人類の敵“進化するウィルス”が出現した。生物汚染を巡る日米ソの謀略。
遺伝子操作の秘密情報をめぐる凄絶な抗争を描く、ドキュメンタリー長篇作。
殺人、脅迫、誘拐の中での非情な情報争奪戦を描く、ジンメルの最新サスペンス。
おおいに驚いたあんまさまの話。カトマンズの床屋に行った男の話。オッチン化粧品のセールスマンの話。互いに相手の体に潜りこっするアベックの話…等、現代の千一夜物語というべき摩訶不思議館。
文豪、大金持、スター、映画監督、ダンサー、令嬢、ジゴロ、貴族、ジャーナリスト、コールガール、画家、有名人の息子、新妻、外交官、プロデューサー、離婚した女、ゲイ、モデル、ジャンキー、ショーガール、性豪、美男子、レズビアン、アル中、コメディアン、歯科医、カメラマン、ハスラー、詩人、プレイボーイ、弁護士、セックスシンボル、スノッブとのホキの正しい交遊録。
「ミステリィ」を意図したものを書き始めた。この短篇集も、そうした傾向の作品を集めたもので、人の心の謎の中でも特に興味深いものー愛と、その裏返しである憎悪や嫉妬が主題になっている。ちょっと大げさな言い方をすれば、私のミステリィというものに対する考え方を集約したような本を作りたいと思い、自分ではわりと気に入っていながら、これまで短篇集には収録せずに残しておいた作品を集めたものである。
精神科医弥生原公彦の患者の元に送り届けられた「呪いのビデオ」。その中に予告された、「一九九四年七月二十八日午前十時、淡路島佐野海岸」で、防空頭巾を被った日本人形とともに首を絞められた女の子の死体が見つかった。これは、未曾有の「阪神サイコキラー連続殺人事件」の幕開けに過ぎなかったのだ…。名探偵弥生原が、「犬神信仰」が深く関与したこのおぞましき事件に挑む、本格長篇ミステリーの書き下ろし傑作。大好評シリーズ第七弾。
17歳の少女フレックスを乗せ、深夜の森をいくブルー・トルネード号。その前に突然立ちはだかった赤毛の若者、ヤーコ。彼のもっていた手帳には「指輪物語」に出てくる妖精の暗号が綴られていた。そして語られる、拷問用具“ブラックボックス”の秘密。ほのかに芽生える恋心…ドイツで大人気のエンターテインメント作家がおくる傑作翻訳小説。
モネは怪しげな“珍奇博覧会”なる見世物小屋にひんぱんに出入りしている。ジャックは、その見世物小屋に潜入した。そこで彼は驚愕すべきものを目撃する。それは、再びみることはないとおもわれた、魔界の使者ラコシの姿だった。かつて壮絶な死闘を繰りひろげ、死滅させたはずのラコシ!新麻薬とラコシを結ぶ見えない糸とは?ジャックは、かつて倒したはずの敵と再びまみえることに…!ついに映画化される傑作『マンハッタンの戦慄』につらなる好評アクションホラーシリーズ最新作。