大学生の「ぼく」は、中学の頃から親友の恋人・紗英に想いを寄せていた。しかし、親友を傷つけたくなくて、気持ちを告げることができない。そんな中、プロの歌手だった父譲りの才能を買われ、活動休止中の人気バンドのボーカルにスカウトされる。そして、ライブに紗英を招待した夜、恋は思わぬ方向へと動き始めたー。友情と恋。「ぼく」が最後に選んだものは?文庫書き下ろし、胸を打つ青春小説。
「放課後、話があるから待ってて」最近はロクに話すらしていなかった幼馴染・雛形栞から突然呼び出されることになった俺、殿村隆之介。まさか告白ー「好きな人ができた」「…おう…ああ、うん、あ、そ」どうやら、彼女いない歴=年齢の俺に恋愛相談をしたいらしい。人選を間違えているような。ちなみにどんなヤツなんだ?1.身近にいて優しくてイケメン、2.同じ学校にいるから話そうと思えば話せる、3.連絡先は知らないー見当もつかないな。“4.昔からずーっと好き”ん?これってもしかして…!?高2。夏。不器用な幼馴染同士。甘くて焦れったい恋物語。
「桜の樹の下には屍体が埋められている」。この言葉が暗示するものとは?京都の料亭「たつむら」の娘涼子は、母菊乃の恋人と知りながら出版社社長の遊佐に惹かれていく。絢爛と咲き誇る桜花をモチーフに一人の男を巡る母と娘の愛と修羅を描く。京都を舞台にした渡辺文学円熟の代表作。
幼馴染の栞から『恋愛相談』を受けることになってしばらく、寝る前に電話、デートの練習、終電逃してホテル…相談相手以上のことをしているけど、未だに誰が好きなのかは謎だ。そんなある日、とある事情からバイトを始めることになったんだが、美人で胸の大きな先輩がやけに挙動不審だったり、後輩の本間小夏まで同じバイト先に来る始末。「先輩がいるから、一緒にいたくて来ちゃいましたーって言ったら、迷惑ですか?」最近、俺への思わせぶりな発言する人が多くないか?しかも、そのことを知った栞は、なぜか不機嫌になっている気が…。焦れったくてもどかしい、それでも縮まるふたりの距離ー。
「この本は恋愛と呼ばれる情熱を構成するすべての感情の詳細で綿密な記述なのである。」理論書か、批評か、告白か、創作かー「結晶作用」の喩えでも知られ、古今東西の引用、作家自身の恋愛体験が織りなす無類の書物。上巻には第五十三章までを収録。新訳。
86歳の映画評論家が語る、わが生涯最高のラブシーン。
16歳JKの恋、ライフスタイル、婚約、妊娠…について。
あの時「決めつけ」に生きづらさを覚え、そして今も「こうあるべき」にしんどさを感じるあなたへー。実話に基づくストーリーでLGBTQ+やフェミニズムについてSNSで紹介するパレットーク(SNSフォロワー数12万人超え)が短編マンガでお届けする、これは“気づき”への道案内です。
同人誌発売直後からWEBで大反響を呼んだ「男女の真理」、大好評につき緊急刊行!!Q&A形式で、童貞の疑問をAM編集部が一刀両断!
本書は単なるモテるためのテクニックを教えるためだけではなく、仕事もプライベートも余裕にそしてスマートにこなすための心得を伝授するものである。「セクハラになる人、ならない人」「モテオーラは“余裕”から生まれる」など、自己プロデュース術を紹介。
そこ、あなたの本当のゴールですか?もしかすると、あなたはスタートラインに立てていないかも!?男女の視点で指南!恋愛術決定版!!18禁大人の悩み相談・袋とじ付き。
“ずっと好きだったんですと言うまでの長い旅路のここは途中だ”一途な女心を鮮やかにうたい上げる歌人・佐藤真由美が、古今の名歌をひもときながらつづる、甘く切ない記憶の数々。誰にも言えない片想い、失恋で流す涙など、千年の時を経ても変わらぬ恋心に迫る、恋愛短歌&エッセイ集。『乙女心注入サプリ』を改題し、単行本未収録エッセイと震災直後の心境をうたった新作短歌も収録。
恋愛に全く無縁のアラサー男子、陽輔。一念発起、縁結びで名高い九比等神社を訪れおみくじを引くも「恋愛無理」。打ちひしがれていると、そこへ矢が襲いかかる。難を逃れた陽輔の前に現われたのは、祭神・九比等命。神の矢が通じないのは、“恋愛粉砕体質”だと告げ、恋愛成就の仕事に協力すれば、体質改善しようと持ちかけられる。けれど、神社から一歩出れば力が及ばず猫の姿になる神様なんて、不安しかないような…。ツクヨミ、弁才天、アメノウズメー悩める女子(神様)の恋愛相談、一人と一匹が請け負います!