世界を震憾させたネオナチによるトルコ人虐殺事件。憎むべき犯罪はなぜ起こったのか?事件の発生から、裁判の全過程を追い、犯人像に現れる現代ドイツの苦悩、そして被害者家族との交流を通じて、在住外国人・異文化との共生の教訓を探る。
パソコン業界の日々の話題を独断と偏見で切りまくりながら、アナーキーで辛口な語り口に漂う爽快感が人気のエッセイ「アストロビスタのThe Back of Beyond」を一冊にまとめました。
インターネットにはすばらしい部分がある、寂しくって恐ろしいところも。ここに踏み入ったことを後悔はしてない。だけど…ハーバード大学の女子大生が、不思議の国のアリスさながらにインターネットの世界へ突入!夜ごと入り浸り、ほとんど中毒になった彼女が最後に選んだのは、サイバー自殺-ニューズグループやIRC、MUDなど、広大なその世界を紹介し、そのすべてをみずみずしい批評眼でリアルに描き出した、最高のインターネット・ノンフィクション。
人気アニメのオリジナル・サントラ第2弾。第1弾がキャラクターをイメージした曲だったのに対し、今回は物語に合った音作りがなされている。ゆえに明治時代という設定を考慮した、時代劇にして時代劇らしからぬフレキシブルな曲で構成。聴き応えのある1枚だ。
高校生のカップルが惨殺死体となって発見された。少年はナイフで滅多刺しにされ、少女は凌辱されたうえ絞殺されていた。シンドラー刑事は同級生とその兄の二人を犯人と確身し、執拗に彼らを追いつめるが決め手が見つからない。が、数年後、迷宮入りの様相を呈していた事件は、新たな目撃者が現われ急展開する…凄惨なレイプ殺人をめぐって錯綜する証言と深まる謎。『黒い薔薇』の著者の処女長篇。
闇と光の交錯する混沌都市・新宿に聳え立つ超高層ビル。ハイテクに支配されたその摩天楼には、連続殺人を謀る邪悪な意志が潜んでいた。現代文明の作った巨大な棺桶の中で、異能の中学生四人組が未知の科学力を武器に、見えない敵に戦いを挑む!犯人の正体は?目的は。
あたし、工藤由香。高校3年生。桜崎探偵事務所に持ちこまれた新たな依頼-それは、悪夢に苦しむ少年を助けてほしいという、風変わりなものだった。少年が、飼っている動物を殺す夢を見た翌朝、必ず夢に見た動物が、夢に見たとおりの方法で、殺されているのが見つかる。それが、猫や鶏を殺す夢であったうちは、まだよかった。ある夜、少年はついに、人間を殺す夢を見てしまったの…。
1841年、本格推理の祖といわれるE・A・ポーの「モルグ街の殺人」が生まれた。以来150年あまり、名作あまたあるその歴史に、新たなページを書き加えんとする挑戦者たちが集まった!鮎川哲也編集長を中心に、応募作から選んだ12編は、密室・足跡トリック、(本シリーズ初登場の)叙述トリックなどで、まさに読者を悪夢に誘うー本格推理の新世界へようこそ。
地震はどのようにして起こったのか、阪神大震災の地震動と被害の実態を解明し、その発生メカニズムを推定。なぜ大被害をもたらしたか、地盤と地震動の大きさの関係について評価。地震被害低減のための教訓を明示する。
これはまるで犯罪だ!!フィクサーや大銀行は何をしたのか。40万人署名の大声援を受けた放送局員たちが怪物に挑んだ。
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。
マレーネ・ディートリッヒ、マリリン・モンロー、そしてマドンナ…。SEX、ドラッグ、暗殺。今、明かされる隠蔽され続けた膨大なスキャンダル!ジョゼフからJFK、そしてJFKジュニアまでケネディ家3代にわたる男たちの「真実の姿」。