今いる場所から遠く離れてしまいたい-そんなときは、ちょっと道を踏み外してみる。道草は、小さな逃亡だ。川べりの空き地。青空に浮かぶ電線。夕暮れの町工場。取り壊されたビルの跡…。謎のおじさん道草風太郎に誘われて、ふらり、はぐれてみよう。迷い道の風景は、いつだって切なくあたたかい。心の隠れ家を、そっとくすぐる大人の絵本。
旅から帰り椅子に沈んでブルッヘを思うと、鉛筆には路上の歌が次から次へと蘇り、机上には雲が湧き、塔がそびえ、懐かしい路地が幾筋も刻まれて、遠い口笛さえも聞こえた。望月通陽画文集。
歩こう、見よう!飛鳥の散歩コースと散歩事典。古代史の舞台となった“飛鳥”。ロマンあふれる飛鳥の地には何か新しい発見がある。
聖徳太子にちなむ史跡・文化財あふれる斑鳩散策。古代からの息吹を感じつつ…。歩こう、見よう!斑鳩の散歩コースと散歩事典。
かぜで寝ていると、友だちが雪だるまを作ってお見舞いにきてくれるおはなし、海水浴にきたりすの子が、海の水をおみやげに持って帰ろうとするおはなしなど、さらさらやさしいおはなしがいっぱい。
障害をもったノエルちゃんと、母るりこさんのノンフィクション絵本。どんなに弱くても美しくなれる、そのことに気づくと強くなれる。
新時代の幸福を往くためにー混迷の時代ーこれからどう生きるか、そして過去の人生は正しかったのか?稀代の歴史作家が、豊かな生き方を史実を通して示してくれる数十景!未来を予見、最新エッセイ集。
運動を続ければ、老化を防ぎ、健康で長生きできる。日米の老化研究所がまとめた運動プログラムをイラストとともに紹介。歩行テストで体力水準や健康状態までわかる。「転倒」、「寝たきり」にならないためには、どうすればいいのか?-その答えはここにある。健康長寿へ向けた画期的な運動の手引書。
歩こう、見よう!近江路の散歩コースと散歩事典。天智・大友の都、幕末の大老、湖北の観音、近江商人の道、日本陽明学の祖、信楽の狸…琵琶湖を道づれに。
元記者が全国のあらゆる地名の“その由来や特徴、いまの街並み”を丁寧に解説した「地名さんぽ」シリーズの完結編。二度目の列島縦断である本編は、大都市のみならず小さな村に至るひとつひとつを丹念に訪ね歩き、1000強の地名を収録。受験対策から地名辞典、旅行の友まで用途広範な家族のための一冊。
本書には電車の形式の説明は勿論、その電車が走り始めた頃の環境や時代背景が描かれ、若い君たちの知らないことが多い。それに還暦過ぎのオジさんの文章だからなかなか味がある。学校を出てテレビ局に勤め、映画監督になった著者の表現力はさすが。
ご飯にみそ汁、焼き魚。そろそろ普通の食事をしませんか。カフェ、大衆食堂、洋食屋…都内60軒の定食屋がこの中に。
ルノワール、ドガ、モネ、そしてミレー…。印象派の画家たちがこよなく愛したパリ近郊の小さな町や村をめぐる、魅力的な旅を提案する書。モンマルトルやモンパルナスなど、印象派の画家たちが暮らしたパリ市内とパリの美術館も新たに紹介。
江戸はこんなに生きている!東京からTokyoへ激しく相貌を変えても、この町の根っこはいつだって江戸にある。日々地下鉄に揺られタクシーに沈む現代の東京生活者に贈る、江戸三百年への熱くやさしいオマージュ。