本書では、小・中学校、高校、障害児学校から、八つの学校図書館を紹介しています。いずれの図書館にも専門の職員がいて、日常的に図書館を動かしています。どの実践からも、子どもたちの「知りたい」「読みたい」「調べたい」という気持ちを大切にしている姿が伝わるでしょう。そこでは、学校図書館が子どもたちの生活のなかに、授業をはじめとする教育活動のなかにしっかりと根づいています。それだけではありません。子どもたちが、教師が、授業が、学校が変わっていくようすも見えてくるはずです。学校図書館は教育のあり方を変える可能性をもっているのです。もちろん、そのためには司書としての専門性を、教師が教師としての専門性をみがいていくことが大切です。
本書は生態系の環境保全における木材ともっとも身近な環境としての居住、健康に関わる木材についての最近の動きを紹介したものである。
カエルの解剖実験のあと、なぜ「お葬式」をするのだろう?「理科」は純粋に自然科学を教える教科だろうか?「理科」という教材の誕生を、そこに潜む日本的自然観に遡って解明。西洋科学を鏡として土着科学に気づいていく多元的科学教育論の立場から、その特質を再評価する。
本書は、日本の各地で多様な学習者の学びや人権保障のあり方に関心をもつ人々に、多文化教育を多面的に把握してもらうことを意図して書かれている。また、はじめて多文化教育について学ぶ人にも、その広がりと奥行きが伝わるようにと構成されている。
本書は活動分野の異なる2人の著者(それぞれロボット分野、建設機械を主な研究分野とする)が研究活動全般に関する知識を自らの経験にもとづいてわかりやすくまとめたもの。とりわけ企画については社会や業界の動向に左右されたそれではなく、個々のテーマをどう始め、推進し、発展させるかという観点から研究者の立場に立って扱っている。さらに独創技術を開発するためにはどのような研究をすべきかとの視点を重視しながら企画に対する考え方をとりまとめるとともに、研究生活の節目節目で経験した苦い思いを知恵として整理している。
本書は、いつも「先走り?」と周囲を心配させながらも刺激し揺さぶってきた著者の問題提起から、ここ数年の論考を集めてみました。
“公共事業は経済成長にプラス、社会保障はマイナス”という、ドグマの横行に対して、事実はどうなのかを理論的・数量的に検証したパート2:実践編。
本書は、それぞれのプログラムを実施していくことにより、プリセプティー、プリセプター、アソシエート、つまり指導する側、される側が同時に成長できることを第一の目的としています。資料にたくさんのページを割きました。これは当院で実際に使用しているものです。