規制緩和はバラ色の未来をもたらすものか。70年代末から自由化を推進したアメリカの実態を見直すと、そこには数々の問題が…。
バーンスタインの傑作ミュージカルの自作自演盤だが、大物オペラ歌手をずらっと揃えての豪華絢爛盤としているところがすごい。しかもバーンスタインがかなりコントロールを効かせており、聴きどころ満載の録音だ。
天下に威容を誇る天守、湖のそばにできた水城、戦いに備えた山城など、城には様々な意味があった。本書では、数々の名城を精密なイラストで再現。秀吉の最高傑作だった肥前名護屋城、天空にそびえる竹田城、難攻不落の小田原城など、現在は一部しか残っていない城の全貌を明らかにする。
一時期、大ブームとなったサティのピアノ曲。なかでもロジェの演奏は人気があったが、今聴いても新鮮な魅力に満ちている。《デッカ・ニュー・ベスト100》の1枚。
最高の音で楽しむために!
気づかないうちにあなたの「体」も「心」もむしばまれている。環境ホルモン徹底ルポ。
モノ作りでは世界的な地位を築き、多くの外貨を稼ぎ、経済大国になった日本。しかし、それを護るべき日本の金融機関が護送船団方式に安住している間に世界経済は驚くべき変貌を遂げている。世界の金融界のデファクト・スタンダードを作り上げた革命児たちの思想と方法に迫り、来る21世紀の世界経済を予見する迫真のヒューマン・ドキュメント。
大手電機メーカーで自律制御型のロボット開発に携わってきた花村平太は、会社と自分の研究の方向性の違いに限界を感じ、会社を辞す。自ら会社を立ち上げ経営も順調になってきた頃、不運にも自動車事故を起こしてしまう。相手の女性を半身不随にしてしまった花村は責任を感じ、私財を投じて再び自律制御型ロボットの開発を始め、彼女の介護に役立てようと考えた。自律制御の車椅子型ロボットの製造に成功し、匿名でそのロボットを贈った花村は、さらに進化したヒト型のロボットの開発にも乗り出す。新しいロボットが完成し、2台が出会った時、予期せぬ出来事が発生した…。最先端科学技術情報を満載したSFホラー大作。
二一世紀の日本人の食生活はどう変わっていくか、それに対して外食産業は、そして焼肉業はどう対応していかなければならないか。前半生を“衣”、特に染色の世界で、四五歳からの後半生を“食”の世界で過ごしてきた著者が語る“食”と人生。
「不幸を招く遺伝子」は存在するか?DNA検査の結果では同じ未来をたどるはずだった2人の女性、ジェーン・ドリームとジーン・バトラーがまったく違う人生を歩むことになったのはなぜか?考え抜かれた近未来の物語を軸に、人間が生まれてから死ぬまでに起こり得ることのすべてと遺伝子との関係を詳細に検討しつくした大著。はたして、人の運命はどこまで遺伝子が決めているのだろうか?そして、私たちは遺伝子の情報とどう向き合うべきだろうか。