編者自身が代表として関わる「ちいさな風の会」(子どもを亡くした親の会)の文集に寄せられた1200編以上のエッセイの中から80余編を収録。デス・スタディに長年携わってきた編者による解説を付す。愛する子を失った親の痛切な悲しみ、魂の叫びは読むもののこころを揺さぶらずにはいないだろう。いのちとは何か。なぜ生きるのか。そして悲しみは癒されるのか。日本人のこころの断面を「悲しみ」という視点から浮き彫りにする貴重な証言録。
死別。その悲しみの底から再生した人たち。インタビューをもとに綴る、感動のルポルタージュ。
クラスメートにこっぴどく振られたことがきっかけで超能力に目覚めてしまった王子悟。それ以来、自称喜びのエスパーマンこと金郷地小五郎から、エスパー戦隊に入れとしつこく迫られるは、突如として世界征服を狙う悪の組織が現れるはで、平平凡々だった悟の日常は一変。「哀しみのエスパーマンは哀しみによって力を発揮する。さあ哀しめ」。「いーやーでーすー」。とかなんとかいいながら、金郷地にのせられてエスパー戦隊として働く悟に明るい未来はやってくるのか!?秋田禎信がゆる〜く贈る問題作!ついに登場。
遠くシベリアの地から白鳥が飛来する初冬、信州松本に近い「白鳥の湖」の畔で、一人の写真家が首を折られた一羽の白鳥とともに死んでいた。その一ヵ月後、男の友人のカメラマンが、東京の自宅で血みどろの死体となって発見された。二つの事件に関連はあるのか?はじめは病死として処理されていた写真家の死に疑問を持った十津川警部は、直ちに松本に飛んで、事件の真相を探る。
ドラマ『戦神〜MARS〜』待望の日本版サントラ。ヴィック・チョウやバービィー・スーのデュエット曲など、ドラマ出演者のオリジナル楽曲を収録した、ファン必携のアルバム。仙台ロケの模様を収録したDVD付き。
おニャン子クラブのメンバーで最初にソロ・デビューした河合その子の2枚組ベスト・アルバム。シングルのAB面全曲はもちろん、初CD化曲や貴重なライヴ音源なども収録した究極のアイテム。
なんとCD8枚で、200曲も入れてしまったベスト盤。有名なクラシックの曲はおおむね収録している。テレビ、映画で使用された楽曲も満載で、多くの人に楽しめる内容。演奏者も一流を揃えた、納得のBOX。
NHK教育『ドレミノテレビ』の歌のお姉さん“ううあ”としても大活躍中、UAの初のベスト・アルバム。シングル・コレクションのディスク1、ファンの人気曲などを集めたディスク2の2枚組。
映像における音楽の位置はきわめて高く、アルバムの最初に収録されている「新たなる宇宙へ……」は、サウンドイメージとして最優先で作曲されたとか……。なお『機動戦士ガンダム』でデビューした森口博子がOP、EDテーマを担当。
アナログでしか発売されていなかった『超時空要塞マクロス』全アルバムからの楽曲と、未発表BGM等を収めたアニメ・ファン待望の復刻版。当時のDJ、企画ドラマなどカットされてはいるものの、飯島“ミンメイ”真理のまだ初々しい歌声が聴けるのが嬉しい。
コッキーポップの重鎮、78年作品の廉価再発。パンクが台頭するこの時期には、彼らのような叙情派フォークにとっては厳しい時代となったため、強引にリズミックなアレンジがなされている曲もあるのが17年後の視点から見るとわかる。買い直し派向け。
バーブラ・ストライサンドの約40年に及ぶ活動の中でも、特に重要な楽曲を厳選し2枚に収めた究極のベスト盤。「追憶」「スター誕生の愛のテーマ」など、不滅の名曲に浸ることができる。
セルフ・カヴァーによるバラード・コレクション待望の第4弾が登場。20代、30代、10代に続いては、重いけど優しく穏やかな大人のバラード集。“浜省バラード”の新たな真髄を堪能できる。
ファースト・アルバム。椎名林檎やCharaを思わせる、コケティッシュで小悪魔的な声が印象的な人だが、型にはまらない自由奔放さやソウルフルなフィーリングが魅力だろう。ファンクやジャズなど大胆なアプローチのサウンドも、彼女の個性的な歌声とよく合っている。
「結婚するって本当ですか」などのヒットにより、息の長い人気デュオとして活動を続けるダ・カーポの30周年記念アルバム。ヒット曲、人気曲が満載の内容は、ふたりの魅力再確認に最適だ。
2005年に30周年を迎える日本アニメーション。それを記念した音楽アルバム・シリーズの第3弾は、世界名作劇場屈指の名作『小公女セーラ』。下成佐登子が歌う主題歌をはじめ、樋口康雄によるBGMを堪能できる。
以前話題をよんだバラードをデュオとソロで前後に配し、濃密に迸るウタを様式を超えて全編横溢させる天満ならではの名曲集。深々としたたゆたいから、瞬時響きを荒げてカッと情が走るその音の姿を、デジタル世代のフトコロは受けきれるか。ヴィターリが圧巻。