<収録内容>
・画面サイズ:16:9
・音声:リニアPCM
2話収録
※収録内容は変更となる場合がございます
いつの時代も恋に生きる人たちがいた。苦しみ傷つきながらも誰かを愛し続ける「おろかしくもいとおしい」人間を文学は抱擁してきた。『トリスタンとイズー』から古典悲劇、ファム・ファタル小説、そして現代小説『人生は短く、欲望は果てなし』まで、フランス恋愛文学珠玉の20篇を読み解く。
編集者・高橋は苛立っていた。一流出版社で文芸書を作るはずだった自分が、今夜もスタジオで水着の女の子を眺めながら青年コミック誌のグラビア撮影を仕切っている。俺はこんな場所にいるはずじゃないんだ…。彼は密かに、挫折した夢を取り戻そうと決意する。夜のスタジオを舞台に、グラビア撮影現場のスタッフたちは自分の居場所を見出そうとしてあがく。彼らの思惑と葛藤を描き出す連作短編集。
出社すると会社が倒産していた。それを恋人に告げたら、出て行ってしまった(「竜宮電車」)。母親の言うことが窮屈だった少年は、ある文字がタイトルに入った本を集めると願いが叶うと聞き…(「図書館の鬼」)。人気がない神社の神さま。ハローワークで紹介された花屋で働くが、訳有り客ばかりが…(「フリーター神さま」)。現実に惑う人たちと不思議な力を持つ竜宮電車をめぐる三篇を収録。
「昭和ことば」とは、現代人のコミュニケーションに風穴を開ける知恵。退屈な会話に滋味をもたらし、円満な人間関係の構築に役立つ。本書ではおもに、昭和一〇〜四〇年代の日本映画のセリフを集めた。ビジネスや恋愛に取り入れて評判うなぎのぼり。昭和の人々に学ぶ、心が近づく会話術。
あらゆるシーンに役立つフレーズ集。