ソニーとBMGが強力タッグを組んだ、時代を越えたラブ・ソング・コンピレーションの第2弾。中島美嘉、浜田省吾、小田和正、福山雅治、MISIA、大滝詠一などのビッグネームが一堂に会した豪華盤だ。
ん? まるで某社の“ミュージック・ファイル”なんて野暮は言わず、素直に喜びたいCD。コレがなくっちゃ始まらない芥川さんのナレーション、丹念に集められた貴重な音源もさることながら、解説の充実度には目をみはる。“必殺”語るにゃ必聴そして必読の1枚。
いたれりつくせりのラテン・ポップでビッグ・スターになったエステファンがじっくりと自らの核にせまろうとした、超生真面目作。故郷キューバへの思いを胸に、本格的にラテンにのぞむ。バックには米国在住の同胞が多数参加。節目となる作品でしょう。
90年から94年のツアーからのセレクションに加え、同時発売のビデオのための新録音、カヴァー曲などで構成された作品。写真集発売も含めて、彼の持続的な活動のマイルストーンのような内容だ。ファンなら初回限定のブックレット付を必ずゲットすべし。
元気娘が多かったおニャン子クラブにおいて、その清楚ないでたちと美少女ぶりで異彩を放っていた会員番号12番。ソロ活動ではそのキャラを生かした胸キュンの歌謡曲で人気を博した。突然の引退にがっかりした人も多い、忘れじの天使がベスト盤で帰ってきたゾ。
伍芳(ウーファン)は上海生まれの中国人。美人。ここでは音域/音量などを改良した、21弦の中国古箏を弾いている。古曲から現代の曲までを取り上げている。ともかく日本の琴(箏)とは奏法などがだいぶ違って、華やかでダイナミックな響きがおもしろい。
アップル設立20周年を記念して彼らのアルバムが一挙再発。このボックスは今回再発される全作品(赤&青盤は除く)が聴けるありがたボックス。これからビートルズをって人は、思いきってこれを。
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73年の萬屋錦之介主演の人気TVシリーズのサントラを61曲を収録。充実した資料を見よ。日本風のメロディとファズ・ギターなどのからむ音作りは緊張感たっぷり。子守唄のヴァリエーションだけでここまで広がりを見せるのも本作ならではの特殊性。
すべて人気声優たちの歌だが、歌に慣れた人、そうでない人がはっきり分かれた。(4)の台詞を聴くとやっぱ“京都編”は良かった。あのパワーを早く取り戻して欲しい。(10)の涼風真世は『回転木馬』で本格的なミュージカル舞台を観せてもらったが、やはり声の伸びが良い。
話題のSFアニメ『ノエイン』のサウンドトラック。大作の名に相応しく、BGMも凝っており聴き応えは十分。音楽はアニメ・サントラ界の大御所・七瀬光が担当している。
尾崎豊の10代最後の幻の音源第2弾で、『真空の中でも嵐は起こる』の続編的作品。レア音源満載の貴重な作品集であり、この作品が本当に最後のオリジナル・アルバムとなる、まさにお宝アイテムだ。
活動を再開し精力的にライヴを行なっている中村あゆみのアルバム。あのハスキー・ヴォイスはまったく衰えをみせず、ロック・スピリッツあふれる歌声を聴かせるが、伊勢正三との共作もありフォークっぽい曲が多いのが今回の特徴。しみじみと聴かせます。