満ち足りているけど、不幸せ。ありきたりの日常に牙を剥く、黒い美学に彩られた11の物語。
恋愛の渦中にある人間の息づかいが聞こえてくる名作八篇を、川上弘美が独自の視点で厳選。
このおくすりは、失恋で傷ついたあなたのハートによく効きます。愛する人を失うのは、つらい、悲しい、淋しい、悔しい…。心の痛みをかかえるあなたに贈る、勇気と励ましのメッセージ。
あの大ベストセラー『いい男の条件』より2年。数多くの男と女を見てきた銀座ママが、多くの読者の要望に応えて贈る待望の第2弾。「いい男」に愛され続ける女性の共通点とは。
100キロの恋愛カウンセラーがただの美人より愛される幸福をはじめて明かす。コンプレックスも魅力に変わる一冊。
そのスキンケアは正しい?勝負料理は持っている?「ひとりごはん」はどこまでオッケー?読むだけで女力がぐ〜んとアップ。
毒にもクスリにもならないホメ方ではあなたは勝てない!ビジネス交渉で敵を引き込む、好きな異性の心を掴む…仕事力、人間力が確実にアップする最強のテクニック。
カフェを営む川嶋夏央は、大の犬好き。子犬の里親を募集していた夏央の店にやってきた周防朔は、夏央より4つ下の20歳でモデルだという。里親になった朔に、犬の飼い方のアドバイスをする夏央。それ以来、朔は毎日のように夏央のカフェを訪れるようになった。なぜか朔が気になる夏央だったが、実は朔もずっと前から夏央が好きで…。
ずっと好きだったグランシェフの小田桐に失恋したシェフの鮎川幸彦。切ない胸の内を冷たい表情に必死で隠しつつ、小田桐のもとで働く鮎川だが、そんな心情を店のオーナーでもある大富豪・アルマンドになぜか見破られてしまう。「小田桐のもとにいたければ、滞在期間中だけ私の恋人になりなさい」と条件を突きつけられた鮎川は、どうせすぐに飽きられると思って、小田桐の側にいるためだけにアルマンドに従うことを決めるのだが!?最上級な男×極上なクールビューティーが贈る美味しい恋のスペシャル・ラブレシピ。
ビジネスの基本は会話です。よりよい人間関係を築き、物事をスムーズに進めるには、気持ちを上手に伝える“ちょっとしたひと言”が決め手となります。本書では、相手や状況によって、微妙にちがう言葉づかいや言い回しをシーン別に紹介。「こんなときはどう言えばいい?」といった話し方の基本から「できる人」と思われる表現までを解説します。
「帰国する。君に会いたい」。NYの恋人から電話があった矢先、高齢の父のボケが始まる。ウンコとオムツ。その間をぬって続く仕事とデート。こうして恋とデートに揺れ動く怒涛の日々が始まったー。その出口で待ち受けていたものとは…?恋と介護は一直線!ゲラゲラ笑いながら読んでたのに、気がつくと泣いている、そんな本です。
妄想族、激増中。恋愛って難しい…。だけど、妄想だったらどんな恋も思いのまま。恋に不器用なすべての人類に送る、爆笑コミックエッセイ!「ダ・ヴィンチ」コミックエッセイプチ大賞受賞作品。
一見すると幸福そうに見えるのに、恋愛関係・人間関係に悩みつづける小松奈々と大崎ナナー。大ヒットコミック『NANA』を生きた教科書にして、「どうすれば本当の幸せがつかめるか」を精神科医の香山リカが本音でアドバイス。恋愛だけでなく、友達、家族、将来のことなど、『NANA』から学べるさまざまなヒントが詰まった1冊。巻末に「香山リカ×矢沢あい」スペシャル対談を収録。
漢文は、言文一致以降すたれてしまったのか、それとも日本文化の基盤として生き続けているのか?本書は漢文の文体にのみ着目した従来の議論を退け、思考様式や感覚を含めた知的世界の全体像を描き出す。学問と治世を志向する漢文特有の思考の型は、幕末の志士や近代知識人の自意識を育んだ。一方、文明開花の実用主義により漢文は機能的な訓読文に姿を変え、「政治=公」から切り離された「文学=私」を形成する。近代にドラスティックに再編された漢文脈を辿る意欲作。