客から愛される営業マンは決して「できる営業マン」ではない。なぜなら、大部分の客の本音は、常に自分よりも少し劣った愛すべき「営業マン」を望んでいるからだ。客に好かれ客を動かすためには、相手よりも下手にでる「劣位アクション」が何よりも大切。本書はこれまで書かれなかった、売れる営業マンのアクションと行動の特性を「人の動き」という観点から分析している。
成果主義、ボトムアップ、ソリューション営業、顧客満足…全部、試してみたけれど会社はちっとも変わらない!嘘と矛盾、曖昧と無責任、精神論にエセ人情。日本組織のマネジメントにはびこるガンに、気鋭の中国人起業家がメスを入れます。
どうせ英語を学ぶのなら、より洗練された表現を身につけませんか?ある意味を表すのに、ストレートな表現とウィットに富んだ表現があるのは、日本語も英語も同じです。本書では、日常会話で使える、ひとひねり加えた表現ばかりを紹介します。しかも、誰でも知っている簡単な英単語を使ったものばかり。ネイティブも思わず「うまい!」と手を叩く、シャレた英語を覚えられる本。文庫書き下ろし。
第一地球での戦いを終え、故郷・第二地球で束の間の休息を過ごしていたボビー。地球の未来を変えずにすんだものの、セイント・デインの思惑にはめられた憤りは大きい。そんななかトラベラー仲間のアジャからメッセージを受け、ボビーはヴィーロックスへと旅立つ。いっぽう第一地球で戦いを共にしたガンニィは、セイント・デインのあとを追ってイーロングへ向かった。ヴィーロックスの危機ー。それは人間たちが現実を捨て始め、巨大な黒いピラミッドの中で繰り広げられるファンタジィ・ワールドの虜になったことだった。セイント・デインの企みを探るため、自ら夢の世界へと足を踏み入れたボビー。そこには予想をはるかに超える、恐ろしい危機が待っていた!!一方、第二地球のマークとコートニィも、親友の力になりたい一心でアコリーテへの道を探り始める。だがふたりの前に、本物のセイント・デインが現れて…!?大波乱の第4巻。
ひなびた詩情の漂う「オーヴェルニュの歌」である。ダヴラツの素朴な歌唱からは作為的な表情など一切感じられない。無垢で清澄な声から滲み出る牧歌的な味わいはえも言われぬ美しさだ。至高の名演に対訳を添えて廉価で発売した企画の慧眼に敬意を表したい。★
舞台姿の愛らしい歌姫バルトリの新録音はベルカント派のサロン歌曲集。低音から高音まで十分にコントロールされた美声を駆使した完璧な歌唱技術は驚異的といって良い。歌詞の端々、音符の隅々にまで血を通わせた歌の説得力は比類なく、まさに絶品である。★
フランス民謡を採取して作られたカントルーブの「オーヴェルニュの歌」は、親しみやすく魅力的な作品が多い。それらを天使の歌声のようにチャーミングなアップショウの歌で聴く。
まるでおとぎ話を聞いているような暖かくほのぼのとした雰囲気に満ちた“オーヴェルニュの歌”。アップショウの歌は表情豊かでヴィヴィット。明るく軽やかに広がるオケの伴奏を背景に、夢のような音の絵画を描いていく。爽やかな緑の草原が目に浮かぶ。
マージェリィ・ウィリアムズ作『ビロードうさぎ』を小川範子が朗読し、アニメなどの劇中音楽の作者として活躍している梶浦由記の音楽が流れていくファンタジー・サウンド&リーディングCD。幼児に聴かせるというより、小学生向けの物語りになっている。