サニテーションが及ぼす健康影響を個人の身体および精神・心理的側面から社会的側面まで立体的に描き出し、場の質の改善を通じて間接的・公共的に健康を実現する方策について、医学・保健学から工学におよぶ多彩な論者が迫る。
本書は問診や具体的な診察手技の解説と、主な認知症疾患での診察のポイントを提示。
目で見る病原性真菌は、この一冊で。巻頭39頁のカラー図譜で、真菌各種の顕微鏡写真や臨床写真を一括掲載!好評の月刊誌「化学療法の領域」連載企画に、新たに多数の真菌写真を加えて単行本化。その菌学の基礎から各領域真菌症の臨床まで、克明に解説!医真菌研究者はもちろん、臨床医家にも必読の一冊。
本書は、現時点において既存のニューキノロンの臨床的位置付けを明確にし、より適切な使用法を目的として編集されたものである。
皮膚科学について、平易簡明を旨とした解説書。
2003年版の改訂は、細菌のデータなどを最新のものに一部取り替えた。
本書は、ウイルス感染症の動向をコンパクトに収集したものである。内容は「感染症」を中心に記述され、各項目はその分野のエキスパートに分担して執筆いただいており、基本的なことはもちろん、各ウイルス疾患の特徴および現時点での問題点までも取り上げ、確実な情報を記述し、解説している。臨床医を対象に書かれた実用書。
旧版では病原ウイルス各論としたところを、改訂にあたって感染臓器別に論述した。それぞれ一長一短あるが、実際に患者と医療従事者は『風邪をひいて』とか、『胃腸の調子がおかしくて』とか言って医療機関で会合する。何々ウイルスに感染したというのは、診断が定まってからのことである。現場の感染症医療を重視したつもりである。
本書は、薬剤耐性菌制御の新戦略として近年特に注目されている“抗菌薬サイクリング療法”を扱っている。サイクリング療法に関して本邦初の著書であり、基礎から臨床まで、さまざまな分野でのサイクリング療法における考え方や新しい知見が網羅され、臨床現場において役立つよう編集されている。