なぜ老いるのか、寿命はどこまで延びるのか。老いの多様性に応え、充実した生、豊かで健康な老いを実現するために求められる条件とは何か。老化と高齢社会をめぐる学際的な知の到達点。
現代の言語学・英語学の理論的研究によって得られた最新の知見を、大学英語教育に有効に活用するための意欲的提言を行う論考42編を収める。執筆陣は生成文法や認知言語学をはじめとする多彩な研究領域で活躍する第一線の研究者であり、多岐に渡る今日の文法研究の主要トピックを余すところなく網羅し、簡潔・平易に解説する。英語教育に携わる教員のみならず、すべての言語学・英語学研究者にとっても利用価値の高い必携の論集。
圧倒的大多数の現地語といくつかのヨーロッパ諸語の織りなす重層的な多言語使用の実態。危機言語、母語主義といった西側世界による介入。それらがつくり出す複雑な言語状況を概観し、サハラ以南アフリカ14カ国の、ことばと社会をめぐる諸問題を具体的に論じる。アフリカ社会を理解するうえで、なぜ言語問題が重要なのかを明らかにし、アフリカ地域研究への新たな視点を提示。
「持続可能な社会」実現に向けた理論の再検討とアジアの実践。急速な経済成長の一方にある、環境問題の深刻化や格差の拡大。これらの歪みを是正し、より豊かな共生社会を築くために、何が求められているのか?地域特有の課題を通して、複合的視座から考える。
信託法理の生成を振り返るとともに、信託の有する財産権の転換機能に伴って生じる課税上の諸問題および租税法理論の新たな可能性を広く考察する。
人類の未来は、環境を守るために今すぐいかなる手を打つかにかかっている。このような現状を生み出した背景には、どのような自然観、人間観、歴史観があるのだうろか。人と環境の「関係」の意味を問う。
治験・医師主導の臨床試験に携わっている方、これから携わろうという方、臨床試験を支援する方に贈る必携の書!臨床試験の計画から報告まで第一線での実務を担当している方の執筆による生の教材!臨床試験は新しい医療技術の開発や、日本のエビデンス形成に必須。
エネルギー・環境問題についての教育は、人々の行動にどう影響するのか?環境行動を促す効果的な教育・政策を社会心理学的アプローチにより探究した貴重な成果。