結成から13年目を迎えた男性ヴォーカル・トリオの、フィーチャリング・ゲストを迎えた15トラックを収録したベスト・アルバム。個性的なゲストを迎えながらも、スウィートR&B系コーラスという揺るがない核があることが、グループとしての対場を明確にしている。
加藤ミリヤの2009年第1弾シングルは、それまで“ティーン”の苦悩を描いてきた彼女が、等身大の20歳を歌ったメッセージ・ソング。“ねえ誰か助けて、どうしたらいいの”と、悩みや葛藤を叫んだ作品となっている。
ヴィターリのシャコンヌにおける魂を震わせるような熱き演奏に強く心を打たれる。千住明の編曲した弦楽合奏版を演奏するN響の名手たちに支えられ、切なく歌い上げる千住のソロが水際立つ。銘器デュランティを心ゆくまで歌わせた「四季」も聴きごたえ十分である。
昭和36年、10歳のホームレス生活を経てたどりついた学園で、11歳の著者を待っていたのは…。愛情あふれる先生と、それぞれに事情を抱えた生徒たちとの出会い、将来の夢、友情、勉強する楽しみ、そして、文学への目覚め…。「10歳の放浪記」の著者が描く、再生の物語。児童文学作家・上條さなえ、渾身の自伝第2弾。
最高の音で楽しむために!
3人組ロック・バンド、THE ALFEEのデビュー35周年記念作品。カップリングを含めたすべてのシングル収録曲を年代別に区切って収めるシリーズで、本作には2002〜2008年までの楽曲を取り上げている。
音楽之友社とのタイアップで実現した、ピアノ学習者には朗報の“名曲選”シリーズ。ここでは、初級編としてバイエルからブルグミュラー・レヴェルの楽曲76曲を収録している。楽譜は音楽之友社から同時発売。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
モーニング娘。の9枚目のアルバム。出す曲すべてがキラキラ輝いていた頃のグルーヴ(=求心力)は出せていないが、「グルグルJUMP」や「It's You」などアイドルらしいソロ曲には面白味がある。この期に及んでこれだけの作品をひねり出せる歌謡作家つんくにも頭が下がる。
学びが育てる“未来の芽”。荒れる、キレる、閉じこもる、パニックになる子どもたちとどう向き合うかー。子どもに寄り添う教師からのメッセージ。
不用意な発言をする政治家には「綸言汗の如し」、産地偽装の食品には「牛首を懸けて馬肉を売る」、世界経済は「危うきこと累卵のごとし」、高級ワインで「酒に別腸あり」、美人女優は「解語の花」、ふと気付けば「人生は朝露のごとし」。人の世の喜びも悲しみも、歴史物語であらわす故事熟語。味わい深い298語を1語1ページで紹介。
(1)は強弱の幅広さがきわ立つ豪快な演奏だが、強奏にあっても響きが濁らない心地好さがあり、また、譜面に忠実な構造性も光る。晩年の前衛的な作風が特徴的な(2)(4)、および(3)(5)では、独特の内省的な暝想性が奥深く追求されている。