文芸の海に俳句を投じ、その魅力を専門俳人よりも明晰に語る、俳句の時代にふさわしい一書。小説家による俳句論・俳人論、それがおのずから俳句史になっている。
ウォーキング・ブームに乗って、両国や深川など、夫婦や仲間で「江戸情緒」が残る地を訪ね歩く人が増えている。しかし、既存のガイドブックでは、1日ではとても踏破できないコースが紹介されていたりする。そこで本書は、都内各所を歴訪してきた「江戸を歩く会」のメンバーが、半日で江戸情緒を満喫できるコースを厳選して紹介。地図や写真が満載の、便利なポケットガイドブック。
ロマンと江戸情緒と美味づくし…平岩弓枝「御宿かわせみ」の世界を写真200枚と文章で再現。下町&文学散歩に必携の一冊。
パリ好きの人のための虫眼鏡的街案内。水を吐く装置、馬車の車輪除け、置き去りの料理ストーブ、セーターを脱ぐ木、教会の怪獣、ビルの谷間から覗くエッフェル塔…魅力的な“パリの部品”が満載。
あつくてあつくてねむれないよる、ネコのミケランジェロをおいかけてぼくはやねのうえにでた。
昭和30年代の23区解説。各区の懐かしい風景を現在の写真と比較、10年史、トピックスなど。昭和31年の23区地図を完全復刻!オリンピックによる大改造前の23区地図とガイド付き現代地図を左右の頁で対照。
センター試験過去10年分のデータを独自の分析で抽出した、1572語を収録。
雨の中をかえるさんやあひるさんの親子がお散歩。雨があがったら、くまくんもお母さんとお手てつないで楽しいお散歩です。
一年間に茶席で実際に使用された茶花450余種の茶花名と和名を対比し、漢字表記と名前の由来を明記した一覧表を掲載。併せて著者の経験から会得した私流茶花栽培術も伝授。
京都・三条大橋のたもとに、御所に向かって遙拝する銅像がある。それまで忘れ去られていた天皇を「発見」し、勤王志士のさきがけとなった高山彦九郎である。彼が扉を開いた幕末は、開国の混乱、大津波、尊攘派と幕府との攻防、大政奉還を経て新時代へと突き進む。本書は、いまも関西に残る幕末維新の史跡を訪ねる「足で読む歴史」である。ウォーキング、出張、修学旅行のお供にも。巻末に『戊辰戦記絵巻』前篇を付す。
93年に発売された『スター・ボックス』の通常盤。アート・ガーファンクル自身の選曲によるベスト・アルバムで、もともとは91年にイギリスでリリースされた。熱心なファンにはもちろん物足りないだろうが、20曲も入っているので入門用としては申し分ない。
ストリングスを配したボサ・ノヴァ・ジャズ・ピアノ集。「おいしい水」他ボサ・ノヴァの名曲と木住野のオリジナル曲が、彼女特有のエレガントで透き通ったタッチにより紡がれていく。叙情性だけではなく、時には力強く、ジャズの醍醐味を十分に味わえる。