言葉が8ビートにのる躍動感。新たな文化から伝わる高揚感。日本語のポップス=J-POP。1960年代、世界を席巻していたアメリカン・ポップスをリアルタイムで日本語化し、大ヒットさせた訳詞家=漣健児。その正体であるミュージック・ビジネスマン=草野昌一。すべてはこの男から始まった。生誕90年を記念して、彼が生み出した「カヴァー・ポップス」を集大成。
フランス留学中の親友ジャック・ルクリュは、夫人と別居して戦争と革命の中国に、北京大学教授として赴任。革命と戦争の世紀に翻弄された夫婦それぞれの思いと、西洋の夫婦の関係を交遊記録として描く。ジャックは中国作家巴金と共通の友であった。参考作品「失恋者の手紙」他、自伝エッセイを併収。
朝比奈としては8、9番に次ぐマーラー第3作、そして「大地の歌」としては日本人初の録音。この曲を歌える日本人歌手の出現を待って実現したもので、長年温めてきた作品への愛情がストレートに伝わってくる。
男性アーティストによる邦楽の名曲を、女性アーティストがカヴァーする。そんな楽曲を集めたユニークなコンピレーション。中森明菜による尾崎豊や、夏川りみによる森山直太朗など相性抜群の曲もあれば、和田アキ子によるMr.Childrenのカヴァーのような、意外な組み合わせもあって楽しめる。
藤井フミヤ、小田和正のツアーメンバー、
デュエットソングの定番である『渋谷で 5 時』(鈴木雅之&菊地桃子)等で著名な
ベーシスト・アレンジャー・プロデューサー“有賀啓雄”さんが 2023年2月、58歳の若さで逝去されました。
彼が、シンガーソングライターとして FUN HOUSE 在籍時代にリリースしたアルバム 3枚を追悼盤としてリリース。
前作『HIGH NUMBERS』リリース以降、ヨーロッパ、アメリカとツアーを重ねてきた彼らの、2年ぶり11枚目のアルバム。いつもながら陽気で楽しい世界を、タイトな演奏で繰り広げている。80年代初頭に起こったスカ・ブームを今に繋げる伝統芸。