの倫理教育や道徳教育が大事」なんていったって、なんの“たし”にもなりません。誰だって好きな人ができたらHしたい、「この人!」とはっきりわかるまで、いろいろな相手とつき合ってみたい、と思うのは当然でしょ?中絶した子や、おなかを切られた子は「自業自得」なんて意地悪なことを、医者や教師にも思ってほしくない。性交渉をすることが悪いことだなんて教えてほしくないーそれが、この本を出そうと著者が思った理由です。でも、予定外の妊娠や、エイズなどの性感染症からは身を守りたい。それが当然の権利だし、それを提供するのが、厚生省や文部省、政府の責任です。ほんとうは、学校でもっと必要な知識や正しい情報を教えるべきだし、保健室などでピルやコンドームをただで提供し、求められたらSTDの検査をするべきです。それで性がますます乱れるなんてことはありません。北欧やオランダなどでは、かえって10代の性行動の開始年齢が上がりました。正しい情報をもてば、自分のからだを大切にし、慎重に行動できるということを示しています。
地球の素顔を伝えるビジュアルマガジン【特集】
●生命を変えるDNA革命:
生物の遺伝情報を思い通りに改変できる「ゲノム編集」技術。難病の治療など、無限の可能性を秘めた新技術だが、その使用への懸念もある。
●蚊と人間の終わりなき戦い:
ジカ熱やデング熱、マラリアなどの感染症を媒介する蚊。地球上で最も危険な生物ともいえるこの虫と、人間はどう戦えばいいのか。
●パンダを野生に:
中国は、ジャイアントパンダを飼育下で繁殖させることに成功し、順調にその数を増やしている。次の挑戦は、生息地を保全し、パンダを野生に戻すことだ。
●枯れる地下水:
米国の穀倉地帯を支える「オガララ帯水層」の地下水が枯渇しつつある。国内はもとより、世界の食料供給への影響が懸念され始めた。対策はあるのか?
●大海原の王者 ヨゴレはどこへ?:
シリーズ「海のハンター」の最終回は、温暖な外洋に分布するヨゴレ。凶暴な「人食いザメ」として、船乗りたちに恐れられていたが、半世紀ほどの間に、乱獲などによって世界の海から急速に姿を消した。
●捕らわれの鳥たち:
鳥の生態調査などのために使われる「かすみ網」。アーティストが研究者に同行し、網にかかった鳥たちを記録した。その姿に何を感じるか?
【コラム】
●生命をつなぐ:はさみは大きいほうがいい
●VISIONS 世界を見る:「おんぶじゃないよ」「水面がキャンバス」「カヤネズミの素顔」
●写真は語る「身近なハンター ハエトリグモ」(坂本 昇久)
●EXPLORE 探求のトビラ
ワイルドライフ「逃がした魚は大きくなる」:米国の生物学者が、湖で巨大な金魚を釣り上げた。
地球「黒ずんだ氷は解けやすい」:グリーンランドで氷の融解が加速している原因は「黒ずみ」だった。
サイエンス「移ろいやすい金星の素顔」:金星の大気中で刻々と変化する渦を、欧州の探査機が撮影した。
人間「パンダ人気、熱狂の歴史」:動物園の人気者は、いつから世界中で愛されるようになったのか。
人間「機内では味覚が変わる?」:飛行機に乗ると、トマトジュースを飲みたくなるのはなぜか。
●ルーペで見つけた! 「美女に狙いを定めて」
●読者の声
●もっと、ナショジオ
●ナショジオ チャンネルから
●次号予告
●日本の百年「富士を眺めてひと休み」
ほか
●特集
演奏活動における“新しい様式”のヒント
新型コロナウイルス感染症拡大で、吹奏楽を取り巻く状況は一変しています。2月末の休校要請、4月の緊急事態宣言、5月末の宣言解除から、全国各地で状況はさまざまですが、「今までどおりの活動」をすることが難しくなりました。そんななかで“新しい活動スタイル”を模索しつつ、少しずつコンサートや講習会などが開催され始めました。今月の特集では、実際に演奏会を開いてみたスクールバンドの実際の様子や、部員が演奏できる場をいろいろ工夫して実現させた例などをもとに、“withコロナ”の時代に則した活動のあり方をいろいろとご紹介しています。
●表紙&SPOTLIGHT
MagnumTrio
2006年に結成された、時代の先を行くフルートアンサンブルの登場です。 メンバーは東京藝術大学出身の多久潤一朗、神田勇哉、梶原一紘の3人。彼らは、フルートという楽器のイメージからは想像できない、音響を生み出す特殊奏法や超絶技巧に加え、ピッコロからコントラバスフルートなどの特殊管、また尺八、リコーダー、スライド式改造頭部管やエフェクターなどを駆使します。そのパフォーマンスは世界的にも注目を集め、日本各地はもとよりイギリス、カナダ、ロシア、韓国など、さまざまな国から呼ばれて公演を行なっています。インタビューでうかがった興味深いお話をぜひお読みください!!
●BJアーカイブ集8(1971年12月号)
特集 アンサンブルのすすめ
アンサンブルコンテストの季節となりました。この時期に合わせて、今から半世紀前の有識者の方々がどんなアドバイスをされていたのか、ぜひ読んでいただきたいです。大切なことは時代を超えて不変です。
●ガンバレ!! 小編成バンド・選
北海道砂川市立石山中学校吹奏楽部23人のバンド仲間たち(2007年9月号掲載) 2006年に宮城県で開催された「第6回東日本学校吹奏楽大会」に21人で出場し、《トッカータ》(フレスコバルディ/スローカム編)を演奏して見事金賞を受賞した同校吹奏楽部。その大会の講評で、審査員の一人だった作曲家の鈴木英史氏は、「言うべき言葉がないくらい一人ひとりの音楽性の高さが、全体の流れを自然に生んでいます。本大会中、個人的に最も感銘を受けた演奏で、極上の音楽を堪能しました」と絶賛しています。なぜこのような演奏が生まれたのか、改めてお伝えします。また当時の部長さんにも、中学での活動をふり返ってもらいました。
●My楽器Myパートナー
丸田悠太(フルート)
●グラビア
Concert Review
東京佼成ウインドオーケストラ第150回定期演奏会
オオサカ・シオン・ウインドオーケストラ第132回定期演奏会
金管五重奏 MIYABI
Graphic Special
須川展也 バッハ・シークェンス
孤高のホルン〜映画の世界 福川伸陽
広島県吹奏楽フェスティバル2020
●好評連載
連載 管・打楽器奏者のための“ヨガ”教室 吉田巴瑛
リレー連載 吹奏楽“仕事人”列伝ーー未来への道しるべ 原 源郎
こちら西久保打楽器研究室 西久保友広
Band Music Repertoire(後藤洋)
演奏に役立つ One Point Lesson(12楽器)
●別冊付録楽譜
和声感と表現力を磨くコラール集・第3巻(伊藤康英編)
昨年の8月号・9月号に続く、伊藤康英先生によるコラール集の第3弾。J.S.バッハのオルガン小曲集の1曲、「O Mensch, bewein dein S?nde gro?(おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け)」をもとに5段階にアレンジ。非和声音のない状態から、だんだんと非和声音や装飾音が加わり、最後にはバッハの原曲へとたどり着きます。小編成でも大編成でも演奏できるようになっているので、バッハ作品の持つ美しい響きをさまざまな形で楽しんでいただければと思います。
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。特集:演奏会の“新しい様式”のヒント(仮題)
●特集
一人でできる「音楽力アップ!」への道
新型コロナウイルス感染症は、この乾燥する冬の季節に全国的な広がりをみせています。正しく怖がり冷静に対応することが大切ですが、もしかすると再び部活動の練習が制限される可能性があるかもしれません。どんな状況になったとしても、部員個々の音楽への気持ちや、楽器を演奏するための技量を保ち、コロナが収束するであろう将来に向けて準備をしておきたいものです。今回の特集は、部員たちが一人で「音楽力」をアップさせながら、気持ちも上向きになるような、ヒントをご紹介しています。単に個人練習をするだけでなく、少し音楽から離れて日頃の自分を客観視してみることも、ときにはよいのかもしれません。
●表紙&SPOTLIGHT
ザ・シルキー・ファイブ
東京都交響楽団首席トランペット奏者の高橋敦をリーダーに、在京のオーケストラで活躍するトランペット奏者5名(高橋の他に、川田修一[東京フィル首席]、内藤知裕[都響]、松山萌[東響]、田中敏雄[読響])によって結成された「ザ・シルキー・ファイブ」を紹介します。彼らはその名の通り、全員がシルキーのトランペットを使い超絶的な演奏を繰り広げます。昨年の2月27日のサントリーホール(小)で、ほぼ満員となった客席から万雷の拍手が贈られた
ことからも、今年のツアーへの期待が高まります。5人のみなさんに、トランペットの魅力を余すところなく語っていただいています。
●「宮川彬良×ぱんだウインドオーケストラ」石巻公演
まもなく東日本大震災の発生より10年が経とうとしています。宮城県の石巻市民会館も震災で大きな被害を受け、この10年間、石巻には劇場(ホール)がない状況が続き、地域の学生や一般の吹奏楽団のコンサート活動などは、体育館や近隣市町の施設を利用するしかない状況でした。そして今春、待望の新しい施設「石巻市複合文化施設 まきあーとテラス」(大小ホール、博物館併設)が開館する運びとなりました。そのプレイベント事業となる表題の公演の様子とともに、石巻の人たちこの10年間、音楽とどのように関わってきたのか、その“思い”についてもご紹介します。
●my楽器myパートナー
新井秀昇さん (ユーフォニアム)
●連載
吹奏楽“仕事人”列伝ーー未来への道しるべ 安東京平さん (ユーフォニアム)
●別冊付録楽譜
ソロとバンドのためのアダージョ(ヴェルディ/和田直也編)
今年で没後120年を迎えるジュゼッペ・ヴェルディの作品から《トランペットとオーケストラのためのアダージョ》を、和田直也さんによるソロとバンドのための編曲でお届けします。吹奏楽では歌劇が多く取り上げられているヴェルディですが、今回の《アダージョ》はその初期の作とされ、後のオペラ作品を思わせるような歌心あふれる秘曲。国内外のトランペット奏者による録音もいくつか残されています。原曲は当時の「長管トランペット」の持つ独特の低音が魅力ですが、現代のさまざまな楽器で演奏しても素敵な作品ですので、ソロはトランペットのほか、フルートやクラリネット、ファゴットやユーフォニアムなど、いろいろな楽器で演奏できるアレンジになっています。ぜひチャレンジしてみてください。
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。特集:おうちでできる「音楽力」アップのひと工夫!!(仮題)