「数学は人生を通して学ぶもの」-生徒が自発的にこの答えを導き出すために、20年にわたり啓蒙活動を精力的に続ける著者。数学に興味をもたせるためには、社会生活面での数学の応用を扱った「生きた題材」で学ばせることが重要であると提唱し、全国各地の小・中・高校での出前授業や著書にて実践。本書は、著者のゼミナール生からの提案で生まれた、今までの「生きた題材」による数学解説を2冊にまとめた集大成のうち、理系の読者にも十分堪能できる発展問題編である。
現在、教員の資質の高度化に向け「養成・採用・研修」の一体改革への取組みが進められている。教職課程をもつ大学はその教育の質を問われ、設定した「教職像」を軸に教育委員会の「教員育成指標」などを参考として課程修了者の質を保証しなければならない。本書は、大学基準協会が初の全国の教育実態調査を行った結果を検証し、「教職課程の質保証」のあり方をまとめたもの。今後構築される評価システムとは何かをつかむ必携の書。
医療基本法のグランドデザインを提示する。
amazon.comを築いた男の野望とは!?
新自由主義の下での人間支配に対抗、挑戦する教育の理論を探究する!
どこをケチり、何に金をかけるか。「ドケチ」「反ドケチ」のバランスが人を育てる。
ナポレオン、ピカソ、仏陀、マイクロソフト、グーグル、グラミン銀行…既存の世界を一新するアイディアはどのようにしてひらめくのか?コロンビア大学MBA人気教授の講義を書籍化。
芸術系大学が市民・地域産業・公共団体との連携・協働から、新しい時代の地域イノベーションを生み出している。東京藝術大学、金沢美術工芸大学、京都市立芸術大学、京都造形芸術大学などの事例を丹念に取材した労作。
教室で役に立つ、文字指導の理論と実践。英語の「文字」の正確な読みを習得し、書くことにつなげ、小中連携をスムーズに行うために、何をどう教えれば効果的なのか?音素認識を高め、フォニックスを使って「読み書き」を指導する方法を、現場で使えるアクティビティとともに詳しく解説します。小学校の現場の先生方や、英語教育を学ぶ方の、不安と悩みを解決する指導用参考書です。
本書は、キャリアや教育に関するさまざまな課題について、背景知識・語彙力・思考力が身につき、英語でニュース・会話が楽しめるようになる本です。学びや成長といった、個人の生き方にも関わるテーマに触れながら、リーディング力・リスニング力・伝える力も身につけることができます。日常会話に飽きたらず、「社会が直面している課題について英語で理解したい」「自分自身の考えを英語で伝え、話し合いたい」方に最適な1冊です!
特別な好条件に恵まれていないこの「普通の国」は、年率5%程度の成長を続け、さらに近年、グローバルサウス、東南アジアの中核国として急速に存在感を高めている。本書で紹介される、成長戦略、経済政策、政治の詳細な分析は、「失われた30年」の日本にも示唆を与える。
気分障害の治療における家族の関与はきわめて重要である。外来治療でも入院治療でも家族の協力を求めることはまれではない。定型的な家族療法が行われることは少ないにしても、家族と協働で治療を行うことは一般的に行われている。双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では(1)この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、(2)評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。
本書は、フォーミュラを卒論・修論で研究したいという学生や研究入門者を想定し、フォーミュラ(定型表現・フォーミュラ連鎖;連語やコロケーションなどを含む)を入門的に解説しつつ、親密度の知見を組み入れた独自の実験用・教育用リストの作成経緯と研究成果について紹介し、それを活用した研究事例や、フォーミュラの教育応用・理論的展望などについて説明するものである。研究・教育に活用できる英語フォーミュラ親密度データ付。