宮崎県都井岬の断崖で映画の撮影中、男優の一人が転落、死亡した。男は燃えるような夕焼けの空に突然両腕を突き上げ、耳を掩うと絶叫し眼下の岩礁に落下してしまったのである。「熱演のあまりバランスを失った」事故と事件は片づけられた。しかし彼の妻は、この忌まわしい十一月二十九日という日が、ここ数年夫を苦しめ続けていた日であったことに気づく。夕焼けと死には密接な関わりが隠されていたのだ。
音もなく迫りくる超常現象の恐怖-「いるはずのないスキー客が写真に」「血の色の首飾りの呪い」「いつまでも出られないトンネル」「ひなびた温泉宿の怪異」など、旅先で遭遇した怪奇体験の数々が、あなたを襲う。
恋愛やSEXのトラブルから死んだ人間が、恐ろしい性霊となって、いま人々を襲う!-自殺したセクハラ社員が無人の倉庫でOLにイタズラし、引っ越したばかりの部屋では鏡の向こうから女が夫婦の夜の生活を覗き込み、旅先でナンパした美女は数カ月前に殺された亡霊だった…。日常生活に忍び込んだ怨霊たちの異常行為を、なまなましく告白した恐怖の体験告白集。
業界トップの座を脅かされ続けてきたキリンビール。しかし佐藤安弘社長の英断のもと、発泡酒「淡麗〈生〉」で大攻勢!名門企業復活を綿密な取材で描く巨大ドキュメント。
新しいタイプの事故が起きている!安全性と利便性を高めるために開発された先鋭的な新型機がもたらした意外な結末。
「見てはならないものを見てしまった…T字路の対向車線から、一台の大型トレーラーが強引に突っ込んで来て、ころんでいるバイクの青年をあっけなく轢いた…その頭を、すぐ目の前でメリッと…」成仏しろよ、そう念じたばっかりに、ソイツはやって来たのだった-著者自ら霊現象に見舞われつつ、取材した怪奇体験の数々。
五月…ニューヨークでは、狂暴な暴力の発作を伴う新麻薬が蔓延していた。われらがヒーロー〈始末屋ジャック〉は、製薬会社の女性研究員から、謎のセルビア人ギャングのボス、ミロシュの調査を依頼される。ミロシュはこの新麻薬に絡んでいるらしい。一方製薬会社重役モネを尾行するジャックは奇妙な人体実験を目撃。荒れ狂う被験者のありさまは、新麻薬の発作と同じものだった!単なる脅迫と思えた事件は、奇怪な様相を見せていく。鬼才F・P・ウィルスンが放つ痛快アクションホラー巨編。
モネは怪しげな“珍奇博覧会”なる見世物小屋にひんぱんに出入りしている。ジャックは、その見世物小屋に潜入した。そこで彼は驚愕すべきものを目撃する。それは、再びみることはないとおもわれた、魔界の使者ラコシの姿だった。かつて壮絶な死闘を繰りひろげ、死滅させたはずのラコシ!新麻薬とラコシを結ぶ見えない糸とは?ジャックは、かつて倒したはずの敵と再びまみえることに…!ついに映画化される傑作『マンハッタンの戦慄』につらなる好評アクションホラーシリーズ最新作。
建物の「耐震強度偽装」問題。阪神・淡路大震災のあと、マンションやビルの耐震性は向上したはずだったが、その安全性は、ふたたび不安視されはじめた。そして、いまだ密かに横行する手抜き工事。どんな建物なら安心か。あなたのマンションは大丈夫か。丈夫な建物を、構造と施工の両面から徹底検証。
音楽が『FF』といえばの植松伸夫じゃないのでびっくり。音楽の出来も完成度も高く、雰囲気や曲調は植松タッチなので違和感はないが、おなじみのメロディが聴こえてこないのはさびしい。主題歌を歌う倖田來未は安室奈美恵にそっくり。さすがエイベックス!?
東宝版“忠臣蔵”より面白いようよ。高岡早紀のおっぱいも大きいし。で、音楽は『サイレントメビウス』の和田薫が担当。予想に反して、意外にも生真面目な純邦楽風現代音楽だ。帯には“琵琶の音色がロックする”とあるが、どちらかといえばプログレに近いかも。