声優の子安武と氷上恭子によるTBS系人気ラジオ番組『子安、氷上のゲムドラナイト』から生まれた、西遊記をモチーフにしたドラマCD。これは朱の巻に続く第2弾。もちろん、番組を聴いてないとまっく面白くありません。ファンの方はどーぞ。
帰省する途中、大学生の醍醐と夢摘は車中に脱走した子供が紛れ込んでいるのを発見した。行きがかり上、送ることになった二人が辿りついたのは醜悪至極な幽霊病院。惨劇の記憶を封印した脱出不可能な館で首切り死体が次々現れ、惨劇はやむ気配すらない。奇怪でおぞましい真相、唯一無二の奇妙な味わいを堪能あれ。
コンピュータの2000年問題とは、西暦2000年1月1日に、コンピュータがいっせいに暴走を始めるという話ではない。それはすでに始まっているし、1月1日を過ぎた後も当分危機は去らないだろう。しばしSFやパニック小説の世界を離れて足もとを見つめよう。いま、ビジネス社会の現場で何が起きているのか。-日夜、2000年対応修正の気の遠くなる作業に携わるソフトウェア技術者が、この奇妙な人災の、あるがままの姿を報告する。
『ウルトラQ』がついにミュージックファイルで登場。今までは一曲一曲が短いこともあって、数曲まとめて一トラックだったものが、初めて一曲一トラックになって聴きやすい。ファンには馴染みの曲ばかりで、ブックレットも資料性が高い。まさに決定版。
かすかに聞こえる悲鳴、しのび寄る足音、背後に感じる悪意の気配…戦慄があなたを襲う。
人身売買ブローカーから逃てきたタイ人女性トウイを、ふとした縁で、ホストクラブのトップホストの有光は自分の部屋にかくまってやる。しかし、彼女は何者かに拉致され、二ヵ月後、死体となって発見された。一方、所沢市内の大学へ通う女子大生が、突然、消息を絶った。そしてもう一人の女性が矢踪した。殺害事件の捜査に乗り出した棟居刑事は-。
過去のアニメ名作20タイトルを音盤で楽しむシリーズ。83年4月2日から84年1月14日まで、フジテレビ系でオンエアされた吾妻ひでお原作のアニメの音楽篇とドラマ篇を2枚組で構成。オールド・ファン・ユースの、なつかしのアルバムといえるだろう。
この本は、数年前著者が入社一年目にして出会った、ある会社の倒産劇を中心に、倒産という現代のスペクタクル・ドラマをご紹介するものです。著者は入社一年目という無責任かつ無知な立場からか、この一大事の連続にただただ目を見張るばかり。正直、好奇心と笑いが先に立って、悲しんだりする暇はありませんでした。倒産が他人事でなくなった今、苦境を笑って乗り切るパワーが必要です。この本がその糸口になれば幸いです。
業界トップの座を脅かされ続けてきたキリンビール。しかし佐藤安弘社長の英断のもと、発泡酒「淡麗〈生〉」で大攻勢!名門企業復活を綿密な取材で描く巨大ドキュメント。
ーシルヴィアの悪夢は現実のものとなった。将来を約束していた恋人が溺死したのだ。そのときからだった。否定しようのない霊能力が発揮されはじめたのは…(「頭痛と悪夢」)。-’98年度MWA賞短編部門候補作「ダヴィデを探して」を含むスカダーもの3編のほか、軽妙なタッチで読者を楽しませてくれる泥棒ローデンバーものなど13編を収録。作品の幅の広さと、変化に富むシリーズものに冴えをみせるブロックの、上質なオリジナル短編集。
モノ作りでは世界的な地位を築き、多くの外貨を稼ぎ、経済大国になった日本。しかし、それを護るべき日本の金融機関が護送船団方式に安住している間に世界経済は驚くべき変貌を遂げている。世界の金融界のデファクト・スタンダードを作り上げた革命児たちの思想と方法に迫り、来る21世紀の世界経済を予見する迫真のヒューマン・ドキュメント。
ゲームからテレビ・ドラマ(好きでした)になったり、今回はオーディオ・ドラマ。主人公のモノローグに頼りすぎたからか、ストーリーの派手さのわりにこじんまりとした印象を受けてしまうのは残念。アテナが主人公のストーリーと(5)以下の他キャラのものと2本立て。