21世紀最大の課題といえる地球温暖化問題や生活・文化の問題を考えるとき、大農圏諸国による市場原理優先の論理でなく、小農圏農業への深い理解が不可欠である。本書では、世界を見据えつつ、日本の食と農業・農村、農政の未来を考える。『農学原論』(岩波書店)から10年。農学研究一筋の著者の到達した理論・政策を、平易に説いたものである。
音楽教育は、音楽のさまざまな体験を通して、子供たちの音楽的・人間的成長を実現する過程です。この本は、「モノドラマ合唱」という新たな表現形式を通して、子供たちの内的運動感覚を覚醒・強化・熟成することをねらいとしています。
性教育に関する図書はこのところめっきりふえたが、性教育の指導者向けというと評論的なものか、ハウツウものがはなはだ多く、性教育の今日的課題に対応すべき理論に裏づけられた体系的指導書はまことに少ない。本書は、性教育をどう考えるか、そして、その教育観に基づいてどのように実践的に進めたらよいか、を事細かに説述している。
人事コンサルタントとしてのキャリアをもつ著者が、具体的なケースをまじえて、人事労務の現実を明快に解説。教師と生徒のシミュレーション対話によって、大学における実際のゼミを彷彿させる、臨場感あふれる入門書。
新たな「ことばの教育」への提言。生命と倫理と環境を軸に展開する対話的教育の案内書。
支店長のための貸出担当者育成『虎の巻』。部下・後輩のOJTを任された支店長・役席者待望の「OJT教材」。もちろん、はじめて貸出業務に携わる若手行員の参考書としても最適。