いま初めて明らかにされる歴代リーダーの決断、「世界のソニー」をめざす苦闘、そして知られざる内幕!日米双方の多くの関係者を取材、ソニー発展の原動力と日本の国際化を探った力作ノンフィクション。
みずみずしい自分を取り戻す「こころの手帖」。日々の思いを書き込めるノート付。
本書は“Beyond Grief:A Guide for Recovering from the Death of a Loved One”を訳したものである。著者のキャロル・シュトーダッシャーは、自らも早くに両親を亡くした「残された子ども」であり、現在は、悲嘆専門のカウンセラーとして悲嘆に苦しむ人びとをケアする立場にいる。この本は、著者が自分の経験をもとに、家族を失って悲嘆にくれている人たちの助けになるようにと、知識とアイデアを尽くして書いたものである。
親友に愛するひとを奪われた若き楽師。その深い悲しみを癒したものは。
井深、盛田、大賀、出井と続く歴代リーダーの、社運をかけた決断の裏には何があったのか。コロンビア映画の買収、米国ソニー会長M・シュルホフの解任、出井社長の誕生…華麗なる“正史”には書かれなかった新事実を満載して、「世界のソニー」に至る苦闘の道のりを、徹底した証言によって描き出したビジネスマン必読の傑作。
人が体験する打ちのめされるような喪失感(悲しみ)は、共感的な聴き手に話す(言葉を与える)ことによって癒やされ、人生のなかに主体的に位置づけることができる。また、喪失をその後の人生の糧にもできる。本書は、悲しみを表現することの治療的な価値を、文学や体験記など、さまざまな引用と心理学の学説をもとに具体的に論じている。
ワルシャワ・ワジェンキ公園に昂然と建つショパンの像。二十歳で出国し、二度と故国の土を踏むことのなかったショパン。しかし彼の魂は決してポーランドの地を離れることができなかった。そんなショパンの姿を著者は克明に追った。