「真の英語力を身につける」とは、どういうことか。批判多き日本の「文法重視型」英語教育は、本当に「無益」なものなのか。英文法を徹底的に分析することによって、確実に語学を習得していったという著者。本書では、文法少年だった頃から「英文法ノイローゼ」にかかった苦学生時代、ドイツ留学時代などを振り返りながら、自身の英文法体験や、英語に関する四方山話を披露する。英文法研究とともに歩んできた著者による「知の自叙伝」。
インターネットって、騒がれるわりにはおもしろくもない。ホームページ見るのも飽きたし、ほかには使い道もなさそう。ビジネスへの利用も疑心暗鬼-こんな停滞はもう放っておけない!無限の可能性を秘めた壮大なネットワークを、既存の少数のアプリケーション(WWWなど)と同一視するのは大間違い。アタマの硬い技術者の手からインターネットを解放し、われわれふつうの生活者&仕事人&遊び人が多様なコミュニケーションを構想し、実現していこう。勇気ある“王様は裸だ”発言、インターネットの現状大批判。
昨今、改めて論じられる「英語公用語化論」。そもそも日本人にとって英語とは何なのか。21世紀にいかなる言語は広がり、いかなる言語は消えていくか。本書では、IT(情報技術)の急速な発展、政治的・経済的グローバリゼーションによって、大きな変質を迫られている「われわれの言葉」のゆくえを、英語との関係、インターネット多言語処理環境、さらに機械翻訳など最新のコンピュータ技術の動向をふまえて論じる。世界中を巻き込んで、いまホットな論争を呼び起こしているテーマのイロハを、誰にも分かりやすく、丁寧に説明する絶好の概論書。
英会話には「暗黙のルール」がある。幼稚園からビジネスの現場まで、豊富な実例を基に「文化的適応力」の修得法を探る。インターナショナルスクール出身で日米の境に育った著者独自の考察。
実は心配だった。誰にも聞きにくかった。これが知りたい58問。
日本の英語教育の中身が何かおかしいと思うあなた。どこがどうおかしいか、そのようなおかしな英語教育の中身がどこからきたのか、お教えします。ひとりよがりの解説をする受験参考書。今の英語と無縁な文法規則を教える文法解説。19世紀以前の英語を堂々と記載する学習英和辞典。英語らしくない英文を使って受験者を試す英語教員採用試験問題。100年前からの呪縛と、ひとりよがりな英語。日本の英語教育の病根はここにあります。
宇宙は対称性に支配されている!ノーベル賞物理学者レーダーマンが、ビッグバンからヒッグスボソンまで、物理学の最前線を語りつくす。
学力低下、格差の正体とは?劣化する教育現場の正体とは?自信とプライドを取り戻す教育改革と再生のあり方を問う。欧米の教育理念を知り、戦前〜戦後〜現在に至る教育の質と制度を検証。教育汚染の実相に迫る。
変わっていくからだとこころのこと、月経のこと…どうしたらいいんだろう?迷い悩むこともあるけれど、きっと思春期は自分だけのワクワク、ドキドキを見つけにいく旅なんだ。この本は、同じように子ども時代を過ごした大人からキミへの手紙です。
高機能自閉症やアスペルガー症候群などの人とのつながりが苦手な子どもたちに特別支援教育を進めるための必読書。
TRONでこう変わる。来たるべきコンピュータ社会のアメニティ・アーキテクチャ。
性について語ることを、学んでいない人、誤解をしている人、敬遠している人、などのために、本書を書きました。なぜ、そんなふうに考えるおとなのために、本書を書いたかというと、そのおとなたちによって、21世紀を生きるこどもたちが育てられるからです。
形式化・技術化に抗して。大学設置基準「大綱化」前後の大学内外の議論を詳らかにし、哲学・思想の歴史と日本の近代化と学制の歩みを紐解く中から、あるべき教養教育を提示する。