韓国のチョン・キョンファが初めて録音した小品集として話題となったアルバム。チョンの高度なテクニックと持ち前の情熱的なアプローチに加え、一層の深みとロマン性をたたえた演奏を披露している。
100年以上前に製作されたアンティーク・オルゴールが奏でる楽曲を収めた4枚組アルバム。映画音楽やクラシック、J-POPなどを、神山純一のアレンジによる優雅な音色で堪能できる。
樹なつみ原作によるベストセラー・コミックの、アニメ版のサントラ。ヒロインの花鹿をはじめとするメイン・キャラクターたちのテーマ曲のほか、J-Minが歌う主題歌や豪華ヴォイス・キャストの座談会などを収録する。
爽快な夏を彩る絶好の音楽として愛されるボサ・ノヴァ音楽を集めた2枚組コンピレーション。ユニバーサルが保有するヴァーヴなどの名曲を惜しげもなく詰め込んでおり、半世紀を越えたボッサの瑞々しい魅力に触れることができる。
シンガー・ソングライターのおおはた雄一とFMパーソナリティなどで人気のクリス智子のユニットによる8曲入りミニ・アルバム。ハワイ生まれのクリスと茨城出身のおおはたの、それぞれが持っている空気が太平洋を越えて巧く溶け合い、素敵な世界になった。
アニメ主題歌をオリジナル歌手がカヴァーした企画第2弾。褪せぬどころか原曲を凌駕する勢いの「マジンガーZ」「デビルマン」は、さすが重鎮といった趣。カヴァーとはいえ崩しすぎない忠実なアレンジが嬉しいのも事実で、その意味でも「タッチ」は鑑的作品。「悲しみよこんにちは」の、味わいの増したヴォーカルもいい。
ニンテンドーDS用ゲーム・ソフト『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』のオリジナル・サウンドトラック。大人も子供も楽しめるハロウィン風のファンタジー・ナンバーの数々をこの一枚に集約。ゴージャスなサウンドを体感できる。
榎田ユウリ原作による韓流ファンタジック・ライトノベルを、下野紘、櫻井孝宏らの出演でオーディオドラマ化。古き良き伝説の国・麗虎国を舞台に、人の悪しき心を見抜く力を持つ少年が、王都への旅に出るさまを描く。
圧倒的な歌唱力を誇るヴォーカリスト、布施明の5枚組CDボックス。「シクラメンのかほり」「君は薔薇より美しい」といったシングル曲はもちろん、洋邦のヒット曲のカヴァーも収録している。
フジテレビ開局50周年記念映画のサウンドトラック。CMやゲーム音楽などを幅広く手掛ける作編曲家、菅野祐悟が音楽を担当。イタリアを舞台に描かれる壮大なサスペンス映画を彩る、美しくドラマティックな曲を多数収録している。
昭和の子どもたちにとって“アニソンの女王”といえばこのひと。歌手生活40周年を記念するメモリアル・ボックスの登場だ。近年(2000年代)音源のコンピレーションCD3枚、80年代に発表したオリジナル・アルバムすべてを紙ジャケット仕様で復刻したCD9枚、89年に催された20周年記念リサイタルの模様を収めるDVD1枚、と内容はかなり濃厚なファン向けアイテムの詰め合わせのため昭和の懐かしアニメの主題歌のみを期待する向きには濃すぎるくらいの内容だが、驚くべきは時を超え、アニメ自体の存在感さえ超えて一貫したあの個性的な歌唱である。そしてその声のマジックを自在に用いたオリジナル作品の癒しと高揚感あふれる親密なプライベート・テイスト。“元祖アニソンの女王”の圧倒的でユニークなアーティスト・パワーを感じ取れる。1,000セット限定販売。
NHK教育テレビで放送のアニメ『獣の奏者エリン』のサウンドトラック。音楽は平原綾香の「Jupiter」で日本レコード大賞・編曲賞を受賞した坂本昌之。cossamiが歌うエンディング曲「After the rain」などを収録している。
新生モーツァルト管との一連のライヴ録音では神がかりとすら感じられる達観ぶりで、第2の人生を歩み始めたように生まれ変わったアバド。夭逝の天才ペルゴレージ生誕300年(2010年)を祝うディスク3枚の企画の最初の一枚。現世にいながら天国的。★
親子で一緒に聴いて楽しめるクラシックの楽曲を厳選した“聴かせてあげたい とびきりのクラシック”シリーズのヴァイオリン編。つややかで美しい音色が魅力のヴァイオリンの名演の中から、選りすぐった親しみやすい小品を多数収録している。
60年代のアメリカを席巻したガールズ・グループ、ダイアナ・ロス&シュープリームスのベスト・セレクション。「愛はどこへ行ったの」「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」「恋はあせらず」を含む全24曲を収録。