皮膚疾患の診断治療においては、縦割りのみならず横割りの柔軟な思考能力が必要である。「発熱を伴う発疹をみたとき」、「疼痛がある発疹をみたとき」、「毛が抜けた、全身の皮膚がむけた、全身が真っ赤になった」などなど、日常診療では各論の知識だけでは十分対応できず、応用問題に取り組む姿勢が重要である。本書編集で最も力を入れた点は、皮膚科全分野を網羅することではなく、とくに最近重要と思われる事項に的を絞ったことである。Physician scientistを育てることはもちろんのこと、皮膚疾患の考え方、楽しさ、奥行きの深さを伝える教本。皮膚科専門医のみならず、他科の先生方、医学生、看護師、そのほか多くの医療従事者にとっても面白く、かつ役立つ教科書。
内科学テキストのスタンダード、強力にバージョンアップ。全編にわたる増補・改訂により最新知見をフォロー。新規項目40編を加え、本文130頁増。使いやすい2分冊、各巻末に総索引を収載。
知識が必ずしも予防行動につながらない現実の中で若年世代を中心に急増・蔓延するSTD。性感染症は防げる?防げない!?これからの性教育への問題提起。
本書は、ベッドサイドで、すぐに、しかもそのまま診療に役立つガイドブックとしての役割を演じさせようとして編集されたものである。記載内容の全面的な刷新に加えて、第8版では従来にも増して読みやすさということに意をもちいている。さらに今回の版では、読者の便を考慮していくつかの改良を加えた。従来のカラー図譜を、本文中の必要な個所にカラー写真を掲載する方式に変え、その数も大幅に増やした。索引のいっそうの充実を期した。内科学和英・英和辞典、内科学略語辞典としても利用できる。
本書は、介護老人保健施設、療養型病床群、特別養護老人ホームなどの高齢者施設の「感染防止対策マニュアル」である。このため、一般病院や高度先進医療を行う病院向けのマニュアルとは取り上げている感染症の種類、具体的内容、対策の方針などが異なる部分があり、過去に出版されているマニュアルとは構成も異なっている。
産婦人科において現在急務となっていることは、産婦人科領域においてエビデンスを網羅し、既存の治療方針と照合し、両者を融合させpracticalな意味においてbestなガイドラインの作成である。本書はこのようなニーズに応ずるものであり、産婦人科領域のエビデンスを悉皆調査し、その主たるものを紹介し、それを顧慮したガイドラインを示した。
病気の話をQ&A方式にして、すべて図解とし、理解しやすいようにした一冊。
最新の知識を満載した定評ある内科学テキスト。病態生理を重点的に記載、ベッドサイド重視。略語集、和英用語集も兼ねた充実の索引。各巻に総索引。最新の医師国家試験出題基準に準拠。講義・実習・研修にすぐ役立つ内科学テキスト決定版。
本書は、整形外科領域での緊急手術治療が必要な疾患を網羅し、それぞれの手術の適応と手技を中心とした、治療計画全体について今一度整理し、学習する機会を提供するために企画したものである。その目的のためにそれぞれの疾患の病態に精通し、治療経験が豊富な専門家に原稿執筆を依頼して編集した。骨盤骨折での尿路損傷、骨折に合併する大血管損傷、ガス壊疽などの特別に緊急性の高い疾患については、救急医学の専門家に執筆を依頼した。
まじめに考える性感染症と避妊の話。
「Clinical eye」とは、臨床の場で、本質を見抜く眼のことで、プライマリ・ケアもこれで万全。245点の図表が、スタンダードな知識とより深い理解をもたらす。立体的学習書。
本書は、おもに小児科のドクターを対象に、小児の主要な泌尿器疾患について最新の知見を解説したマニュアルである。
新しいCTの技術的進歩と、びまん性肺疾患や早期肺癌を中心とする現在の最新知識はすべて網羅。初版から6年を経て、パワーアップした新版が登場。