大企業優遇の経済政策、生活保護費など社会保障費の削減、社会全体に浸透する「人の価値は稼ぎで決まる」という価値観…国による「弱者切り捨て」が進み、人々もそれを受け入れつつある日本社会。この流れは、日本だけでなく、グローバリズムに席巻された世界全体の潮流でもある。私たちは人類が苦闘の末に獲得した「自由と公正を柱とする福祉国家」のモデルを、このまま手放してしまうのか?古今の思想・宗教に弱者救済の根拠を探り、市場経済と多数決を乗り越える新しい倫理を模索する、渾身の論考。
知っていますか?年間十万頭以上の犬や猫が、人間の身勝手な理由で、殺処分されていることを。知っていますか?処分された犬や猫の骨は、「ゴミ」として扱われ、捨てられているということを。これは、そんな不幸な動物を救いたいと願い、立ち上がった女子高生たちの、真実のお話です。
社会がどう変わろうとも闇金業者はなくならない。年利2000%の金利で借りた客が返せないとどうなるか。男なら海岸に埋められてスイカ割りの恐怖に慄き、マグロ漁船行きや腎臓売買へ。主婦は公園でマワされたり、風俗へ堕とされたり、AV女優へ。ウソのようなホントの話を元闇金業者がリアルに語る、仁義なき闇金裏物語。闇の世界に蠢く金融業者の恐るべき実態を描くピカレスク・ノンフィクション。
バブル崩壊で中国のマネーが蒸発。混乱は政治、社会、軍事へと波及し、中国は大動乱の時代を迎える!中国で起こる大破局と激変する世界を完全予測!
「断捨離」のやましたさんが愛してやまない厳選33品。捨てて、捨てて…最後に残った本当に大切なモノとは。初公開!書き下ろしエッセイ&撮り下ろしカラー写真。
欲しい物が、当たり前にすぐ手に入るー、そんな「豊かさ」の代償とは?私たちの「底なしの欲望」を取り込んで繁栄してきた社会経済システム。しかし、自己の欲求を満たすことを何よりも優先する社会には、もはや破滅への道しか残されていない!圧巻の取材力で、「知られざる現実」を解き明かす問題作。
東京都民1年分の食料を捨てる国。どうする?食品ロス大国ニッポン!
コロナ禍で一段と東京一極集中の是正が叫ばれているが、事はそう単純ではないと井上氏。私たちの東京への思いは複雑で、歴史的に捉える必要がある。そう、京都から東京に天皇が移り住んだ時代まで遡って。『京都ぎらい』の井上氏に対するのは、二都を往復する気鋭の建築家・青木氏。二度の東京五輪と大阪万博など、古今東西の都市開発のレガシーについて論じ合う。話題はGHQ、ナチスから黒川紀章、ゴジラ、寅さんまで縦横無尽。
王家の血を引きながらも、幼くして魔物が棲む森に捨てられた双子ーアーサーとモニカ。高い潜在能力のおかげで厳しい環境を生き延びた二人は、やがて森を出て街で生活することを決意する。彼らは汚い身なりを不審がられるものの、周囲の助けもあって、徐々に街での暮らしに馴染んでいった。そんな二人はある薬師に弟子入りし、ついに店を任されるまでになる。ところが、モニカが回復魔法で強力なポーションを作ったことで事態は急変。回復の力を独占する悪しき組織に狙われてしまう!?
会社は常に「ムダ」を生み出し続けるもの。ムダを捨てる・最小限に抑えるコツが満載。
我が家の猫「粒」は、普通の雑種の猫です。特別なのは、母親が犬だということ。粒と出会った時、まだ目が開いていませんでした。重さはたったの83グラム。本当に赤ちゃん!な子猫でした。粒は本来母猫から教わるべきことを知らないまま育ちました。ちゃんと本能に従って「猫」として育つのか?「犬」として育つのか?それがとても興味深く、記録を残そうと始めたのが粒のブログ=「ツブログ」です。
リクルートを皮切りに、現在はプルデンシャル生命保険のエグゼクティブ・ライフプランナーとして活躍する「営業人生25年」の著者。“売るのが難しい高額商品”を扱う生保業界で、世界のトップクラスに13年連続で位置するプロが、失敗談や後悔話を率直かつ赤裸々に綴り、試練をバネに人間力を高めた「プロの仕事術」について語り尽くす。若手・中堅ビジネスマンのココロとアタマに響く書。