昭和14年〜40年までの岡晴夫の軌跡を集大成している。戦中の戦意高揚の歌謡軍歌から戦後の「憧れのハワイ航路」へと続くオカッパルのちょいと鼻に抜ける歌声には、ある種の暢気さを感じてしまう。ハワイアンを戦中は南海音楽と呼んだらしいが、マドロスものに流れる南方指向、南海への冒険ダン吉風のあこがれが読みとれる。この無邪気な歌声こそが歌謡+軍歌に必要なものだな!
中間管理職が組織で活きるための12の具体的方法を説く。
年間2000万もの哺乳動物が、動物実験の犠牲になっています。しかし、動物実験で〈有効・安全〉とされながら、薬害や環境汚染を引き起こし、人に大きな悲劇をもたらした例は、数知れません。また、医学の場における無意味で残酷な動物実験は、動物を苦しめるばかりか、人間社会にも多くの弊害をもたらしています。
ニューギニアでの戦争体験を通して「人間の本質」「戦争の実態」を問う。
住銀“磯田王国”はなぜ崩壊したのか。汚れ役に徹した“住銀商事”イトマンの悲劇とは。地下人脈の貯金箱に成り下がった巨大金融機関の実名。自殺したイトマン専務は重大な「メモ」を残している。なぜ住銀は浮利を追い続けなくてはならなかったのか。
部下が思わずついていきたくなる、“新しい上司像”とは?現代のビジネスリーダーに欠けているものは、何か?
流行の農業批判論に対する著者の舌鋒は鋭く、きびしく、快刀乱麻を断つ思いである。中心は無責任なジャーナリズム駁論だが、国の農政や団体や農民自身に対する「苦い良薬」の苦言もある。それだけではない。処方箋としての、肥育素牛の大量輸入論や、日本列島を縦割にする大規模米作集団の形成といった積極的提案、構想といったものもある。