本書は、老荘関係書物の中のいわゆる「口義本」が日本に根付く経緯を詳細に跡づけた。
274大学&52大学院のパーフェクトガイド。編入学を行っている看護系大学、社会人入試を実施している心理系大学、看護系大学院の特別選抜試験情報など。合格情報満載。
本書では、今日の子どもの危機をどう見るのか、なぜ「受容」や「共感」が必要なのか、どのような教育や子育てがいま求められているか、そして著者自身苦しみながら紡ぎ出してきた、希望と呼べるかすかな取り組みとその手応えについて語っています。子どもたちの生きることへの喜びを生み出し、子育てや教育の危機と困難を切り開くための、その一つの手がかりとして。
いじめ、学級崩壊、反抗、無気力等の指導事例と児童生徒の目に映った教師像から子どもとのかかわり方を示す。
クイズで確認。冠詞、前置詞、時制、動詞・助動詞の用法…。日本人がかかえる英文法の弱点を、「あせらず」「ゆっくり」楽しく学べる本。
本書は、平家物語の作品としての成立の時点から、様々に本文が形成されていく過程までを視野に収める。
本書は、モデルの展開に焦点をおきながら、わが国の食料需要に対する実証分析を行ったものであり、需要システム(以下、需要体系)のモデルの発展に対するささやかな貢献とならんとする試みである。本書がカバーするのは、需要体系という分析モデルの一群であり、それらのなかでも実証研究への適用が特に盛んな微分需要体系を主として扱う。
近年、民生(家庭、業務)・運輸部門のエネルギー消費は増加の一途をたどり、わが国におけるエネルギー消費の半分以上を占めるにいたっている。「エネルギー需給最適マネジメント検討委員会(次世代DSM検討委員会)」では、エネルギー需要を社会的に望ましい形態へと変化させるために、デマンド・サイド・マネジメント(DSM)に着目し、コスト意識を通じて省エネルギーや負荷平準化を図るための手段を「次世代DSM」と位置づけ、包括的な検討を行ってきた。本書は、2000年3月から7月にかけて6回にわたって開催された同委員会の報告書、および参加企業・団体、自治体のプレゼンテーション資料と関連報告書の概要をとりまとめたものである。新時代の省エネルギーの可能性を提示する1冊。
今、消費者が求めているのは最大公約数的なマス対応ではなく、一人ひとりが満足できるパーソナルな対応である。メーカーや流通業には、それぞれの顧客と良い関係を強めながら、ライフスタイルや購買実績にあった商品やサービスを提供することが要求されているわけだ。その顧客起点のマネジメントを実現するものがケータイCRMである。
王朝文学のなかでも名高い『伊勢物語』芥川の段。江戸時代、この物語はどのように読まれ、生まれ変わったのだろうか。機知あふれる享受と創造の様相を、さまざまな文芸ジャンルにさぐる。
医療費の自己負担率がどこまで上がると、軽い症状程度では病院に行くのをやめるのか。幼児と成年と老人では、対処法にちがいは出るのか。予防努力はどのようなときに意識されるかー。年々増え続ける医療費を誰がどう負担していくかを、ミクロデータを駆使して「患者の需要」の視点から実証分析し、今後の医療サービスのあり方に大きな示唆を与える意欲的研究。
本書は、中国文学(文物)との『万葉集』の関係、つまり『万葉集』への影響源としての中国文学(文物)という視点と方法を考察し、万葉集歌を益々深く理解しようとするものである。