教育哲学者・デューイ。その思想を発展的に継承し、教育荒廃がすすむ現代アメリカにおけるさまざまな改革への取り組みを検証しつつ、「人間性実現への教育」の可能性をさぐる。
山口小ブームを作った話題の本大幅加筆で登場!「学校5日制」をベースに、学力と、生きる力と、本当の“ゆとり”を育てる本。
本書では、針刺しや鋭利な器材による切傷での職業感染を防止するための対策を述べている。
「すべての人に生涯学習を」が重要であることはいまやだれもが認めるところである。しかし、それはまた同時に「生涯学習をすべての人に」とするのが実際には無理だといっているのである。ここ5年の間にOECDは教育に関して次の2つの課題に取り組んできた。まずは教育大臣が取り組むべき目標をより具体的に示すこと。そしてその目標がどのようにしたら各国でうまく達成されるのかを示すこと。本書では、これまで行ってきた作業の主要なところをまとめ、その上で将来取り組むべき課題が何かを明らかにした。OECD(経済協力開発機構)から発表される加盟各国の教育政策分析(Educational Policy Analyisis)2001年度版報告書の完訳である。
「革命と戦争の世紀」といわれる二十世紀は、また「言語の世紀」でもあった。近代国家が誕生し機能するためには、コミュニケーションによる国民の統一、国民語の完成が不可欠だったからだ。われわれの「国語」はかなり強引な形で成立せざるをえなかった…。長い歴史を背負う一方、国家の要請、大衆化の波にさらされてきた近代日本語の運命を、広く文明論の立場から論じあい、国語教育について具体的な改新案を提示する。
本書は、学位請求論文「ペスタロッチの教育思想における宗教的基礎-その形成と展開」(1999年11月学位取得、筑波大学)を、2002(平成14)年度日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受けて刊行するものである。刊行に際して表題を改め、本文についても若干の加筆修正をおこない、また、表現法や用語をわかりやすく変えるなどの手直しをした。
本書の構成は、“企業のコンプライアンスに関する基本方針・行動指針(コード)の概要、作成方法”、“コンプライアンス体制構築のための組織と役割”、“コンプライアンス教育”の3編に分け、これらについて、役員を含む社員全員がそれぞれどのように考え、どのように取り組んでいくべきかを段階的に解説しました。
特集テーマに関して、編集委員会から「高等教育機関とボランティア学習」についての現状と問題提起をし、木谷宜弘会員のボランティア学習にかける情熱と実践の跡をインタビューという形で取材しながら、「高等教育機関におけるボランティア学習の意義と課題」という形でまとめた。
子どもがもつ疾患や障害をどう理解し、受け止めたらよいのか。教師や親が知っておくべき医学知識を、分かりやすく解説。
三十数年前に立ち上げた理論、アジア経営学の検証と進化そして再体系化!「他人や外国のものではない自分の学問は何だったのか」と著者は国際経営学の学説史を自己の中に問う。著者は、アメリカ研究でビジネスを知り、アジア研究で人間を知る。そこでの国際経営学の目覚めは、「文化と経営」であり、『アジア経営学』は、日本の論理を世界に普遍化する基礎理論であり、国際経営学と経営人類学の日本的原形であった。
人材の募集、採用から、適正配置や教育訓練、労働時間や賃金等の管理、そして退職に至るまでのさまざまな手続きのしかたと、実務に必要な知識をわかりやすくポイント解説。
宇宙の中の地球、その中の日本、都市、地域、人…そうした世界観に立って人生を大切にする人間社会をつくるため、環境問題をはじめ、戦争、政治、教育、未来都市に向かっての都市計画など、気宇壮大、縦横に説く。
全国266のビジネス・インキュベーション施設について、施設の概要、入居条件、面積・賃貸料や支援内容(インキュベーション・マネジャーの紹介、創業のための相談内容、実績)等が詳しく調べられる総覧。日本新事業支援機関協議会(JANBO)が行った実態調査による、日本のビジネスインキュベーション施設の最新情報が一覧できる。
看護・医療の現場が困難な状況を迎えている今、高度なスキルを持つエキスパートナースの存在が強く必要とされている。本書では、看護・医療の質保証に大きく貢献し、困難な現場を担い、かつそれを変えていく「エキスパートナース」のなり方、育て方を紹介する。