異世界から帰還した救世準の風間シンジ。彼は法で裁けない巨悪を破滅に追い込む“パンドラ”として、注目を集めるヒーローとなった。日本を代表する大企業の社長・前森亮介や大手新聞社に勤める敏腕記者の関裕子など多くの協力者も彼のもとに集う。そんななか、A国の王族が秘密裏にシンジを訪れる。A国の大型開発事業を巡るB国の無法横暴を止めて欲しいと乞われたシンジは、新たに身につけたスキルを使って、大国相手の危険な戦いに身を投じるが…。
「もったいない」は戦時用語だった?ごみ処理の歩みから、日本の知られざる一面がみえてくる。開国から敗戦に至る近代史を、歴史の裏通りから読み解く。
風間シンジは異世界に召喚され、女神の頼みで世界を救ったが、その世界はシンジを利用するだけして虐げていた。彼は最低限の責務を果たし、現実世界へと帰還する。そして、身につけたチートスキルと築き上げた資産を使い、自由気ままに生きていこうとするが…。腐敗した権力者たちの横暴を、世間の不条理を、シンジは見逃せなかった。悪事を正すため、独り動き出すのだがー
大企業優遇の経済政策、生活保護費など社会保障費の削減、社会全体に浸透する「人の価値は稼ぎで決まる」という価値観…国による「弱者切り捨て」が進み、人々もそれを受け入れつつある日本社会。この流れは、日本だけでなく、グローバリズムに席巻された世界全体の潮流でもある。私たちは人類が苦闘の末に獲得した「自由と公正を柱とする福祉国家」のモデルを、このまま手放してしまうのか?古今の思想・宗教に弱者救済の根拠を探り、市場経済と多数決を乗り越える新しい倫理を模索する、渾身の論考。
現在約一・三億人の日本の人口は、二〇四〇年代に一億人を割るとされる。そしてその時日本は、六五歳以上の高齢者が四割を占める、超高齢国となるー。「少子化対策」が叫ばれながら、なぜ日本の出生率は下がり続けるのだろうか?そのカギは、バブル崩壊後の景気後退と雇用の劣化に翻弄された就職氷河期世代、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアの未婚化にあった。若者の生活を犠牲にした社会は、その未来を自ら危機にさらしたのだ。一貫して少子化、子育てを研究してきた著者による「少子化対策失敗の歴史」と渾身の対抗策。自身が団塊ジュニア世代である常見陽平氏との対談を収録。
特選!懐メロ特集付。カラオケ練習に最適!イントロ・オブリガード付の完全コードメロディー譜。
社会になじめなかった若者たちが集う北海道のある農場。そこは自分に合った仕事を自分のペースでできる不思議な職場だった。なぜそこで人々は自分を取り戻していくのか?その秘密に迫る感動のドキュメント。
SDGsを学ぼう!捨てたらゴミ。食べればごちそう。未利用魚を使って漁師さんを救った感動ノンフィクション。
警戒区域内のもうひとつのフクシマ。3・11から1年、飢えと渇きの中で助けをまつ動物たちーその忘れ去られ、報道されない命を写真とルポで描く、小さな命をつなぐ魂のドキュメント。
売れるツボを押さえながら人を幸せにするノウハウ集!!
最初で最後の決定版伝記。いま明かされる、カリスマのすべて。
まだ十分安全に食べられるのに、ラベルの印字ミスや規格に合わないなどの理由で生まれる大量の「食品ロス」。その一方で、たくさんの困窮する人々や食べられない子どもたちがいる。両者をつなぎ、「もったいない」を「ありがとう」に変える、フードバンクという挑戦が日本各地で徐々に広まりつつある。携わる人々の思いと活動の実際、これからの課題をわかりやすく示す。
王国中にその名を轟かせるSランクパーティ『銀狼の牙』。そこで荷物持ちをしていたクロードは、器用貧乏で役立たずなジョブ「万能者」であることを理由に追放されてしまう。絶望のどん底に落ちたクロードだが、ひょんなことがきっかけで「万能者」が進化。強大な力を獲得し、冒険者としてやり直そう…と思っていたら、仲間にした狼が五つ子を生んだり、レベルアップを告げる声が意思を得たり…冒険の旅路ははちゃめちゃなことばかり!?それでも、クロードは仲間達と楽しく自由に成り上がっていく!