殺人罪で服役8年、独身、16歳不登校の息子あり。職業:弁護士事務所の美脚調査員風町サエ32歳。ついでに命じられた殺人事件の調査。歪んだ愛の発端は34年前に遡るー口は悪いが情に厚い。著者渾身の長編ハードボイルド。
心霊現象は、学校にもどこにも教えてくれる場所がありません。怖がり過ぎず否定せず、家庭の医学書のように、家庭の心霊書として、淡々と冷静に正しく学んで欲しいのです。知識を以て、悪徳霊感商法に騙される事実を撲滅する為の、一家に一冊の永久保存版。
「国民の生活の安定と生活文化の向上」を目的とする生協が、被災地・宮城にもある。みやぎ生協は、メンバー(組合員)・職員の共助だけでなく、全国の仲間からの支援、そして「食のみやぎ復興ネットワーク」など県内の新たな協力網をつくって、復興を進めている。互いの助け合いという協同組合の原点に立つドラマは、被災地のみならず全国の地域や暮らしづくりに大切なヒントを与えている。
死別、離婚、失業、大病、介護、人間関係…どんなことがあっても生き抜ける“道しるべ”をあなたに。人はどんな悲しみの中からもほのかな希望の芽を見つけ出せるーそんな力を得ることができる一冊です。
「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は、僕に無邪気な笑顔をむけてきた。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながらー残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾。
ばら園を経営するアイビーは、画家である母の個展会場で、一人の男性に目が釘づけになった。ジョーダン・パウエルー大富豪で最も価値ある独身と言われる男。優雅な物腰とセクシーな体にはうっとりとなるけれど、つき合う女性に飽きるたびに私の農園に別れの花束を注文し、その数が尋常でないことは私だけが知っている。だが嫌悪の気持ちを抱きながらも、抗うことなどできず、アイビーは気がつくと彼と情熱の夜をともにしていた。翌朝、連絡先も告げずにベッドを抜け出したことが思いがけぬ事態を招くとは想像もせずに。セクシーで起伏に富んだストーリーで大人気の作家が描く、一夜の情事から始まる運命の恋。
肉親を失い悲しみにくれる人の心身の経過をたどったうえで、有効な寄り添い方、とくに子供への接し方を説く。何を言葉にし、何をしたらよいかが、きわめて具体的に示される。さらに、悲しみを悪化させる要因やトラウマ化するケース、医療や専門家の介入のあり方などについて解説。
「結婚一周年だよ、ミセス・パレンティ」夫サウルのささやきに、ジゼルの胸は幸福感で満たされた。孤独を乗り越え、やっとつかんだ永遠の約束。だが、愛を確かめ合った直後、衝撃の一報がもたらされた。サウルのいとこであるアレジオ国の大公アルドが暗殺事件に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ったという。急いで駆けつけたサウルに跡を継ぐよう頼み、アルドは息を引き取る。子供は作らない。それがサウルとジゼルの婚前の取り決めだった。だが大公の座に就けば、世継ぎをもうけざるをえない。喪失感ととまどいの中で、夫婦の果てしない葛藤が始まった。