本書の目的は、神経内科や内科のレジデントのみならず、学生、内科以外の医師および研修医を対象にし、よくみられる症状、徴候から、治療可能な神経疾患および神経救急疾患の診断と治療についての流れを解説することにある。本書は、神経内科的主訴および症候を解釈し、診断と鑑別診断のプロセスを理解し、適切な治療方針への一連の流れが理解できるよう構成されている。
1970年刊行の『今日の小児治療指針』第13版。心因性。精神疾患の記述を充実させたほか虐待・暴力の章を新たに設けている。
本書のねらいは、医師やコ・メディカルスタッフに対する抗菌薬の選択と治療を中心にした、感染症診療と検査の便覧を提供することである。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。
本書は、開業医のための呼吸器クリニックの実際を、著者が日々行っている臨床の現場から抽出し、呼吸器疾患を扱う開業医および若き臨床医の方々に読んで頂きたいと思い執筆したものである。
本書は、第一線の専門家の執筆による医療関係者のための手頃で最新の感染症読本である。
228題のQ&Aからなり、基本的な知識を整理することを目的として問題を精選。衛生・公衆衛生学の重要事項はもれなく収載。
オールカラーで、ディテールまで見やすく、わかりやすい。各章の冒頭に、その章の内容構成、章概要を明快に記述。各章の冒頭に、その章内で現れる重要用語の定義をわかりやすく簡明に記述。学習の理解度を読者自ら評価・チェックできるように、基本概念のチェックポイントを設定。
本書は雑誌「病理と臨床」に2000年5月号から2002年1月号にわたり連載した“非腫瘍性骨・関節疾患の病理”をまとめ、加筆、修正を加えたものです。
本書は、小児看護学を学ぶ方ができるだけ具体的に子どものイメージを描けるようにくふう。おのおのの技術について、その目的を子どもの特性と関連づけて明確に述べるとともに、できるかぎり具体的な方法を示すことで実践に活用できるようにした。
本書は、現時点で最も正しいと考えられる呼吸器疾患の治療法を示したベッドサイドマニュアルである。EBMやガイドラインがあるものはできるだけ準拠して記述した。「疾患別処方」では各疾患にどう対処し、治療・管理するかを実際に役立つようきめ細かく解説した。「薬効別薬物リスト」は投与量・禁忌・副作用などが確認できるよう構成されている。呼吸器疾患の治療には本書1冊で十分に役立つというハンディな実践書である。
本書は「新臨床内科学第8版」(親本)のエッセンスを網羅し、ベッドサイドで活用できる実践マニュアルであるとともに、内科学を勉強した医学徒やコメディカルの方々が、成果を整理する学習ノートとしても役立つダイジェスト版であり、そのためには親本にない実践上の情報も加え、また図表も実用と学習に役立つよう整理されている。記述はもちろんのこと、要点を中心に簡略化されており、短時間に臨床現場でエッセンスを把握でき、また知識の整理にきわめて有用なものとなっている。
Neuroscience各分野における最近の進歩のreviewと講評の第18巻目。最近2〜3年の主要な文献の分析を中心に、それぞれのトピックスについて解説。基礎的事項を始め、診断、治療、神経分野の主要疾患について、42の話題を抽出した。
ここ数年の助産師業務に関わる諸科学の進歩・発展は目覚ましいものがあり、また教育全般についての基本的な考え方も変革しつつあるなどの状況から、改訂の時期が到来したとの見解に達し、第3版を発行することになった。本大系は、助産師学生の教科書としての活用を第一の目的としている。学生の方々のみならず、教員の方々、実践の場にある助産師の方々をはじめ、母子保健に携わる保健師・看護師の方々にも広くご利用頂けることを願う。
本書は、介護老人保健施設、療養型病床群、特別養護老人ホームなどの高齢者施設の「感染防止対策マニュアル」である。
本書は1部と2部から構成されている。第1部では「免疫の生物学」として、最新の免疫学の基礎的な原理と生物学的意義について解説、第2部では「免疫と病態制御」を扱い、主として臨床に則した事象の理解を助けるための項目を取り上げた。
本書は193題のQ&Aからなっている。病理学総論の重要事項はもれなく収載。設問の意図を絞り込み、より具体的・実戦的な設問とした。また記憶を助けるため、できるだけ対比・鑑別の観点から出題した。