≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●膵臓疾患の診断と治療を進めていくうえで、超音波検査は血液生化学検査と同様最初に行われ、その診断プロセスと疾患を理解することは非常に重要です。
●また、膵臓は消化管ガスの影響を受けやすく、的確な超音波診断を行うには、検査者の技量と知識が求められます。
●本特集は「ブラッシュアップ! 膵臓疾患の臨床検査」と題して、膵臓疾患の診断プロセスや、各種検査について理解を深めた後、膵臓の超音波検査に関して、抽出や各種疾患のチェックポイントを詳しく紹介。
●最後には、超音波検査以外に知っておきたい画像診断についても解説しています。
【目次】
1.膵臓疾患の診断プロセス
2.膵臓疾患の臨床検査
3.膵臓の超音波検査
1)膵臓の描出テクニック
2)膵炎のチェックポイント
3)膵嚢胞性腫瘤のチェックポイント
4)膵癌のチェックポイント
5)その他の膵疾患のチェックポイント
4.膵臓の画像診断(CT・MRI・超音波内視鏡)
■Editorial-今月のことば
学ぶ心あれば、万物すべて我が師なり
■話題ーNEWS&TOPICS
佐賀県遺伝子検査ネットワークー人的・技術的な基盤づくりを目指して
災害時の院内における血液製剤管理と供給体制
■血液検査室のための フローサイトメトリー入門
5.解析結果の見方と考え方を学ぼう!〈骨髄検査編〉
■L・Lの日常
■技術講座
細胞診検体からのセルブロック作製法
■基礎講座
病理検査における感染対策
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう! 2.スムーズな検査の実践へ
2)得意になれる!機能的残気量(FRC)肺拡散能力検査(DLco)
■FOCUS
臨床検査技師卒前教育の改正における臨地実習施設での対応
■臨床検査Q&A
70歳女性の患者さんで発熱があり検尿を実施したところ、細菌(3+)のわりに白血球が少ないと感じました。どう解釈したらよいでしょうか?
■歴史に学ぶ 病理技術
2.金子仁先生と病理技術、臨床検査技師
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
不妊カウンセラーとして働く
■Book Review
細胞診鑑別アトラス
■学会レビュー
第60回日臨技近畿支部医学検査学会
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
特集「『歯周病』をめぐる基礎と臨床の架け橋」では,歯科の基本でもある歯周病について,東京歯科大学のリカレント教育の内容に基づき基礎と臨床の最先端を学びます.
【目次】
特集 「歯周病」をめぐる基礎と臨床の架け橋
座談会 今,なぜパーシャルデンチャー? 3
巻頭Topic 歯科における薬剤性嚥下障害への視点
エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック 6
モノリシックジルコニアレストレーションの臨床UPDATE 3
東京歯科大学発 臨床組織・解剖学のコラボレーション 3
コンポジットレジン修復Q&A 臨床での疑問点を解決して適応範囲を拡大しよう! 7
臨床家のための疼痛コントロール CheckPoint 6
訪問歯科診療における義歯治療〜少しでも良い義歯を最期まで〜 10
補綴修復治療の成功を目指した支台歯形成 9
Topic
歯科口腔保健の新時代 -データからのat a glance 18
Patient Oriented Dentistry-行動を学び・介入する歯科医療 9
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 3
事例に学ぶ歯科保険請求 198
米国歯周病科大学院(専門医プログラム)合格までのCareer Path 7
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 15
医科歯科連携・多職種連携 日本社会に求められる歯科医療の近未来 21
経済学的視点から歯科業界を読み解く 60
私の歯科医師人生ー「医療変革の時代」を超えてー 13
WITHコロナ×AFTERコロナの時代の私たち 15
My Bookshelf〜私の本棚〜 3
Find the Cat!!〜ポンゲを探せ! 3
【News & Report】
【Conference & Seminar】
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「学び直そう!グラム染色」です。感染症診断のうえで重要な役割を担うグラム染色ですが、編集部には読者の方から「どのようにすればきれいな標本を作れるのでしょうか」「おっかなびっくりやっているので、どうにかしてレベルアップしたいです」といった声も寄せられており、不安をおもちの方も少なくないようです。
●そこで本特集では、1 章で意義や運用、精度管理、技能評価などについておまとめいただき、2、3章で「Clinical Microbiology Procedures Handbook」の最新版(4th Edition)をもとに、検体採取と標本作成、鏡検の手技やコツについて解説いただきます。4章では臨床検査技師以外の職種も含め、現場での活用を紹介いただきます。確かな知識と技術に裏打ちされた自信は、日々の感染症診療に大きく貢献します。その一助として、本特集をお役立ていただけますと幸いです。
【目次】
1.総論ーグラム染色を理解する
2.検体採取・標本作製のポイント
3.鏡検のポイント
4.現場での活用
1)臨床検査技師の立場から
2)医師の立場から
3)薬剤師の立場から
■Editorial-今月のことば
私はガラパゴス化した検査室で育ててもらったという事実
■話題ーNEWS&TOPICS
臨地実習指導者講習会ー日本臨床衛生検査技師会の対応についてー
ブラッドローテーションとはー献血血液の有効利用を図る取り組み
■技術講座
遺伝子検査を血液型検査に活用する
■基礎講座
嫌気性菌検査の基本をおさえる
■MT Seminar
DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)とは?-胎児期の環境が成人期以降の疾患リスクに影響する
AIHAの病態と輸血検査の注意点
■知っておきたい この検査
前庭誘発筋電位
■臨床検査Q&A
乳び血清ではTGは高値になりますか?
■L・Lの日常
L・Lの日常
■学会レビュー
第15回日本臨床検査学教育学会学術大会
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
細胞検査士として働く
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『予知性の高いリグロスを用いた歯周組織再生療法〜どのように予知性を感じるか,骨補填材との併用をどう考えるか〜』です.筆者が所属していた大阪大学における,FGF?2研究をはじめとする世界初の歯周組織再生誘導剤・リグロスの誕生までの道のり,リグロスの効果を高めるための臨床上の予知性の見方,骨補填材との併用効果や今後の展望について,豊富な臨床例・考察とともにわかりやすく解説しています.
特集 予知性の高いリグロス(R)を用いた歯周組織再生療法〜どのように予知性を感じるか,骨補填材との併用をどう考えるか〜
特集 根管貼薬後に形成される石灰化物に迫る
シリーズ連載 誌上抄読歯周・インプラント疾患の新分類 1
特別企画
TOPIC 認知症と口腔機能の関連を科学する
天然歯を守る 80
エンド治療Q&A 2019 8・完
インプラントオーバーデンチャーの最新エビデンスと臨床 3
トピックから紐解く歯内療法 12・完
安全に行える経歯槽頂上顎洞挙上手術ー上顎洞挙上手術の標準化定型的埋入手術を目指してー 2
コーヌスクローネ再考 8
次の世代が考える 摂食嚥下リハビリテーション 〜歯科診療室,訪問診療,教育,研究の現場から〜 4
全部床義歯臨床のビブリオグラフィーII 5
事例に学ぶ歯科保険請求 171
海外アカデミアへの挑戦ーDream it.Do it.- 5
経済学的視点から歯科業界を読み解く 17
これで困らない! 患者トラブル対応 11
Dr.Hiro の続・非ペリオ的日常〜診療外の日常からみえること〜 8
海外学会の楽しみ方! 11
【News & Report】
【Conference & Seminar】
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●リハビリテーション診療において、運動機能面の評価や介入と同時に、適切な栄養管理を含むトータルマネジメントが必須である。
●本特集では、2020年にアップデートされた「リハビリテーション栄養診療ガイドライン」について、総括委員会メンバーである若林秀隆先生がその概要を説明。そして各病期別に、第一線で活躍する著者陣がその豊富な経験をもとに解説。
●リハビリテーション診療にかかわるすべての職種が、リハビリテーション栄養に関する知識を深める一助となる一冊。
【目次】
リハビリテーション栄養診療ガイドライン2020 updateについて
急性期リハビリテーションと栄養管理
回復期リハビリテーションと栄養管理
生活期リハビリテーションと栄養管理の考え方─摂食嚥下障害の視点も含めて─
脳卒中リハビリテーションと栄養管理
■連載
巻頭カラー 症例でつかむ!摂食嚥下リハビリテーション訓練のコツ
4.脳血管障害に対する息こらえ嚥下法のコツ
ニューカマー リハ科専門医
中嶋宰大
リハスタッフが知っておくべきプレゼン(学会発表・講演)のコツ
8.学会発表・講演:2. Visual Aidの作り方
新型コロナウイルス感染症とリハビリテーション医療
7. COVID-19対応と医療スタッフのメンタルヘルス
リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線
11. チーム医療による臨床,教育,研究─東海大学医学部付属病院
リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで
16. システマティックレビューとメタ解析
リハビリテーションと薬剤
7.リハビリテーションでよく遭遇する症状・症候と薬剤:4食欲低下
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
3名の恩師との出会い─神経小児科からリハビリテーション科への道
学会報告
日本転倒予防学会 第8回学術集会
臨床研究
外傷性脳損傷回復期の精神症状に対する薬物療法
CLOSE UP!!
パラリンピックの熱気をつなげて より身近に
・外国人診療を行ううえで最初の障壁になるのは外国語である。医療の専門教育について、どの程度英語を用いるべきかということは、一般教養としての英語教育とはまた異なった課題である。
・JCIのような国際的な病院機能評価システムや、JMIP、JIHのような外国人患者受け入れ体制に対する評価や推奨制度が広がりつつある。これは外国人患者が、より一層安心して医療を受けられるための仕組み作りである。
・本特集では現在、外国人患者受け入れのための体制づくりがどこまで進んでいるかと、医療スタッフの教育を含めた人的リソースの供給体制とを主眼におき、さらにスポーツ医学の観点からも執筆いただく。
■ 外国人診療
・はじめに
・外国人患者の受け入れとインバウンドの現状と体制
〔key word〕インバウンド、外国人患者、認証制度
・国際認証Joint Commission Internationalへの取り組みの価値
〔key word〕エビデンスに基づく病院管理、病院管理ツール、質改善のサイクル
・国際化に求められる体制整備ーー外国人診療における安全性と効率性の両立をめざして
〔key word〕外国人診療における安全性と効率性の両立、多様化する通訳方法とその選択、外国人診療サポート部署
・日本への渡航受診者の受け入れと日本の医療の国際展開
〔key word〕インバウンド、アウトバウンド、Medical Excellence JAPAN(MEJ)
・臨床現場で役立つ医学英語教育
〔key word〕医学英語、医学英語教育、医療面接、医療通訳
・スポーツと医療の国際化
〔key word〕海外渡航、国際競技大会、マスギャザリング、感染症、準備
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・C型肝炎治療後の肝発癌とTLL1遺伝子多型
循環器内科学
・安定冠動脈疾患に対する新たな治療概念: AFIRE研究
麻酔科学
・慢性術後痛を予防するために
●連載
老化研究の進歩
・17.サルコペニアの診断とメカニズム
〔key word〕サルコペニア診断、筋線維タイプ、筋サテライト細胞
再生医療はどこまで進んだか
・9.疾患特異的iPS細胞を用いた骨格系統疾患の病態解明から創薬
〔key word〕骨格系統疾患、分化誘導、病態再現、創薬
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・2.自然免疫が関与する炎症ーー自然炎症と自己炎症性疾患
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築1
・今、歯科診療所からーーCOVID-19の発生を受けて
・新型コロナウイルスの抗体検査を用いた松本歯科大学学生・教職員の疫学調査
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・日本における死因究明制度の不備が指摘されるようになり、政府として死因究明制度について議論されるようになった。
・千葉大学は法医学教育研究センターを設置するに至り、法病理学、法中毒学、法医画像診断学、臨床法医学、法歯科学、法遺伝学などのさまざまな分野を担う若手研究者が多く所属するようになっている。
・本特集は、主にそうした千葉大学に所属する30〜40代の比較的若手といえる研究者を中心に、日本の法医学の現状や課題を執筆してもらい、次世代における議論を喚起できればと考え編纂したものである。
■ 法医学の新たな展開
・はじめに
・死因究明における法医学の新たな展開ーー諸外国の制度と比較して
〔key word〕死因究明関連2法、調査法解剖、死因究明等推進基本法
・生きた人を診る法医学ーー臨床法医学
〔key word〕臨床法医学、診断書、児童虐待、臨床法医外来、記録
・子どもの死をいかに防ぐかーーチャイルドデスレビュー(CDR)における法医学の役割
〔key word〕チャイルドデスレビュー(CDR)、死亡診断書、死因、法医解剖、法医学
・死後画像も生体の画像もーー法医画像診断学の役割
〔key word〕死後画像診断、臨床法医画像診断、死後CT、死後MRI、児童虐待
・大地震・津波の教訓を生かすーー災害法医学の課題
〔key word〕災害、検視・検案、個人識別、DVI(disaster victim identification)、多数遺体取扱訓練
・法医学における薬物検査のあり方ーー裁判化学講座の復興をめざして
〔key word〕法中毒学、裁判化学、薬物検査、質量分析
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は何を問うたかーー感染症と法医学
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、死因究明制度、感染症疫学、剖検事例レジストリー、公衆衛生学
・死者の情報をいかに社会に還元するかーー異状死体データベース
〔key word〕データベース、異状死、検案、法医解剖、チャイルドデスレビュー(CDR)
●TOPICS
神経精神医学
・ヒューマノイドロボットを用いた自閉スペクトラム症治療の可能性
腎臓内科学
・便秘薬による腎臓病の進行抑制と心血管疾患予防の可能性
細菌学・ウイルス学
・気道上皮組織でインフルエンザ感染を感知する病原体センサーMxAの発見
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・17.自己免疫疾患発症機構に迫るMHCクラスII分子の新たな機能ーー自己抗体の標的分子としてのミスフォールドタンパク質/HLAクラスII複合体
〔key word〕MHC、HLA、疾患感受性アレル、ミスフォールドタンパク質、Invariant chain分子
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・13.微視的ヘテロ力学場を用いた治療効果増強幹細胞の培養技術
〔key word〕間葉系幹細胞(MSC)、非一様力学場、非定住培養、細胞内部応力
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・11.夏目漱石IV--過去への囚われ
●書評
・書評『遺伝/ゲノム看護』(有森直子・溝口満子 編著/井ノ上逸朗 医学監修)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は 2号連続企画『歯内療法領域における最新トピックス〜現時点の到達点と将来の方向性〜』の《前編》です.本号では「歯質の最小削除による刺激物質の最大除去」において中心的役割をなす「根管形成」について,適切な作業長,作業幅径の考え方を詳説しています.エンド領域の最新情報を正しく適切に理解するうえで必須となる,歴史的変遷・背景についてもご解説いただいています.
特集 歯内療法領域における最新トピックス〜現時点の到達点と将来の方向性〜《前編》
特別寄稿 骨免疫学が紐解く歯科臨床の分子基盤
特別寄稿 インプラント補綴設計の現在《前編》
巻頭TOPIC 朝日大学医科歯科医療センター卒後臨床研修プログラムの紹介
天然歯を守る 81
安全に行える経歯槽頂上顎洞挙上手術ー上顎洞挙上手術の標準化定型的埋入手術を目指してー 3
コーヌスクローネ再考 9
誌上抄読 歯周・インプラント疾患の新分類ーその全貌と臨床・研究に与える影響 2
次の世代が考える 摂食嚥下リハビリテーション 〜歯科診療室,訪問診療,教育,研究の現場から〜 5
全部床義歯臨床のビブリオグラフィーII 6
歯科における色調分析・再現を再考する 5
事例に学ぶ歯科保険請求 172
海外アカデミアへの挑戦ーDream it.Do it.- 6
経済学的視点から歯科業界を読み解く 18
これで困らない! 患者トラブル対応 12・完
Dr.Hiro の続・非ペリオ的日常〜診療外の日常からみえること〜 9
海外学会の楽しみ方! 12・完
【Book Review】
【News & Report】
【Conference & Seminar】
・現在、社会は“第4次産業革命”といわれる時代の大きな転換点に差し掛かっている。また2020年(令和2年:R2)は“リモートワーク&リモートライフ(R2)”を経験する時代となった。
・遠隔医療や医療AIなどが浸透していくことが予想されるこのような状況下で、基盤技術として注目されるのが、第5世代移動体通信システム“5G”である。5Gは高速・大容量、低遅延、多数同時接続といった特徴を持つ。
・Society5.0時代の基盤となる5Gの医療現場での取り組みは着実に進んでいる。本特集では、5G×医療の政策動向や医療機器としての展開、そして診断から手術に至るまでの取り組みを紹介する。
■ 5G(第5世代移動通信システム)と医療
・はじめに
・医療分野における5Gの活用
〔key word〕5G、実証試験、5G等の医療分野におけるユースケース(案)
・5Gの概要とさまざまなパートナーさまとの協創ーー医療分野への展開も見据えた5Gとその課題
〔key word〕5Gの特徴と概要、通信から見た医療現場の課題、協創の考え方、5G×遠隔診療、5Gを活用した実証事例
・5GとIoMD
〔key word〕人工知能(AI)、IoMD、Society5.0、遠隔医療、モバイル検査
・地域医療の充実と5G応用ーー和歌山県における取り組み
〔key word〕地域医療、5G、遠隔診療、遠隔訪問診療、遠隔教育、遠隔移動診療
・過疎地域の医療を支援する5Gと4K画像による遠隔医療
〔key word〕5G(第5世代移動通信システム)、4K、遠隔診療、telemedicine、過疎地域
・5GとVRを活用した“バーチャル指揮所”--災害時医療対応の取り組み
〔key word〕災害医療、災害対応、バーチャル指揮所、仮想現実(VR)、5G
・5G時代のスマート治療室
・遠隔手術の社会実装に向けて
〔key word〕ロボット支援手術、低遅延通信技術、オンライン診療指針、外科医療の均てん化、外科医教育
●TOPICS
循環器内科学
・トランスサイレチン型心アミロイドーシスに対する新規治療薬
免疫学
・肥満細胞自らがアレルギー応答を抑制する仕組み
細胞生物学
・不妊の原因に関わる新規遺伝子MEIOSIN
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・18.ES細胞を用いた先天性代謝異常症に対する再生医療
〔key word〕ヒトES細胞、肝細胞移植、尿素サイクル異常症、高アンモニア血症、橋渡し的治療
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・11.免疫学の歴史を俯瞰して現状と課題を考える
〔key word〕血清学、移植免疫、クローン選択説、MHC、T細胞レセプター
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・7.付着基質表面の性状による付着生物の接着制御
〔key word〕ソフトマター、ハイドロゲル、表面微細構造、付着生物、防汚
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・6.青木繁ーー内なる邪気と内なる仏性
パリから見えるこの世界
・97.植物の免疫、その認識と記憶のメカニズム
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●少子超高齢化が急速に進展する今日では、医療や介護、地域保健に求められる機能と役割も複雑・多様化し、地域における医療・介護・福祉・保健等の連携強化や、関係機関および多職種が協働する包括的で継続的な取り組みがますます必要となります。
●このような背景のもと、本特集では「薬剤師と管理栄養士のパートナーシップ」にフォーカスし、両者の活動内容と連携・協働について紹介するほか、病棟から在宅・地域医療での栄養管理の連携やシームレスな栄養支援を実現させるための課題などについて解説しています。
●総論では、病院と薬局の医療領域での連携体制、ならびに病院ー地域をつなぐ栄養ケア活動について解説し、続く各論では、各領域のエキスパートがより実践的なテーマをわかりやすく執筆。
●病院や在宅の現場における栄養指導や栄養相談、食事療法等の栄養ケアに活かすための「くすりの知識・情報」についても、最新の知見を含めて掲載。
【目次】
病棟での薬剤師との連携
在宅・地域における管理栄養士ー薬剤師の連携ー薬局管理栄養士の立場から
急性期医療から在宅医療に“つなげる”栄養管理
薬学教育における栄養学と在宅医療教育の現状
薬物治療情報の栄養管理への活用ー処方箋と添付文書の見方
薬物と食品の相互作用
薬剤による栄養障害
管理栄養士が知っておくと役に立つ薬剤服用に関する知識
●巻頭カラー
リハ飯コンテスト(前編)
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
医療法人社団 明正会 機能強化型認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
無理なく続けられる食事と運動により健康寿命延伸に貢献する/京都女子大学大学院 家政学研究科 食物栄養学専攻(博士前期課程)/生活環境学専攻(博士後期課程)臨床栄養学研究室
●スポット
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)と健康長寿
軽度不調とかかわるG-Plus食品の可能性
●連載
リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.6 歩行困難に陥った高度肥満女性において、ADL改善、減量を目的として栄養管理を実施し、社会的支援につなげた症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(9)
歯科医院に所属する管理栄養士が配食サービス施設管理栄養士と協働で栄養介入を行った在宅療養中のパーキンソン病患者の例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 18 胆管炎
●Medical Nutritionist養成講座(66)
静脈栄養投与経路の管理(2)-PICCとCVポート
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
大葉と赤じそ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 鰯の梅煮
公益社団法人 東京都教職員互助会 三楽病院
●国家試験
第37回管理栄養士国家試験 解答・解説(2)
・腸管には1,000種100兆個以上とも推定される細菌が生態系を形成し、感染防御、消化管機能の調節、食事性非消化炭水化物の分解や代謝、ビタミン類の産生および腸管上皮に必要な栄養素の供給など生体に重要な役割を担う。
・腸管は最大の免疫器官であり、生体の半数以上のリンパ球が存在し、その種類も多彩である。またシークエンスによる常在細菌の網羅的遺伝子解析が進み、腸内細菌とさまざまな疾患との関連の研究も進められている。
・腸内細菌による免疫応答の仕組みや疾患との関連が解明されることで、これら疾患の病態の理解が深まるばかりでなく、これら疾患の診断、治療、さらには予防法の開発までつながることが期待される。
■ 腸内細菌と免疫
・はじめに
・腸内微生物と腸管免疫細胞の相互関係
〔key word〕腸内微生物叢、短鎖脂肪酸、インターロイキン(IL)-10、制御性T細胞(Treg)、マクロファージ、自然リンパ球
・腸管IgA抗体による腸内細菌制御
〔key word〕腸内細菌、免疫グロブリンA(IgA)、腸管免疫
・腸内細菌とリウマチ性疾患
〔key word〕関節リウマチ(RA)、腸内細菌叢、dysbiosis、Prevotella
・多発性硬化症における腸内細菌研究の進歩
〔key word〕多発性硬化症(MS)、腸内細菌叢、短鎖脂肪酸(SCFA)、メタゲノム解析、酸化ストレス
・腸内細菌と肝臓疾患
〔key word〕腸内細菌、Th17細胞、原発性硬化性胆管炎(PSC)
・がん免疫応答と腸内細菌
〔key word〕腸内細菌叢、大腸がん、Fusobacerium nucleatum、免疫チェックポイント阻害薬
●TOPICS
社会医学
・高齢者における通院中の医療機関数と多剤併用の関連
臨床検査医学
・細胞治療における臨床検査技師の役割
免疫学
・COVID-19における免疫応答の性差
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・16.肝蛭症(肝占拠性病変の鑑別診断のひとつに考えよう)
〔key word〕肝蛭症、肝SOL(space occupying lesion)、hepatic phase、biliary phase、トリクラベンダゾール
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・15.循環器関連疾患の遺伝学的検査
〔key word〕マルファン症候群、血管型エーラス・ダンロス症候群、先天性QT延長症候群、遺伝性出血性末梢血管拡張症、遺伝カウンセリング
オンラインによる医療者教育
・2.COVID-19パンデミック下の解剖学実習:オンラインバーチャル実習のち御遺体解剖
〔key word〕オンラインバーチャル解剖学実習、対面式解剖学実習、コンピュータベース学習
●フォーラム
子育て中の学会参加
・8.内科医の視点から
●速報
・大監医における夏期取り扱い例では腐敗を伴う孤独死によって熱中症死亡を過小評価している
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●2017年の全国の医療施設を対象にした給食部門収支調査では、患者1人1日当たりの赤字は661円(全面委託)、757円(一部委託)、706円(完全直営)と、前回2004年の調査と比較していずれの形態においても収支が大幅に悪化していることが明らかになりました。
●物価上昇にともなう食材料費の上昇、労働力不足による人件費の上昇など支出増に歯止めはかからず、入院時食事療養費に対する評価見直しも見込めないことから、収入増が期待できないのが現状です。
●一方で、患者の疾患治療と早期回復のためには、給食部門に質の高い食事提供が求められていることには変わりありません。
●これら現状への問題意識から、2020年10月、一般社団法人ヘルスケアフードサービスシステム協会(HFSA)が設立されました。
●本特集では、「病院給食システムの新たな展開をめざしてー変革のために何が必要か?」と題して、協会理事の先生方を執筆陣に迎え、医療・介護施設における給食部門を取り巻く現状を整理するとともに、問題解決のための方策や、今後の給食システムの方向性について提言しています。
【目次】
病院給食はどこに向かうのか?-(一社)ヘルスケアフードサービスシステム協会のめざすもの
病院経営の動向と給食部門へ望むこと
病院フードサービスの問題点と対応
給食経営における危機管理ー人手不足への対応とBCPを中心に
病院給食における部門長のミッションを考える
これからの病院給食システムと卒後教育の展望
これからの病院給食システムと卒前教育の展望
コントラクトフードサービスのあり方とセントラルキッチン
旭中央病院における病院食改善の取り組み─ニュークックチル導入後11年の総括と課題
●巻頭カラー ビフォア・アフターでわかる! 管理栄養士のためのビジュアルデザイン入門
第3回 PowerPoint「学会発表・患者指導」
●スポット
食を通した視覚障害者の健康づくりの取り組み
新規糖尿病治療薬 イメグリミン
●ズームアップ
PPN輸液の適正な使い方ー中心静脈カテーテルから投与してはいけない!
●研究・調査
バナナの摂取が持久性運動時の主観的疲労感に及ぼす影響
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
キャベツ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
まちかど健康相談室(ぽけっとステーション) 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
人間栄養学研究を通じて,エビデンスを活用・創出できる人材を育成する/東京農業大学大学院 応用生物科学研究科 食品栄養学専攻 保健栄養学研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 ぶりのちらし寿司/医療法人平成博愛会 世田谷記念病院
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 3 消化管出血
●ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
3.水溶性ビタミン不足の臨床
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
14.心筋症(1)- 一次性と二次性
●Medical Nutritionist養成講座
51.経腸栄養剤の選択:disease-specific enteral formula
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第35回 魚介類2
●日本栄養士会医療職域
2021年度政策事業「全国病院栄養部門実態調査」について
自治体病院
周術期に対する低栄養防止への取り組み
精神科病院
第117回日本精神神経学会学術総会シンポジウム参加の報告
厚生労働省・消費者庁
健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ・他
●おしらせ
第12回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会・他
・わが国の高齢化率は28.7%(2020年)となっており、世界一の長寿国である。奇しくも2021年から2030年までの10年間を国連、WHOは“Decade of Healthy Ageing”と設定した。
・高齢化はグローバルな現象であり、健康寿命の延伸は世界的な願いであるが、世界一の高齢化率を誇るわが国の果たすべき役割はきわめて大きい。
・超高齢社会のフロントランナーとして医学・医療の領域から提案すべき内容について老年医学・老年学の力を結集すべく、それぞれの分野のエキスパートから重要かつ最新のトピックスを多面的に取り上げていただく。
■ 超高齢社会を支える医学・医療の提案
・はじめに
●総論
・超高齢社会における日本老年医学会の役割
〔key word〕フレイル、老年症候群、高齢者総合機能評価(CGA)、ポリファーマシー
・超高齢社会を支える地域包括ケアシステムとかかりつけ医の役割
〔key word〕地域包括ケアシステムの構築、かかりつけ医の社会的機能、尊厳の保障
・超高齢社会における高齢者の定義の意義
〔key word〕高齢者、准高齢者、エイジレス社会、日本老年学会、日本老年医学会
・21世紀の慢性期医療を考える
〔key word〕慢性期医療、高齢者医療、医療・介護連携、科学的介護
・高齢者の在宅医療の展望
〔key word〕地域包括ケアシステム、多職種協働、地域共生社会、コアコンピテンシー、ポジティブヘルス
・超高齢社会におけるエイジングサイエンスの展望
〔key word〕老化制御、老化細胞、細胞老化、健康寿命、Senolytic薬、細胞老化関連分泌形質(SASP)
●基礎老化研究
・老化制御機構の新展開ーー慢性炎症除去やセノリシス
〔key word〕テロメア、ニコチナアイドモノヌクレオチド(NMN)、セノリシス、慢性炎症、細胞老化関連分泌形質(SASP)
・睡眠と脳内の寿命制御因子
〔key word〕老化、睡眠、記憶固定、老廃物除去、免疫応答、視床下部
・サルコペニアにおけるミトコンドリアの役割
〔key word〕サルコペニア、ミトコンドリア、筋線維タイプ、呼吸代謝機能
・老化ストレス応答研究
〔key word〕老化、ストレス応答、生体防御
・臓器間ネットワークと個体・臓器老化
〔key word〕臓器連関、恒常性、適応修復機構、個体老化、神経ネットワーク
・SASPによる疾病発症メカニズム
〔key word〕細胞老化、細胞老化関連分泌形質(SASP)、セノリティック、セノモルフィック
●認知症
・高齢者の多様な認知症
〔key word〕ATNシステム、非AD型変性性認知症(SNAP)、バイオマーカー
・認知症における修飾可能な危険因子と推奨される介入
〔key word〕認知症予防、認知症、危険因子、多因子介入
・認知症のバイオマーカーーーアルツハイマー病の血液バイオマーカーを中心に
〔key word〕認知症、アルツハイマー病(AD)、ATN、バイオマーカー、血液検査
・認知症とイメージング
〔key word〕アミロイドPET、タウPET、MRI
・認知症のゲノム解析
〔key word〕認知症、ゲノム解析、疾患関連変異
・認知症の人の介護者支援の展望
〔key word〕介護者支援、家族教室、エビデンス、psycho educational intervention(PEI)、集団型・多要素支援(group based multi-component intervention)
・認知症のリハビリテーション
〔key word〕認知症、リハビリテーション、意義、診断、評価
・認知症の権利擁護と地域生活支援
〔key word〕権利擁護、意思決定支援、地域生活支援、独居認知症高齢者、地域共生社会
●フレイル・サルコペニア
・フレイルの概念・診断UPDATE
〔key word〕身体的フレイル、精神心理的フレイル、社会的フレイル、認知的フレイル、オーラルフレイル、後期高齢者の質問票
・サルコペニアの概念・診断UPDATE
〔key word〕サルコペニア、アジアサルコペニアワーキンググループ(AWGS)、四肢筋量、握力、身体機能
・社会的側面からみたフレイル
〔key word〕フレイル、社会的側面、地域支援事業、一般介護予防事業、生活機能
・超高齢者社会の口の機能を支える視点ーーオーラルフレイル
〔key word〕オーラルフレイル、健康寿命、口腔機能低下症
・骨粗鬆症とフレイル・サルコペニア
〔key word〕骨粗鬆症、フレイル、サルコペニア
・フレイル・サルコペニアのバイオマーカー候補
〔key word〕バイオマーカー、フレイル、サルコペニア
・フレイルと介護予防
〔key word〕フレイル、介護予防、運動、社会参加
●高齢者疾患の包括的管理
・高齢者総合機能評価アップデートーー老年病専門医による臨床的観点から
〔key word〕包括的高齢者機能評価(CGA)、基本チェックリスト、DASC、MASA、転倒ハイリスクスコア
・高齢者糖尿病の管理ーー認知機能とADLの評価に基づいたカテゴリー分類による包括的治療
〔key word〕高齢者糖尿病、認知症、ADL、フレイル、認知・生活機能質問票(DASC-8)、包括的治療
・高齢者の二次骨折予防
〔key word〕高齢者、大腿骨近位部骨折、周術期合併症、多職種連携、二次骨折予防
・誤嚥性肺炎予防に向けた包括的アプローチ
〔key word〕嚥下調整食、とろみ、トロマドラー【○R】
・高齢者下部尿路機能障害ーーフレイル・認知機能低下と下部尿路機能障害の関係
〔key word〕下部尿路機能障害、フレイル、サルコペニア、ウローフレイル
・高齢者のポリファーマシー対策
〔key word〕multimorbidity、ポリファーマシー、とくに慎重な投与を要する薬剤(PIM)
・高齢者の外科手術
〔key word〕高齢者、周術期管理、身体的フレイル、精神心理的フレイル
・高齢者に対する脳梗塞治療
〔key word〕心原性脳塞栓症、組織型プラスミノーゲンアクチベータ(rt-PA)静注療法、経皮的血栓回収術、高齢者
・人生100年時代における共有意思決定支援を取り入れた日本のアドバンス・ケア・プランニングの展開ーー対話による多様性重視の社会にむけたACP実践のための教育強化の必要性
〔key word〕人生の最終段階、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、共有意思決定支援(SDM)
・高齢者の睡眠を考える
〔key word〕高齢者、不眠症、睡眠衛生指導、薬物療法
・高齢者へのワクチン治療
〔key word〕インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、帯状疱疹
・COVID-19禍におけるフレイル・認知症予防
〔key word〕コロナ禍における健康二次被害、コロナフレイル、ハイブリッド型の地域コミュニケーション
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」は、動脈硬化性疾患の成因、病態、予防、治療の発展、向上を図るとともに、国民に対する啓発活動を行うことを目的に発行されています。
●本特集では、まずは今回のガイドライン改訂のポイントとして、食事療法、とくに脂質を中心に解説し、さらに動脈硬化性疾患予防のための食事療法・生活指導として、「エネルギーと脂質」「野菜・果物・果糖・大豆・穀物・食物繊維」「日本食」「地中海食とDASH食」「飲酒・アルコール」についても項目ごとにくわしく解説しています。
【目次】
動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版の改訂ポイント
【動脈硬化性疾患予防のための食事療法・生活指導】
I エネルギーと脂質(脂肪エネルギー比率,脂肪酸,コレステロール)
II 野菜,果物,果糖,大豆,穀物,食物繊維
III 日本食パターン
IV 地中海食とDASH食
V 飲酒,アルコール
●巻頭カラー
ESPEN2022参加報告記
●スポット
食道癌化学療法におけるオーラルクライオセラピーの有用性
●レポート
第69回日本栄養改善学会学術総会
●ズームアップ
血中レプチン測定と脂肪萎縮症
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
ラ・フランス
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション ファンスタディ
●Current Tech in the Kitchen
食品の品質を保つ冷蔵庫の最新テクノロジーー衛生除菌から鮮度・おいしさの保持まで
●こんだてじまん
じまんの一品料理 ちらし寿司(さんさ踊り行事食)/盛岡市立病院
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
2.多職種に届け! 栄養診断(PES報告)の書き方
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 11 完全房室ブロック
●ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
11.静脈経腸栄養におけるビタミン
●Medical Nutritionist養成講座
59.半固形経腸栄養剤はどのように使われているのか
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
18.タンパク質の逆襲(3)-脂質異常症のローブロー
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第43回 し好飲料類2
●日本栄養士会医療職域
第42回食事療法学会開催のご案内
自治体病院
周術期栄養管理実施加算取得への道
精神科病院
令和4年度 日本精神科医学会学術教育研修会「栄養士部門」(Web配信)報告ー「精神科医療での栄養サポートを見つめ直す」
厚生労働省・消費者庁
「令和4年版厚生労働白書ー社会保障を支える人材の確保」の公表・他
おしらせ
日本臨床栄養協会 卒後研修委員会主催「現場で行う臨床研究塾ーデータを料理して成果を見える化しよう」・他
■【特集】日本の教育が危ない 子どもたちに「問い」を立てる力を
明治国家の誕生以来、知識詰め込み型の画一的な教育が行われ、日本社会には“正解主義”が蔓延するようになった。
時を経て、令和の日本は、数々の前例のない課題に直面し、従来の延長線上に「正解(アンサー)」が見出しにくく、「自らが『問い』を立て、解決する力(ソリューション)」が求められる時代になっている。
一方、現代を生きる子どもたちの状況はどうか。
学校教育は「質の低下」が取り沙汰され、子どもたちは外遊びよりも、塾通い、宿題に次ぐ宿題で、“すき間”時間がない。本当に、このままでいいのだろうか。
複雑化する社会の中で日本の教育が向かうべき方向を提示する。
文・先崎彰容、小林美希、李 一諾、広田照幸、和田重宏、小泉英明、冷泉彰彦、石井光太、編集部
PART 1
前例なき時代に“正解主義”が蔓延する日本
編集部
INTERVIEW 1
「自ら問いを立てる」ことは決して生易しいことではない
先崎彰容 日本大学危機管理学部 教授
PART 2
首都圏の中学受験最前線 母親、子どもたちの“本音”とは
小林美希 ジャーナリスト
PART 3
拝啓 日本の皆様 教育の力で国家の再構築を
李 一諾 一土学校創設者
INTERVIEW 2
詰め込み型暗記教育の転換期 国に求められる“指導力”
広田照幸 日本大学文理学部 教授
COLUMN 1
私たちの「声」を聴いて! 学校現場はこんなに忙しい
編集部
PART 4
子どもたちに生きる力を「三つのカン」を育てるには
和田重宏 寄宿生活塾「はじめ塾」 二代目塾長
COLUMN 2
市間寮で見た社会の縮図
編集部
INTERVIEW 3
脳科学の視点で考える「自然」に触れたり「実体験」する意義
小泉英明 東京大学先端科学技術研究センター フェロー・ボードメンバー
PART 5
日本と違う米国の公教育「1億総事務員」教育から脱却せよ
冷泉彰彦 作家・ジャーナリスト
COLUMN 3
危機に瀕する「外遊び」子どもの遊び場確保が急務
編集部
PART 6
国語力の衰退は国家の衰退 今こそ求められる大人の責任
石井光太 ノンフィクション作家
COLUMN 4
子どもたちの「なぜ?」を刺激 民間支援の新たな教育の形
編集部
PART 7
教育者主体から学習者主体へ 新たな一歩を踏み出す時
編集部
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・台湾有事に備えるために 日本に必須の“新発想”と“多様性”
PART 1
日本の想定、ここが足りない 島国ゆえの「脆弱性」直視を
渡邊剛次郎 元海将・元横須賀地方総監・日本戦略研究フォーラム 政策提言委員
PART 2
有事における邦人輸送は至難 「政府公船」活用に解を見出せ
武居智久 日本戦略研究フォーラム 顧問
PART 3
感情的な中国脅威論やめ “正しく恐れる”ために必要な視点
量産型カスタム氏 技術者・研究者・ハッカー
■WEDGE_OPINION 1
・高まる地政学リスク 日本は新たな「グローバル化」を生かせ
中島厚志 新潟県立大学国際経済学部 教授
■WEDGE_OPINION 2
・誰のため? 何のため? 新たな洋上風力入札に異議
朝野賢司 電力中央研究所社会経済研究所 副研究参事
佐藤佳邦 電力中央研究所社会経済研究所 上席研究員
・COLUMN 問われる産学連携 求められる「公正さ」や「誠実さ」
編集部
■WEDGE_OPINION 3
・英国のCPTPP加盟を機に世界貿易体制の再興を図れ
PART 1
世界に示した英国の戦略と地政学上のメリットとは?
ステファン・ウールコック ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE) 特別研究員
PART 2
日英関係、新ステージへ 英国加盟の三つの意義
渡邊頼純 藤女子大学 特任副学長
■WEDGE_ REPORT 1
・日本メーカーの凋落は深刻 激変する家電産業の地政学
関口和一 MM総研 代表取締役所長
■WEDGE_ REPORT 2
・加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(後編)
大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授
■連載
・MANGAの道は世界に通ず:思い出こそ人生最良の資産 フリーレンが示す追憶の価値(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:暗号解読組織に制された大戦 日本が学ぶべき歴史の教訓(小谷 賢)
・時代をひらく新刊ガイド:『前の家族』 青山七恵(稲泉 連)
・誰かに話したくなる経営学:KPIはいらない!? 業績測定の不都合な真実 (岩尾俊兵)
・偉人の愛した一室:北大路魯山人「八勝館」(愛知県名古屋市)(羽鳥好之)
・近現代史ブックレビュー:『一人一殺 血盟団事件・首謀者の自伝』 井上日召(筒井清忠)
・商いのレッスン:商品の価値を伝える秘訣(笹井清範)
・フィクサー:第一章 乱闘(真山 仁)
・モノ語り。:料理しながら考えた「あったらいいもの」 野田琺瑯(水代 優)
●一冊一会
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●令和3年(2021年)度の介護報酬改定では、高齢者の自立支援、寝たきり防止に向けた取り組みの中で、栄養管理に関するさまざまな加算について新設・バージョンアップがなされました。また、科学的介護の推進を目的に、科学的介護情報システム(LIFE)への情報提出を要件とした加算も新設されています。
●新たな加算の算定要件においては施設系、通所系ともに多職種連携を強化する方向性が示されており、地域包括ケアシステムの推進の中で示された医療と介護の連携を強化する流れと合わせて、多職種および栄養専門職間での連携をさらに充実させていくことが不可欠となっています。
●本特集では、「科学的介護の推進と医療・介護の連携ー管理栄養士・栄養士の果たすべき役割は?」と題して、介護報酬改定の概要や、LIFEの活用法、サービス形態別の改定のポイントや栄養ケア・マネジメントの実際について解説。
●さらに本改定におけるキーワードとして、医療・介護の栄養連携、看取りケア、ミールラウンド、介護現場で役立つスクリーニング・アセスメントツールなど、栄養改善のための取り組みに必須となる情報を整理して詳しく紹介。医療・介護連携において、栄養専門職間の連携を支えることを目指した特集となっています。
【目次】
管理栄養士・栄養士が知っておきたい介護報酬改定のポイントとその考え方
科学的介護情報システム(LIFE)の栄養ケア・マネジメントへの活用─LIFEが活きるデータとなるために
医療・介護のシームレスな栄養連携のポイントー栄養情報連携、入退院前後の栄養食事指導、会議参加など
介護報酬改定でみる介護老人保健施設における栄養ケア・マネジメント
通所系サービスにおける栄養ケア・マネジメント
認知症グループホームにおける栄養ケア・マネジメント
介護施設における看取りケアと管理栄養士・栄養士の役割
[Column] ミールラウンドの際のチェックポイントと対策
[Column] 介護現場で役立つスクリーニング・アセスメントツールの使い方
●巻頭カラー ビフォア・アフターでわかる! 管理栄養士のためのビジュアルデザイン入門
第2回 紙媒体「配付物・食事指導の資料」
●スポット
F-SOAIP(エフソ・アイピー)の概要とその活用法ー栄養ケアの質向上と多職種連携に有用な記録方法
医療的ケア児を地域で支えるー医療的ケア児支援法の意義と課題
●Medical Nutritionist養成講座
50.経腸栄養剤の選択:まず特徴を理解する
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
だいこん
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
クリニコ認定栄養ケア・ステーション Eat for a smile
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
グローバルな視点から生活をとらえ、健康社会への貢献ができる技術を磨く/和洋女子大学大学院 総合生活研究科
●こんだてじまん
じまんの一品料理 かにクリームコロッケ/医療法人社団松陽 東病院
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 2 肺塞栓症
●ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
2.脂溶性ビタミン不足の臨床
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第34回 魚介類1
●研究・調査
脂肪酸摂取の低減をめざした『糖尿病食事療法のための食品交換表』の活用方法
●日本栄養士会医療職域
2022年度診療報酬改定の動向
自治体病院
第59回全国自治体病院学会の報告
精神科病院
日本精神科医学会学術教育研修会栄養士部門の報告
厚生労働省・消費者庁
令和2年「介護サービス施設・事業所調査」の結果・他
●おしらせ
神奈川県栄養士会医療事業部会主催 栄養管理セミナー・他
●特集
バルトーク作品を レッスンで上手に活用しよう
バルトークは、子どもたちのためのピアノ教育作品を多く残しました。特に、晩年に作られた《ミクロコスモス》は、1〜2分程度の短い曲のうちに、ポリフォニー、調性や教会旋法、舞曲のリズムといった学習要素が含まれ、「様々な楽曲の様式に触れさせたい」「導入期から《インヴェンション》の準備がしたい」「近現代の楽曲も弾いてほしい」と考えている先生のレッスンにも、ぴったりです。
一つの課題に対して、複数の楽曲が用意され、バルトーク自身も「適切な曲を選んでほしい」と述べていますが、その選択のヒントや指導のポイントを、パップ晶子先生に解説していただきます。
また、連動企画として、金子三勇士さんによる《ルーマニア民俗舞曲》の演奏法解説と書き込み楽譜をお届けします。
●今月の課題曲
ベートーヴェン《11のバガテル》第1番
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
■【特集】激動の国際情勢を見通す ポスト冷戦の世界史 1989年11月に「ベルリンの壁」が崩壊してから30年が経つ。 冷戦後は世界に平和が訪れるという期待もあったが、今日の国際情勢は暗転している。 米中新冷戦、ブレグジット、北朝鮮の核開発……。激動する世界の中で日本が進むべき道とは。
文・中西輝政、遠藤 乾、飯田将史、小泉 悠、村野 将
PART 1:NATION STATE 世界秩序は「競争的多極化」へ 日本が採るべき進路とは
PART 2:USA VS CHINA 米中二極型システムの危険性 日本は教育投資で人的資本の強化を インタビュー ビル・エモット氏 (英『エコノミスト』元編集長)
PART 3:EU 危機を繰り返すEUがしぶとく生き続ける理由
PART 4:CHINA 海洋での権益を拡大させる中国 米軍の接近を阻む「太平洋進出」 PART 5:RUSSIA 勢力圏の拡大を目論むロシア 「二重基準」を使い分ける対外戦略 PART 6:SPACE WAR 宇宙を巡る米中覇権争い 「見えない攻撃」で増すリスク
■WEDGE_ REPORT.1
・「スマホ半額」で囲い込み 変われない携帯キャリアに明日はない
■WEDGE_ REPORT.2
・千葉”大停電”で顕在化 高度情報化社会の災害リスク
■WEDGE_REPORT.3
・ラグビーW杯で加速した復興 釜石が挑む新たな課題
■連載
・道半ばの社会保障改革:全世代型社会保障のカギは若年世代の負担軽減(土居丈朗)
・Global Economy:石油危機に匹敵する原油生産停止 サウジ攻撃の先の市場リスク(小山 堅)
・五輪を彩るテクノロジー:常識を覆すシューズ革命(黒井克行)
・中国 覇権への躓き:時代錯誤の軍事パレードに拘った理由(加茂具樹)
・国防の盲点:竹島問題から日本は何に気づくべきか(勝股秀通)
・戦国武将のマネー術:”自腹”の朝鮮出兵で借金苦に陥った加藤清正(橋場日月)
・名門校、未来への学び:「型」こそものの上手なれ 桜蔭高等学校(鈴木隆祐)
・VALUE MAKER:蘇った「水の都・大阪」、公共空間の使い方をリセット(磯山友幸)
・米国で挑む闘魂経営:再考、敬遠される「飲みニケーション」(藤田浩之)
・時流仏流:「改葬」ブームの不都合な真実(鵜飼秀徳)
・各駅短歌: 運動会(穂村 弘)
・さらばリーマン :リタイヤ層を狙った「男の料理教室」 3・11の炊き出しが起業の原点
尾上元彦さん(男の家事教室・カジオス代表)(溝口 敦)
・ノンフィクション再読のススメ:『戦争広告代理店』(稲泉 連)
●世界の記述
●拝啓オヤジ (相米周二)
●【最終回】CINEMA REVIEW (瀬戸川宗太)
●新刊クリップ (足立倫行)
●読者から/ウェッジから
「看護・医療・福祉」分野の「大学・短大・専門学校」
の「入試/学び/資格・仕事」がわかる!
<内容構成>
【Part 1】 進学ガイド
学校選びに必要なデータ&記事のコーナー!
・ここが違う!大学・短大・専門学校
・専門職大学ガイド
・取得資格ルートマップ
・学生・社会人インタビュー
・国家試験 結果一覧
・看護系学科「理科」選択パターン
・2021年新増設・改組一覧
・学校別 取れる資格一覧
【Part 2】 入試ガイド
700ページ以上に渡る本誌のメインコーナー!
募集人員、入試科目・配点、日程など、
大学・短大・専門学校の2021年入試をガイド!
【Part 3】 学費早見表&入試結果
全国大学・短大(看護・医療・福祉系)の2020年度 学費&入試結果を徹底調査!
蛍雪時代(けいせつじだい)は今年も受験生を応援します!
◎編集長コメント
進学先を選ぶとき、その学校を卒業した後の「就職」について多くの人が考えるでしょう。
そうした「キャリア」を念頭に置いた教育も高校などで広く行われています。
しかし、大学や短大などで学ぶことができる学問の分野に、
将来の職業と密接に結びついたものはそれほど多くありません。
この『螢雪時代10月臨時増刊』で取り上げる看護・医療・福祉系という分野は、
それ自体がプロフェッショナルの人材育成を意味する、数少ない学びの場の一つです。
人々の生命や健康を支えるプロの道を志す受験生の皆さんへ向け、
本誌では、看護・医療・福祉の仕事とは何か、
その仕事をするのに必要な資格はどうすれば取れるのか、
というポイントから情報をまとめました。
仕事と資格の基礎を知り、実際に学び働く先輩たちの声を通じて、
自分の将来像をしっかりイメージしながら、志望校を選んでいただきたいと思います。
入試ガイドでは、来年2021年から新しくなる大学入試をはじめ、
看護・医療・福祉系の大学・短大・専門学校の入試情報を一挙掲載しました。
新型コロナウイルスに関する報道等を通じて、その重要性がより強く認識されている
看護・医療・福祉系の職業。
進学先としての注目度も、今後上がっていくことでしょう。
病める人、弱った人の力になることを望むみなさんに、本誌が参考となれば幸いです。
(編集長・倉賀野次郎)全国の看護・医療・福祉系の2021年入試ガイド 大学も短大も専門学校も、この1冊でわかる! 人気の続く看護・医療・福祉系の受験生は必読!
■【特集】多死社会を生きる
「人が死ぬ話をするなんて、縁起でもない」
はたして、本当にそうだろうか。死は日常だ。
その時期は神仏のみぞ知るが、いつか必ず誰にでも訪れる。
そして、超高齢化の先に待ち受けるのは“多死”という現実だ。
日本社会の成熟とともに少子化や孤独化が広がり、葬儀・墓といった
「家族」を基盤とするこれまでの葬送慣習も限界を迎えつつある。
そのような時代の転換点で、“死”をタブー視せず、向き合い、共に生きる。
その日常の先にこそ、新たな可能性が見えてくるはずだ。
文・浅川澄一、小谷みどり、鵜飼秀徳、小林武彦、宮下洋一、足立倫行、山田敏弘、佐藤弘夫、編集部
PART 1 地盤沈下する葬儀・火葬
東京圏の葬送事情 生の出口と死の入り口をつなげ
編集部
PART 2 変わる終末期医療
“病院信仰”から脱却し、「死」を受け入れる医療へ
浅川澄一 福祉ジャーナリスト
PART 3 多様化する墓
個人でお墓を持たないという選択
編集部
COLUMN
お墓問題も「福祉政策」にすべき
小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事
PART 4 消滅する寺院
人口減少で“寺院消滅”の危機 「地域に開く」役割を取り戻せ
鵜飼秀徳 ジャーナリスト
COLUMN
「坊主バー」の店主が描くお寺の近未来
編集部
PART 5 サイエンス×死生観
INTERVIEW 生物はなぜ死ぬのか? AIが人間の進化を止める
小林武彦 東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野 教授
PART 6 「死ぬ権利」の歴史
「多死社会だから安楽死」が日本人に不向きな理由
宮下洋一 ジャーナリスト
・一冊一会 特別編 書籍でめぐる死生観
足立倫行 ノンフィクション作家、編集部
PART 7 法医学の窮状
「死者の声」を社会に還元 死因究明制度の強化は急務
山田敏弘 国際ジャーナリスト
PART 8 葬送の過去・現在・未来
変わる日本人の死生観 生者と死者をつなぐ新たな物語を
佐藤弘夫 東北大学大学院文学研究科 教授
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・ウクライナ侵攻から1年 日本が学ぶべき教訓
PART 1
侵略国はなくせない この戦争が突き付けた厳しい現実
東野篤子 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 教授
PART 2
ロシアの「Z」に意味はない 21世紀に復権するシンボル政治
佐藤卓己 京都大学大学院教育学研究科 教授
PART 3
「平和な戦後」は訪れるのか? 戦争の行方を読み解く
鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部 准教授 × 服部倫卓 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 教授
■WEDGE_OPINION
・金融政策の転換 揺らぐ低金利 企業・国民が持つべき意志
小黒一正 法政大学経済学部 教授
■WEDGE_REPORT 1
・フェムテックの成長を好機に女性の“困り事”と向き合う時
編集部
■WEDGE_REPORT 2
・COLUMN 「乳がん検診」というプレゼント
編集部
■WEDGE_REPORT 3
・「有事」に無力な日本の電波法 ドローン活用に必要な覚悟
部谷直亮 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員、編集部
■連載
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉:行動経済学・実践の「過去・現在」 (佐々木周作)
・インテリジェンス・マインド:秘密警察が阻止したマルクスの共産主義革命(小谷 賢)
・新しい原点回帰:酪農発祥の歴史を現代につなぐ 牛乳の高付加価値化(磯山友幸)
・MANGAの道は世界に通ず:ルールと常識、行儀を守る「良い子」 ブルー段階の「島耕作」(保手濱彰人)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:諜報の本分を見失った戦間期日本 稚拙な対ソ連秘密工作(増永真悟)
・時代をひらく新刊ガイド:『田中耕太郎』 牧原 出(稲泉 連)
・さらばリーマン:「映画少年」から経営者へ 選球眼を武器に新たな道を拓く
鈴木 仁さん ミッドシップ代表取締役(溝口 敦)
・近現代史ブックレビュー:『私の昭和史 二・二六事件異聞』 末松太平(筒井清忠)
・Letter 未来の日本へ:“感動”という新たな一皿は「変化」と「挑戦」の先にある
岸田周三 「カンテサンス」オーナーシェフ(河合香織)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから