初期から中期にかけての代表曲のみをプレイするツアーの好評を受け、新しいファンのために発売されたベスト。『鋼鉄の処女』から『第七の予言』までの中から選りすぐりの全15曲が並べられ、世界征服を達成するまでの熱き時代が刻み付けられている。
2003年にリリースされた、男性シンガー・ソングライター、クルミンの1stアルバム。70年代のブラジル音楽と、現代のジャズ、ファンク、ヒップホップを融合させた音楽性は、ブラジルのみならず欧米でも賞賛された。
松澤由美と村田あゆみの歌うテーマ曲を筆頭に、ゲームに登場する各キャラクターたちのテーマ曲を収録したサントラ。場面ごとのBGMもさることながら、各登場人物ごとの魅力を音楽で表現しているところに聴きごたえを覚える。音を通しても個性が見えるはず。
韓国東海岸地方に残るシャーマン儀礼祭、江陵・端午祭の中からクッの儀礼を収録。打楽器の強烈な響きと巫女の舞。
2008年4月スタートのフジテレビ系アニメ『図書館戦争』のオリジナル・サウンドトラック。曲を手掛けたのは菅野祐悟。架空の現代日本を舞台にした本編の世界観をさらに盛り上げるサウンドを収めている。
パソコン業界の日々の話題を独断と偏見で切りまくりながら、アナーキーで辛口な語り口に漂う爽快感が人気のエッセイ「アストロビスタのThe Back of Beyond」を一冊にまとめました。
フェリースは義父が新たに造った別荘の様子を見るため、都会を離れて郊外にやってきた。別荘の工事を仕切る建築家サー・レオンは傲慢な人物だというが、私は、一人でここでの夏を存分に楽しみたいだけだ。その夜、不審な男を見つけて追いかけたフェリースは、逆に相手に組み敷かれ、もみ合ううちに思わずキスをかわしてしまう。見ず知らずの人だけれど、こんなすてきなキスは生まれて初めて…。うっとりしたものの、正気に返ってその場を逃げ出した彼女は、翌朝、部屋に現れたサー・レオンを見て思わず息をのんだ。もう二度と会うことはないと思っていた昨夜の男性だわ。
2008年7月に放映された同タイトルのテレビ・スペシャルのサントラ。おなじみのメイン・テーマは、今回は70年代ブラック・ムービーっぽいファンキーな仕上げ。フレンチ・ポップ風なエンディング・テーマの「夜想曲」は、ゲストの原田知世の声にマッチしすぎてコワイくらい。
世の中にはいろんなネットワークビジネスがあって、それはまるで木の種類みたいにいっぱいあって、しっかりと大地に根を張った木も、腐った木もあって、そこにはいろんな花が咲き乱れているけれど、きれいな花も毒をもった花もニセの花もあって、そこに集う人たちも、チョウチョみたいな人もいれば、ゲジゲジみたいな人もたくさんいるの。この本には、その見分け方が書かれています。
奴らの何を知っているんだ、われわれは…。訪米した中国国家主席・胡錦涛の前に飛び出した謎の中国人女性。彼女は北京政府を戦慄させるある告発ファイルの存在を叫んでいた。その頃、新宿・歌舞伎町では内臓器をすべてえぐり出された無惨な死体が発見される。その死体は中国からきた男のものだった。男は謎の文書をメールで転送していた。その文書を追いかけるように殺人が連鎖していく。一方、停滞した日本経済で失った夢を取り戻すために中国市場に挑む男たちがいた。しかし、彼らの前に、中国現代史を揺るがせた大事件の影が立ちふさがる。人も経済も切り離すことのできない運命的なつながりを持つ日中そして米の、過去、現在、未来はどこへ行くのか。日本と中国のあいだに生まれたさまざまな事件の現場に深く鋭く切り込む取材を重ねてきた著者にしか描けない「真実」を暴き出す迫力の政治・経済・犯罪小説。